フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

鎌倉建長寺のコンサートで、大失態。でも、仕方が無い事と開き治りました。

2019-02-11 19:50:00 | 日記

高校時代の同窓会関連の方から、毎年のことですが鎌倉建長寺でのコンサートの案内を戴きます。
とても美しいウクライナの女性が、民族楽器を弾きながら綺麗な声で歌うのです。
チェルノブイリ原発の際、3.5キロで被爆したと言う方です。

原発がいかに危険な物かと言う事を、伝えようとの思いでコンサートをして居られるようです。
生前のあるじと一緒に聴きに行ったことがありますが、その時もチェルノブイリの爆発が、
いかに大変だったかをコンサートの中で、静かに語っておられました。

聞いていて涙が頬を流れたことを覚えています。
初めて見たウクライナの民族楽器バンドウーラの音色が素敵、更に歌い手も声も全て最高でした。
あるじは会場で売っていたCDを買って来て、良く聞いていました。

その時から何年かして、建長寺での東北の被災支援演奏会のチケットを裁きたいと言われ、
チラシを戴いたのが、なんとあるじと一緒に聞いた方のコンサートだったのです。
迷わず、チケットを購入しました。

建長寺でのコンサートは当然お寺の中ですから、戸惑いましたが演奏者との距離が近いので、
親近感が強くなるような気がします。
やはりチェルノブイリの原発のことを話された時、あの時のように涙が溢れてきてしまいました。
初めて聴いた時は、あるじと一緒だったのに…、と言う思いと重なりちょっと辛かったです。

何度聞いても、チェルノブイリの原発事故とその後の事を聞くと、辛くなります。今日も、です。
今日はいつも以上に涙を流してしまいました。
それはチェルノブイリの跡は、樹木も全て地中に埋めてしまったので、故郷が無くなったと語り、
その後2,3曲演奏しながら歌ったのですが、最後に一緒に歌いましょうと言われたのが「故郷」。

情愛がこもったスローテンポの美しい声で、静かに「故郷」を歌って下さいました。
葬儀の出棺の時、彼が立ち上げた混声合唱団の方たちが、歌って下さったのが「故郷」でした。
喪主でしたから、涙をこらえようと頑張りましたが、ダメでした…。

速いテンポなら良いのですが、スローテンポは12年過ぎてもダメです。歌えなくなります。
隣りに座って居た元クラスメートの男性は、気が付いたと思い事情を話しましたが、何とも…。

先輩やクラスメートたちは、飲みに行くと言いますので飲めないわたしは失礼する事に。
彼らはお店をすでに決めていたようで鎌倉へ行くとの事。わたしは北鎌倉から帰途に。

バンドウーラの演奏の前に、モンゴル出身の男性が馬頭琴を演奏して下さいました。
生で楽器を見たのも聞くのも初めてでした。側で楽器を見たいし、ちょっと触ってみたい…。
素晴らしい演奏で、好奇心は全開。近くで馬頭琴を見たし、出来れば触ってみたいです。

コメント
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