福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

タイガーマスク「伊達直人」の記事がありました

2014-01-14 | 法話
何年か前から伊達直人現象が続いているようです。今年も各地で様々な形で弱い立場の子供たちに寄付が行われているということです。
初代「伊達直人」は自身も孤児だったと云います。
しかしこの孤児という「宿業」を「利他行」により見事に転換して見せています。我々は全員宿業を持っていますが、ここに我々すべての宿業への対処の仕方の見本が示されています。

毎日新聞にこう語っています。

「・・・母は3歳の時に亡くなり、実父とされた人物には「俺の子じゃない」と言われ、親戚らの家を転々とした。あだ名は「捨て子」「みなしご」。11歳の時に預けられた家で「お前がいるから家庭がぎくしゃくする。謝れ」と言い放たれた。「生まれてきてごめんなさい」と口にした時、「この人生を受け入れよう。大人になったら自分のような子どもの力になろう」と決めた。

 22歳で就職して上京。2年後、近くにクリスマス・ヴィレッジがあった縁で、月1万円の寄付を始めた。ある日、子どもに「お父さんとお母さんがいないから、僕にはサンタさんは来ない」と言われた。小学1年の時、サンタクロースに「ランドセルが欲しい」と手紙を書き、かなわなかった思い出がよみがえった。群馬に引っ越した今もヴィレッジで「サンタ役」を続けている。

 この日は、プロレスの初代タイガーマスクで「初代タイガーマスク基金」を設立して各地の施設を支援する佐山聡さん(55)も訪れた。男性も昨年6月から同基金に参加。佐山さんは「彼の熱意を強く感じる。その後の広がりを日本の誇りに思う」と話す。

 「自分の過去は変えられなくても、子どもの未来は変えられる」。施設の子どもたちの笑顔を見ながら男性はほほ笑んだ。」

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