フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

忘れられない言葉

2013-01-31 18:05:52 | 日記
1月31日 木曜日 晴れ

今日も良いお天気でした。
日だまりに座って刺繍をしながら、春めいた空気を楽しんでいましたが、
お日様の暖かい優しさに包まれていたからでしょうか、我慢が出来ないほどの強い眠気に襲われました。

眠気の原因は分かっていました。
昨夜、時計を見ながら本を読んで居たのですが、ふと気がつきましたら夜中の12時を過ぎていたのです。
早く寝ないと明日に響く、と思いながらテーブルの上を片付けていました。

その時、テーブルの上の時計を見てびっくりしました。1時を過ぎていました。
ベットの脇の時計を見ましたら、やはり1時を過ぎていたのです。
柱に掛けて居ます時計が遅れていたのです。

この所5分の遅れがあった事は承知していましたが、これほど大きく送れていたとは気がつきませんでした。
結局ベッドに入ったのは2時近くなっていました。

それなのにいつもの時間に目ざめたのですが、身体の事を思って起き上がらず横になって居ましたら、
知らないうちに少し眠ったようです。亡くなった父が厳禁していました2度寝をしたようです。
眠りが浅かったからしょうか、覚えては居ませんがいろんな夢を見ていたような気がします。

昼寝をしないように、文旦の注文書を書いてFAXしたりしていました。
発送は2月中旬になるそうです。その頃になると文旦の味が良くなるのだそうです。
電話の向こうの方の話し方も声も似ていますが、今回も数年前の人の声ではありませんでした。

あるじが亡くなって初めて文旦の注文をFAXをしたときの事です。
その方は「発送人の名前が変わっているけど良いのかい?」とわざわざ電話をして下さいました。
あるじが急逝したことを伝えますと「辛いね。辛いだろう?ご主人の分も頑張るんだよ」と言われました。
おばあさんのような野太い声でした。涙が溢れて返事が出来なかったことを覚えて居ます。

この2,3年、電話の声はあのときの野太いおばあさんの声ではありません。
あの方の事が気になっていますが、その消息を聞く勇気が有りません。
文旦の注文の時だけの繋がりですが、あのときのあの暖かい言葉を忘れられらません。
コメント
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