フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

サントリー美術館で「ガレとジャポニズム」を見てきました。

2008-04-24 19:14:04 | 日記
4月24日 木曜日 曇り時々雨

長女とサントリー美術館に行ってきました。
「ガレとジャポニズム」の展示です。

浮世絵の構図や絵柄がガレの作品には沢山取り入れられていました。
ゴッホの浮世絵を取り入れた作品は見たことがありますが、
ガレの作品は始めてでした。

北斎の「北斎漫画」から蜻蛉、蛙、バッタそれに鯉などが沢山使われていました。
浮世絵が好きなわたしは、ガレの作品を見ながら浮世絵を見ているようで、
嬉しくなってきました。何となくウキウキしながら見ていました。

「北斎漫画」は昆虫や鳥などの部が少し展示され居ましたが、
「北斎漫画」の人物の部は動きを感じられるので、わたしは好きですね。

日本の芸術がこれほどまでに取り入れられている、影響させている、これは驚きでした。
瀬戸物ではなく、ガラスを使って居ますからとても繊細さを感じさせられました。

初期の作品は特に細い線がとても綺麗、
素材がガラスなので更に繊細に見せて居るようでした。
此処までヨーロッパにジャポニズムとして流行したことに驚きました。

フランス人の作品を見ていると言うより、日本人の作品を見ているような気分でした。
もう少し日本の文化や芸術を大切にしないといけないとつくづく思わされました。

高島北海の「欧州スケッチ帖」の水彩のスケッチブックがありましたが、
淡い彩色で現在の画帳と言っても、何の違和感を感じ無い物でした。

油絵より水彩が好きなので、一度見てもう一度見直しに行きました。
もっとも出口の近くでしたから、ガレの作品ともお別れだったので
特に気になったのかも知れませんね。

雨もたいして降らず、良い一日でした。
コメント
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