格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

暴挙! 自民党が「森友問題の追及するな!」

2017-04-13 20:29:43 | 阿修羅


暴挙! 自民党が「森友問題の追及するな!」と逆ギレし強行採決! 安倍首相は支持率53%あるから説明不要と開き直り
http://lite-ra.com/2017/04/post-3071.html
2017.04.12 自民が森友追及され逆ギレ強行採決 リテラ


 まさに安倍政権による暴政の極みだ。本日開かれた衆院厚生労働委員会において、野党から森友学園の質問があがったことに自民党が逆ギレ。きょうは介護保険関連法改正案の質疑だけが行われる予定だったにもかかわらず、なんと強行採決してしまったのだ。

 経緯を振り返ろう。事件の発端となったのは、民進党の柚木道義議員による質問だった。柚木議員は、これまで厚労委でも森友学園の保育園補助金不正受給問題や園児への虐待問題が議題になってきたこと、また、直近のNHK世論調査でも国有地売却の政府の説明に約8割が『納得できない』としたことを踏まえ、「総理がちゃんと答えれば、国民からもちゃんと理解を得られる。安倍総理から、昭恵夫人や迫田英典元理財局長に説明してもらえるようご指示いただけないか」と質問をした。

 すると、答弁に立った安倍首相は、同じ世論調査の結果を引き合いに出し、「内閣支持率は53%で、自民党の支持率、民進党の支持率はご承知の通り」などと言い出し、「この件については委員会で何回もご説明してきた通り」として昭恵夫人と迫田元理財局長への証人喚問を拒否したのだ。

 つまり、安倍首相は、約8割もの人々が森友問題の説明に納得していない事実を無視し、「国民の半分は内閣を支持している」のなら昭恵夫人や迫田理財局長への証人喚問は必要ない、としたのだ。

 ご存じの通り、疑惑の中心人物は安倍首相の妻・昭恵氏と迫田元理財局長だ。とくに、昭恵夫人がここまで傍若無人に政治を私物化してこられたのは、夫である安倍首相の“絶対的権力”を笠に着ていたからだ。しかし、安倍首相はそうした根本的な問題さえ内閣支持率を理由に“国民から許されている”というのである。

 一体、お前は何様だ、と言いたくなる厚顔ぶりだが、柚木議員はその後も昭恵夫人の問題に言及。すると、安倍首相は「重要法案質疑だから出席している。貴重な時間だ。この問題は再三再四にわたって答えている。それで理解いただけていないのは残念」などと、またもシラを切った。

 だが、問題はこのあとだ。自民党の丹羽英樹委員長は柚木議員に「質疑は議題の範囲内でお願いします」と、森友学園関連の質問を制止。だが、柚木議員が「一言だけでいい」とし、「財務省のデータが6月に入れ替わる予定。このままでは証拠隠滅、消失の可能性がある。一言で結構だから総理から森友学園と財務省の交渉記録データ復元を指示してほしい」と問いかけた。

 当然の質問だ。何より、安倍首相にはきっちり対応する責任がある。しかし、丹羽委員長はまたも「質疑は議題の範囲内でお願いします」と言い、ついには答弁そのものを拒否。柚木議員はその後も食い下がったが、結局、安倍首相は森友関連の質問に答弁することはなかった。

 ようするに、自民党は委員長職権を濫用して森友問題への追及を完全にシャットアウトしてしまったのだ。

 ここまでの流れだけでも、都合の悪い質問は受け付けないという議会政治を破壊する圧政をまざまざと見せつけた安倍政権だが、その後、さらに酷い対応に踏み切る。ほんの少し森友問題に言及しただけにすぎない柚木議員の質問に、衆院厚労委の田村憲久筆頭理事が激怒し、委員会自体をストップ。緊急理事会を開き、介護保険関連法改正案を強行採決することにしたというのだ。

 実際、再開した厚労委では、自民党の三ツ林裕巳議員による「ただちに採決すべき」という動議に対し、丹羽委員長は「賛成の諸君の起立を求めます」と声を上げ、そのまま介護保険関連法改正案を強行採決してしまったのだ。

 前述したように、本来ならきょうの厚労委は介護保険関連法改正案の質疑だけを行う予定で、さらに審議されるはずだった。しかも、同改正案は、一定以上の所得がある高齢者の介護サービス利用時の自己負担割合が2割から3割に引き上げるという、安倍政権お得意の高齢者の負担をさらに増やす問題法案なのだ。

 それを森友問題の追及に逆ギレし、まったく関係のない法案を数の論理で強行採決してしまう──。これを暴挙と呼ばずして何と言おう。何度も言ってきたことだが、この国の政治は、もはや“安倍首相のために”でしか動いていないのだ。

 だが、この露骨なまでの独裁を見ればわかるように、安倍首相はこうしたやり方で森友問題を潰す腹づもりなのだ。実際、官邸はメディアに“森友報道の報復”をちらつかせていると言われ、一気に疑惑に蓋をする方針だという。

 森友問題の政府説明に約8割の国民が納得していないのに、世論無視、議会無視、そしてメディア圧力によってすべてを握り潰そうとする安倍政権。しかし、この態度こそが森友問題を生んだのだ。きょう、安倍政権が見せつけた暴政を、絶対に許してはいけない。






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「新潟メソッド」勝利の主因は「政策選択選挙」

2017-04-13 19:29:02 | 植草一秀氏の『知られざる真実』

「新潟メソッド」勝利の主因は「政策選択選挙」




昨日、自由党共同代表小沢一郎議員の政経フォーラムが開催された。


第一部の講演では法政大学教授の山口二郎氏が講演をされた。


山口氏とはいまから16年ほど前に、ある鼎談で対話して以来の対面になった。


山口氏はいま、市民と野党との連携に尽力されている。


昨年7月の参院選では32の1人区で野党候補者の一本化を実現し、11の選挙区での勝利を獲得した。


野党勝利の結果を実現することはできなかったが、一定の成果を獲得することはできた。


オールジャパン平和と共生も、1人区での野党候補一本化には賛同した。


安倍政治を退場させるための第一歩としては意味があったと言える。


山口氏は参院選の総括として、新聞調査による安倍政権与党勝利の理由を紹介した。


「安倍政権が良い」が理由ではなく、「野党に魅力がない」が理由であるとの世論調査結果を紹介した。


次の総選挙に向けて、野党共闘の構築が目指されているが、


「野党に魅力がない」


状況を変えることなく、「野党共闘」を実現しても、「政権交代」の大業成就は困難であると思われる。


現実的な選択として「野党共闘の推進」が重要であるとの意見を理解することはできるが、


野党共闘によって勝利を獲得するには、


「野党に魅力がない」


現状の改善が必要であると私は考える。

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市民連合と野党4党による政策合意を形成させたことが報道されているが、この政策合意によって主権者国民の大同団結、連帯が生じることは容易でないと思われる。


山口氏も講演で指摘していたが、問題の核心は現在の民進党にある。


山口氏は新潟県知事選での米山隆一の勝利を紹介した。


新潟県知事選では、民進党が米山氏の推薦を拒絶した。


民進党の最大の支持母体である連合新潟が、原発推進候補と見られた自公推薦候補の推薦を決定したため、民進党は米山氏の推薦を拒絶したのである。


結局、米山氏は民進党を離党して無所属で知事選に出馬。


米山氏は共産党、自由党、社民党の支持を得て知事選に勝利した。


私は拙著『「国富」喪失』


https://goo.gl/s3NidA


第3章 国富を守るためにいま、なすべきことに


に、新潟での米山氏勝利の図式を


「新潟メソッド」


と表現したが、米山氏が勝利した最大の理由は、知事選を


「政策選択選挙」


にしたことである。

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「政策選択選挙」


による野党陣営の勝利は、新潟だけで観察された事象ではない。


滋賀県や鹿児島県でも


「原発稼働の是非」


についての


「政策選択選挙」


が実現した。


その結果として、原発稼働反対という「政策選択」を主権者が示した。


沖縄では、


「辺野古米軍基地建設の是非」


についての


「政策選択選挙」


が実現した。


この結果として、辺野古基地建設反対の翁長雄志氏が当選を果たした。


したがって、いま必要なことは、


次の総選挙を「政党基軸」の選挙とせずに、


「政策基軸」の選挙にすることである。


「野党共闘」の最大の問題点は、「野党共闘」が「政策共闘」になりえない部分にある。


この部分の是正が強く求められている。








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