午後もお日様一杯で良いお天気でした。お昼過ぎには洗濯物も気持ちよく乾きました。洗濯物を取り込み畳んで所定の場所に収めてホッとし、寛いでいました。
障子の張替えをして下さる方が、少し早めにやって来てくださり天窓の障子と高窓の障子を全部外して玄関の上りに置いて、それからガラスが入った雪見障子を外しました。天窓の障子などはそのまま運びますが、雪見障子のガラスは外してから運び出すそうです。
ガラスをつけたままは重いし、ガラスが割れる心配もあるので残していくとの事でした。4,5年前にも障子の張替えをお願いしています。障子が破くような小さな子供いないのですが、この所フラフラが酷く思わず障子に手をついてしまい大穴を作ってしまったのです。
自分で貼っている頃は、残りの障子紙を保存していましたから、穴を塞げたのですがこの頃は一枚物で障子を貼るようですし、自分で貼っていませんから端切れも残っていません。
障子を全部外して、ガラス戸だけになった和室は、驚くほど明るいので驚きました。もしかしたら、障子を止めてレースのカーテンの方が明るいのかも・・・。ふと、そう思いました。
それに、障子紙も年月が過ぎていますので黄色くなっていたようで、張り替えた障子を入れましたら、以前よりかなり明るくなりました。雪見障子のガラスを羽目込んで下さいました。費用は障子紙の代金と作業に要した時間の代金だけです。申し訳ないほどの金額です。感謝です。
あるじが急逝する少し前に、ガラス戸を開け放している時、雨が吹き込み、障子の紙が外れぴらぴらしていたのですが、まだ直していなかったのです。お弔問客が来られ恥ずかしい思いをしたことが忘れられずにいます。事情を説明するような余裕が無かったですし。
どなただったか覚えていませんが、ぴらぴらしている障子紙に糊をつけて桟に張り付けて下さった方が居られたように、記憶しています。どうしても敗れた障子はあるじの急逝と直結してしまいます。ホッとしました。感謝です。