フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

13年続いている、読書会の景色

2014-12-17 20:34:37 | 読書会
12月17日 水曜日 晴れ

陽ざしが有り、昨日よりはずっと暖かいはずなのに風が強くとても寒い一日だった。
洗濯物を干すとき、手が悴んだ程。
でも、10時から読書会なので冷たい空気の中を歩いてメンバーの方たちがやって来られる。

今日のお茶菓子は大福餅のつもりだったけれど、急遽さつまいもをふかすことにした。
綺麗に洗ったサツマイモを手頃な大きさに切り、無水鍋でほんの少し水を加え蓋をして中火で炊く。
その時ほんの少し塩を振りかけておくと美味しくなる。

メンバーがやって来る時間に合わせて、準備をしていた。
案の定部屋に入った途端、お芋の臭いが迎え入れ、熱々のサツマイモを喜んで下さった。
サツマイモを余り好まないわたしも今日は美味しいと思えたほど、手は冷たかかった。

今日は奥田英朗著「噂の女」を読んだ。
独りの女性がどの編にも登場し、違う10の情景、そこで発生する事を書いた短編集で、
全ての短編に登場する男性も女性も、全く魅力がない…。こんな事は初めてだ。

違和感を感じながら読んでいたのは、わたしだけでは無かったようだ。
「誰がこの本を推薦したの?」と、全員の言葉。
この頃は図書館から戴いた借りられそうな本のリストから、2,3冊選んでいる。
今回は、メンバーで選んだ本の第2候補だった…。

登場する女性主人公の人間性、行動が、今現在テレビをで報道されている女性に重なると言い、
現実にこんな人がいることが信じられない、とメンバーの言葉。
興味深く読んだという人、読むのが大変だったという人、途中までしか読まなかったという人と、
不評だったこの本だったが、話は色々飛び出し面白かった。

次回の読書会は、新年会なので本は読まない。
この数年間、お寿司屋さんにちゃんこ鍋を注文し、何時も読書会をしている部屋で鍋パーティーをする。
中華料理の店で何回か新年会をしていたが、その店なら参加しないと言うメンバーが居られ、
その方の希望で、我が家での新年会が定着した。

わたし独りが住んでいる家なので、喜んで下さるのならそれで良いと思って居る。
但し、わたしが動ける間のことだけれど…。

コメント
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