電鉄富山駅で並ぶ元京阪3000系の地鉄10000系。地鉄ではローカル運用主体となっている。
2月22日日曜日。滑川でダブルデッカー車を撮影し、滑川から普通電車に乗って電鉄富山まで戻りました。地鉄はJRと競合関係にありますが、実際には上中でのスイッチバックが仇になって、現在ではJRの方が所要時間、運賃面すべてで優位に立っています。とはいえ、地方私鉄の中では結構頑張っている印象で、一線スルー化されている駅も多く、なかなかやるなという印象。ここも立山連峰がきれいに見えるところが多く、景色は抜群ですね。冬から春先ぐらいの山に雪が積もった景色がきれいに見えるんでしょうね。
電鉄富山に到着。富山駅周辺を散策してみると驚きが…地鉄の市内線の一部線路が新幹線高架下まで乗り入れてました。新幹線開業と同時に市内線の富山駅乗り入れが開始されるようですね。さすがは鉄道に力を入れている富山県ですね。あいの風富山鉄道ではJR西日本では北陸地区ではお目見えしていないICOCAも導入されますし、富山は地方の中では鉄道先進地域ですね。
富山駅に入って、立山そばを食しました。かまぼこに立山と書かれていたのが印象的でした。立ち食いも3セク化されるとなくなるかもしれませんね。主要な利用者である長距離客がほとんどいなくなるので…。
富山から高岡まで普通電車で移動。高岡駅では少し時間があったので、駅周辺を見物。前日にも宿泊していましたが、北越撮影後は、バタンキュー状態でしたから、駅の周りはほとんど見てませんでした。北口の方に万葉線が乗り入れているとは…初めて知りました。それにしても高岡に来るのは…2013年1月以来です。その時も夜来て、早朝発ったので何も見てなかったので、どうだったのか覚えていません。立派な橋上駅舎になったなぁというぐらいでした。
万葉線はその立派な橋上駅舎の直下にまで乗り入れてきています。便利になりましたね。富山駅も同じような感じになるようで、あっちはさらに便利な感じがしました。富山はさすがに路面電車再生に力を入れているだけのことはあります。もっとも万葉線は高岡の都市規模からして少し輸送規模が小さいだけに今後の見通しはどうかなという感じがします。北陸新幹線開業により、高岡駅の地位はやや低下加減になります。城端線も中途半端に新幹線連絡の機能を有すことになりますが、同線をLRT化して、万葉線との直通運転を行うようにすれば活性化の糸口となるのではないかと思います。
JRにはハットリくん列車が走っているが、万葉線ではドラえもんポストが設けられていた。ドラえもんで集客と言うのも一案かもしれない・・・どこかのゲゲゲみたいな感じで。