フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

桜の想い出

2013-03-28 21:29:02 | 日記
3月28日 木曜日 晴れ

桜の花が少し散り始めています。風が吹く度にひらひら舞って綺麗です。
ところが桜の木の近くの住む人達には「綺麗」と言って喜んではいられないそうなのです。
風と一緒に家の中に花びらが入って来てしまうこともあるし、道路に落ちた花びらのお掃除も大変とか。

部外者は、桜の花を愛でるだけですが確かにあれほどびっしり咲いた後始末は大変でしょうね。
ちり取りで山ほどの花びらを掃き集めなくてはならないでしょうね。多分毎日その作業は続くでしょうし。
それに大岡川は人で溢れるほどでしたし、屋台が出て居ますからそれなりのゴミも出ます。

お花が咲いている間はライトアップしていますから、夜遅くまでその状態が続くのです。
「桜が咲いた」と浮かれていて、其処までは気が回りませんでした・・・。

5月始めには、我が家の藤棚から長い花房が、数え切れない程下がって素晴らしい光景になります。
その花房も満開になり盛りを過ぎますと、散り始めます。
ウッドデッキに掃いても掃いても花びらが落ちて来て、結構わたしの仕事になって居ます。
雨が降った後など、花びらがデッキにへばりついて外すのが大変です。

桜が風にあおられ散る様を見ながら、こんな現実的な事を考えて仕舞うわたしは無粋ですね。
そう思いながらも、桜の木の近くに住まう方に改めて感謝をしないといけないと思ってます。
それに桜並木の桜も綺麗ですが、濃い緑色の樹木の中にポツンポツンと遠目に白く見える山の桜、
その景色が好きです。近くで花かんざしのような桜花も可愛いですが、遙か遠くで咲く桜花が好きです。

あそこまで行ってあの桜の花を見てきたい、そう思いながら山道を歩いてみたいですね。
山と言うほどではなかったのですがあるじと一緒にそんな事を話しながら歩いたことがありました。
木漏れ日がきらきらしてとても気持ちの良い早朝でした。懐かしくそんな事を想いだしました。

あるじが亡くなったその年、衣笠城址の桜や称名寺の桜を見に行きました。
店の営業中には出来ませんでしたので、夫婦してお花見が出来たことを喜び合いました。
毎年桜を見に歩こう、と約束しましたので暫くは花見には行かれませんでした。
でも今は楽しんでます。楽しめるようになりました。
コメント (2)
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