闇営業から始まり、反社会的集団と芸能界の繋がりが次々露呈されています。今後は中小企業でも取引には反社会的勢力の排除に関する条項を契約書などに盛り込んでおくべきでしょう。相手方に自らが反社会的勢力でないことを申告させ、違法・不当な行為に及ばないことをも誓約させておくべきです。筆者のような零細企業でさえも、このような取り組みをしているのに吉本興業芸人が次々反社会的勢力との付き合いが暴露されているのは合点がいきません。吉本興業自身が反〇〇〇〇〇と思えてしまいます。誓約書に応じなければ重要な契約を締結しないで済むし、あとから虚偽だと分かれば弁護士に依頼し、契約を解除できる。今後の取引には必須です。
以下抜粋コピー
吉本興業の芸人が話題だが、こうした闇営業は芸能界に蔓延しているものだから、今後も続々と週刊誌にネタが持ち込まれるはずだ。暴力団排除条例が全国で出揃った2011年以降に反社会的勢力の宴席などに出席している事実が発覚すれば、また大きな問題となるだろう。
芸人に限らず、今度は歌手や俳優らが槍玉に挙げられるかもしれない。ほかの芸能事務所にとっても「対岸の火事」で終わるような話ではない。この機会に徹底的な浄化に向け、芸能界全体で真剣に取り組むべき問題ではなかろうか。
ところで、以上のような反社会的勢力に関する話を知り、自分には関係がないと思っている人も多いだろう。しかし、彼らは思いのほか身近なところにいる。さまざまな取引を通じ、企業の担当者に言葉巧みに食い込もうとしている。
繁華街の客引きも危険だ。酔いが回っているサラリーマンや地方客、世間知らずの学生に狙いをつけ、安さを売り文句にして居酒屋やパブなどに連れて行く。飲食後の請求額は高いが、支払えないほどでもなく、ゴネても時間がかかるだけだから妥協して支払う。
客引きが違法カジノや規制薬物の使用、未成年との性交などを誘い、実際に違法行為に及ばせたあと、脅して口止め料を要求するといったケースも多い。暴力団員が縄張りごとに彼らを管理し、上納金などを得ているわけだ。
軽い荷物を運んだり、電話で簡単なやり取りをするだけの楽な仕事だという触れ込みなのに、時給が高いといった求人も危険極まりない。特殊詐欺や覚せい剤密売の手足である可能性があるからだ。軽い気持ちで応募して氏名や連絡先などを伝えてしまえば、抜けられなくなる。