「真宗では弥陀の本願に乗せていただきお浄土に往けばそこで最高の仏さまに仕上げていただけるのです。最高の仏さまになるということは、利他も完成しなければなりません。お浄土に往くだけでは半分です。あと半分は仏さまになってこの世に還ってきて、仏さまとして利他の仕事をしなければなりません。他を救い助ける仕事です。救い助けるというのは人々にお浄土の存在を知らせ、お浄土を目指していくようにしむけることです。 それが仏様の仕事で、仏さまの在り方です。
ご和讃に「安楽浄土にいたる人、五濁悪世にかえりては、釈迦牟尼仏の如くにて、利益衆生はきはもなし」とあります。お釈迦様もお浄土からこの世に還ってきて人々を導きお悟りに向かわせた方なのです。
還ってくるのは浄土で仏になって還ってくるのですから、その姿はどんな姿になってくるのか、仏さまのなさることで私どもにはわかりません。あらゆる姿に化けて出現なさいます。これを化現といいます。人、物、言葉、文字、動物、現象、といろいろ考えられます。・・(大乗の至極を生きる、真宗錦織寺住職 木邊圓慈師、大法輪1月号)」
ご和讃に「安楽浄土にいたる人、五濁悪世にかえりては、釈迦牟尼仏の如くにて、利益衆生はきはもなし」とあります。お釈迦様もお浄土からこの世に還ってきて人々を導きお悟りに向かわせた方なのです。
還ってくるのは浄土で仏になって還ってくるのですから、その姿はどんな姿になってくるのか、仏さまのなさることで私どもにはわかりません。あらゆる姿に化けて出現なさいます。これを化現といいます。人、物、言葉、文字、動物、現象、といろいろ考えられます。・・(大乗の至極を生きる、真宗錦織寺住職 木邊圓慈師、大法輪1月号)」