フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

7月3日(月曜日)久ぶりの空腹感に驚きながら、嬉しかったです

2023-07-03 23:40:59 | 老人一人暮らし
今朝も早く目覚め、ガラス戸を開け庭を眺めていました。
庭仕事を半ばに、体調が壊れてしまったのが、なんとも残念…、そう思いながらぼんやり…。

手作りパンとケーキの”フォンテーヌ”を営業していた、約20年の間、睡眠時間は短く、
常に寝不足状態でした。
住宅地にたった一軒のパン屋ですので、夫の意見で朝食に間に合うようにと、開店は午前6時。

6時にお店を開けると言うのは、かなり厳しかったのです。大変でした。
手作りの店ですので、店を開けるという事は、サンドイッチと焼きたてのパンの準備は必須。

夫が脱サラする頃、わたしの体調が最悪で、1か月強の入院で退院した直後でした。
医師から、”今年いっぱい入院しているつもりで…”と、ご注意を受けていました。

夫は自分が始める仕事なので、パートさんと店の切り盛りをするつもりだったのですが、
いざ、営業を始めますと独りではとても無理。すぐにわたしにSOSが・・・。

二人の娘は、中2と高1でしたから、自分の事だけで精一杯。
夫もわたしも商売は初めてで、全く知らない世界でしたから、本当に大変でした。
品物を仕入れて「売る」だけでしたらともかく、店に並べるものは全部手作りです。

夫は、食器を洗った事も無く、料理をしたことも無い人でしたから、すべてが大変でした。
夫はわたしの身体を気遣いながら、応援依頼が…。
お店を買い取り、かなりの投資をしましたので、応援しないと生活が出来なくなります。

当初は、”経理などの事務仕事だけお願いしたい”という事でしたが、素人の夫です。
店の切り盛りから、すべてにわたしが手を出さないと回らないことが判明した時、
直ぐ”辞めて欲しい”と言いたかったのですが、家族でいる以上、応援しないと…です。

店を始める時の出資も有りますから、何とか頑張らないと生活が出来なくなります。
自分の身体の事より、家族として生活が出来る事の方が、大事でした。
体調的には、本当に厳しかったです。

その当時から、短時間の睡眠になりました。何時も眠たかったです。
この1週間、体調を崩してからは、横になりたいときはいつでもベッドに入っています。
そして、知らない内に眠っています。

寝たり起きたりの繰り返しです。
年齢的にも体調的にも、もう頑張らなくても良いのでは?そう思うようになりました。
独り住まいですので、許されます。

わたしの食事の諸々も、洗濯やお掃除などは、苦になりません。
料理は好きですし、独り分ですから気楽です。
今日も、夕方5時頃からベッドに横になっていましたら眠って仕舞い,目覚めたのは8時近く、
外は暗くなっていました。

目覚めて、ボンヤリしていましたら、急に空腹感を感じました。
一年以上、空腹感を感じた事がありませんでしたので、驚きました。嬉しかったです。

床下収納庫から、好物のお赤飯を出して、レンジで温めて食べました。
ずっと空腹感を感じない生活でしたので、とても美味しかったです。嬉しかったです
コメント
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