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「合意なき離脱」が焦点、英国首相後継レース。離脱強硬派ジョンソン氏がリード!

2019-06-08 08:47:58 | 日記

英国メイ英首相の辞意表明を受け、与党・保守党では次期首相レースが本格化した。 有力候補の一人ジョンソン氏は24日、訪問先のスイスで党首選出馬を宣言。ジョンソン氏は2016年の国民投票で離脱派を勝利に導いた混乱を招いた立役者。「英国は10月31日にEUから離脱する。合意があろうとなかろうとだ」と述べ、何の取り決めもないままの「合意なき離脱」も辞さない姿勢を鮮明にした。またしても、英国経済、世界経済を混乱に巻き込みそうです。トランプ米大統領は「合意なしブレグジットも視野に」 トランプ氏が大統領選に当選すると、英政治家として真っ先にニューヨークのトランプ・タワーを訪れ、面会しているファラージ氏を支持するようです。安倍首相に似ていますね。又合意なしブレグジットを支持しているボリス・ジョンソン前外相が「すばらしい」次期首相になるだろうとも話しており、同盟国米大統領の発言で、合意無き離脱派は勢いを増しそうです。

以下抜粋コピー

英国の欧州連合(EU)離脱を巡る混迷の責任を取り、退陣表明しているメイ英首相は7日、与党保守党の党首を辞任した。党首辞任により、後継首相争いが本格的にスタート。7月下旬の選出に向け、今月13日に最初の投票が実施される。世論調査で人気のジョンソン前外相ら約10人が名乗り出る乱立状態。メイ氏は後継就任まで党首代行として首相職にとどまる。

メイ英首相の辞意表明を受け、与党・保守党では次期首相レースが本格化した。

 6月から始まる党首選は欧州連合(EU)離脱を最大の争点として、最有力候補と目されるボリス・ジョンソン前外相を軸に展開されそうだ。7月下旬にも新党首が選出される見通し。

 ジョンソン氏は24日、訪問先のスイスで党首選出馬を宣言。「英国は10月31日にEUから離脱する。合意があろうとなかろうとだ」と述べ、何の取り決めもないままの「合意なき離脱」も辞さない姿勢を鮮明にした。

 ジョンソン氏は2016年の国民投票で離脱派を勝利に導いた立役者。メイ首相が統率に手を焼いた強硬離脱派の筆頭格ジェーコブ・リースモグ下院議員は「彼は政治に対する興奮をつくりだすことができる」と早々に支持を表明した。

 保守党の党首選は2段階で行われる。まず下院議員の投票で、最下位が脱落していく形で候補者を2人に絞る。その上で、全国の党員による決選投票で最終的に決める。知名度の高いジョンソン氏は決選投票では優位に立ちそうだが、議員投票を勝ち抜けるかが焦点となる。

 ハント外相も出馬を表明した。マクベイ前雇用・年金相やスチュワート国際開発相は既に表明済みで、さらにジャビド内相、レッドソム前下院院内総務、ラッド雇用・年金相、ゴーブ環境相、ラーブ前EU離脱担当相らの名前も挙がっている。立候補者は10人を優に超えそうだ。

 英ブックメーカー(賭け屋)大手によると、次の党首を当てる賭けではジョンソン氏の人気が独走状態。ラーブ氏がそれを追う展開となっている。 

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