12月13日土曜日。阪急を西京極で撮影し、冬枯れの叡山電鉄へと足を運びました。いつもは紅葉の時期に足を運びますが、ちょっと人込みを避けて今回はシーズンオフの叡電を見ることにしました。阪急で道草を食い過ぎた感がありますが、運よく10時15分のきららに乗ることができました。シーズンオフとは言え、車内は席が埋まっており、立ち客も出るほどの賑わいでした。とはいえ、行楽客は少なめで、一乗寺などで降りて行く人が多く、宝ヶ池を出る頃には席もちらほら空くようになりました。冬枯れとはいえ、まだ多少は葉は残っており、完全に木だらけというのは二ノ瀬のもみじのトンネルぐらいでした。もみじのトンネルはご覧のようにまさに冬枯れ状態でした。これはこれでなんか別の景色を見ているようで面白いものがあります。春が来るまでこの状態が続くかと思えば、冬は長いですね。紅葉のシーズンでは大量の下車がある貴船口での下車は少なく、逆に鞍馬まで乗り通す人は結構いました。
寺院風の感じがする鞍馬駅の駅舎。中は瀟洒な感じにリニューアルされており、ギャラリー風の印象があります。
鞍馬駅前に鎮座するデナ21の運転台だが・・・有頂天家族とかいうアニメとタイアップしていて、その絵がデナに・・・ちょっと落書きみたいで残念ですね。ヘッドマークだけに留めて欲しかったものです。なんでもかんでもアニメを描くのはちょっと・・・せめて現役車両ぐらいに留めて欲しいものです。
鞍馬と言えばやはり天狗ですね。時間があれば鞍馬寺にも行きたかったのですが、如何せん速攻折り返しです。次回来る時は鞍馬のケーブルに乗っておきたいところです。
宝ヶ池まで戻って今度は叡山電鉄本線の八瀬叡山口へと向かいます。既に乗り潰し済みですが、久々に足を運んでみたくなりました。
八瀬比叡山口へ向かう列車は単行です。比叡山は冬支度で、ロープウェイやケーブルは春まで運休です。一度比叡山を横断して坂本まで抜けたいと思っているのですが、なかなかこの小さな夢は実現できません。雪解けを待って来春には是非とも挑戦したいところです。