9月16日 水曜日 晴れのち曇りのち雨
午前中は、少し陽射しが漏れているような比較的明るい空だった。
今日の日中は、お天気は大丈夫と思っていたけれど、4時前にはポツポツ降ってきてしまった。
10時から読書会なので、部屋をお掃除したりコーヒーを入れたり身体を動かすことが多い。
速い動作をする事は、目眩を酷くしてしまうので心がけてゆっくり動くようにしていた。
わたし自身の目眩にも手を焼いているけれど、ふとメンバーのことが気になり始めた。
昨日、ほのぼの編集会の時はメンバーの方がお宅までお迎えに行き、一緒に歩いて来られた。
目眩の時は、ブロック塀や電柱があればそこに捕まり、休憩しながら先へ進めるが、
交差点とか、塀のないところを歩くのは至難の業。わたしはかれこれ40年以上経験している。
メンバーの方は、喜寿を迎えてからの目眩初体験なので、かなりとまどって居られる。
彼女が家を出るときに、わたしに電話をして頂き、途中までお迎えに行くことにする。
10時前には、どなたかがやって来られるのでお留守番をお願いし、時間には全員集合できた。
今日は浅田次郎著「終わらざる夏」を読む事になっている。
戦地の情景はほとんど触れられず、召集令状を出す仕事に携わる人の精神的苦痛や、
召集はあり得ない年齢の夫に召集令状が届き、その後のお互いを心配する夫婦、
強制的に集団疎開をさせられた都会に住んでいた子供たちの、生活とその過酷な生活等々、
余り表面的に見られなかった戦争の情景などを書かれて、その立場に自分を置き換えて読んだ。
東京が爆撃に遭い、家が焼け母親が死んだ事を知り、残された父親と弟を心配する6年生の女子、
父親が召集され、東京で独り生活する母親を気遣う小学3年生の男子が脱走。
偶然二人は出会い、一緒に歩いて東京に向かう。食べ物も無いしお金も持っていない。
全く違う立場で戦争を体験する人達、読みながら涙することもあったとメンバーの言葉。
当時の子ども達の強さを痛感しながら、この様な経験はしたくないとメンバー全員の声だった。
浅田次郎さんらしい小説、とメンバーの方の言葉。もっと作品を読みたいとも言って居られた。
430頁くらいある上下巻の小説だが、読むのが大変だったと言う言葉はなかった。
次回の本を決めて、散会。
目眩の方は、車で来られた方が送って下さった。無事終了。皆様に感謝。
午前中は、少し陽射しが漏れているような比較的明るい空だった。
今日の日中は、お天気は大丈夫と思っていたけれど、4時前にはポツポツ降ってきてしまった。
10時から読書会なので、部屋をお掃除したりコーヒーを入れたり身体を動かすことが多い。
速い動作をする事は、目眩を酷くしてしまうので心がけてゆっくり動くようにしていた。
わたし自身の目眩にも手を焼いているけれど、ふとメンバーのことが気になり始めた。
昨日、ほのぼの編集会の時はメンバーの方がお宅までお迎えに行き、一緒に歩いて来られた。
目眩の時は、ブロック塀や電柱があればそこに捕まり、休憩しながら先へ進めるが、
交差点とか、塀のないところを歩くのは至難の業。わたしはかれこれ40年以上経験している。
メンバーの方は、喜寿を迎えてからの目眩初体験なので、かなりとまどって居られる。
彼女が家を出るときに、わたしに電話をして頂き、途中までお迎えに行くことにする。
10時前には、どなたかがやって来られるのでお留守番をお願いし、時間には全員集合できた。
今日は浅田次郎著「終わらざる夏」を読む事になっている。
戦地の情景はほとんど触れられず、召集令状を出す仕事に携わる人の精神的苦痛や、
召集はあり得ない年齢の夫に召集令状が届き、その後のお互いを心配する夫婦、
強制的に集団疎開をさせられた都会に住んでいた子供たちの、生活とその過酷な生活等々、
余り表面的に見られなかった戦争の情景などを書かれて、その立場に自分を置き換えて読んだ。
東京が爆撃に遭い、家が焼け母親が死んだ事を知り、残された父親と弟を心配する6年生の女子、
父親が召集され、東京で独り生活する母親を気遣う小学3年生の男子が脱走。
偶然二人は出会い、一緒に歩いて東京に向かう。食べ物も無いしお金も持っていない。
全く違う立場で戦争を体験する人達、読みながら涙することもあったとメンバーの言葉。
当時の子ども達の強さを痛感しながら、この様な経験はしたくないとメンバー全員の声だった。
浅田次郎さんらしい小説、とメンバーの方の言葉。もっと作品を読みたいとも言って居られた。
430頁くらいある上下巻の小説だが、読むのが大変だったと言う言葉はなかった。
次回の本を決めて、散会。
目眩の方は、車で来られた方が送って下さった。無事終了。皆様に感謝。