「人それぞれにお蔭の出方は違うとおもいます。私の場合は『祈っていてもちっとも変わらない、進んでいない』と感じることもしばしばでした。
毎週護摩に行き他の人はすぐにお蔭が出るのに私の場合満願の28回を過ぎてその倍以上拝んでもお蔭は出ませんでした。
少しずつ変わって出てくることもありましたが、今回大きなお蔭が出るのには五~六年はかかったかなと思います。いや七~八年かもしれません。
それも祈っていても、さらに最悪のひどい状態が何度となく私に押し寄せました。
ではどうしたか?というと泣いて泣いて、仏様の前で文句を言い、『もう拝むのをやめます』と怒ってみたり・・。しかしまた仏様の前に戻ると云う繰り返しでした。
ではなぜ何度も仏様のまえに戻り、最終的にお蔭を頂けたのか?と思われるでしょうが
やはりどんなことがおきても仏様を信じているのです。反抗したり、泣いても仏様を信じていて拝むのをやめなかったのだと思います。じゃあどうして信じられるのかと云いますとどうしても幸せになりたいからです。私の人生は八方塞がりでどこにも出口が見えなかったのです。そしてそのころ高原和尚様に出会いました。二~三年それもお願いしたと思います。一人でずっと苦しくて助けてほしいといのり続けていましたが和尚様に出会い一緒に祈っていただけました。私が悩んでいるといつも言葉をかけてくださいました。まるで仏様が話しかけて下さっているように・・・。
そのうちまた苦しいことが起こりました。『本当に拝むのをやめる』とこんどは泣いて仏様に言いました。本気でした。そうするとそのうち職場にチベットで密教修行していたという外人が現れました。彼女に『もう願いは叶わないので祈ることはやめるつもりです』というと彼女は『祈るのはやめないでほしい』と云いました。それでやめないで続けられました。
仏様は常に私をご覧になっています。しかし現実がつらすぎてうけいれることが大変なことがあるのです。わたしも苦しむだけ苦しんで泣いて立ち止まりまた仏様の前に戻っていきました。祈りをやめてしまうと本当に出口はみつからないと私は知っていたのだと思います。
『何年もいのり続けて何が変わったのか』と聞かれると『私自身が変わった』といいます。毎日一歩ずつです。仏様へ祈っているとすぐには分かりませんが漢方薬を飲んでいるようにすこしずつおさまってきます。そして元気になっていきます。
私はいつもお不動様を拝んでいますが最悪の状態を経ていつも思った通りの結果にかなえていただいています。お不動様は迷える衆生を助けて下さる仏様であることが今までの経験でよくわかりました。親がこの子のためにならないと思うとすべてに手をかしてあまやかすということはないようにあえて厳しくすることがあるでしょう。だからこそ親の愛といえるのです。このようにして仏様も見守ってくださっています。
仏様は衆生を助けるためにいらっしゃる以上必ずお蔭は出ます。
高原和尚様に初めてお会いしたとき『もう大丈夫です。大船に乗ったつもりでいなさい。仏様がつていますから・・』とおっしゃって下さいました。私が迷ってもまた仏様の所に戻っていけるのはこのお言葉があったからではないかと思います。
今回和尚様に原稿を書くように頼まれて書きましたがこうして読んで頂いている方々に感謝しております。あなたの船には仏様が一緒に乗っています。私もつい信じられなくなって船から降りて一人で泳ごうとしてすぐに苦しくなって溺れてしまいます。そんな私を仏様は何度も船に連れ戻してくださいました。
いのり続けてください。途中で嵐に遇い、雨が降り、暑さにくるしい日もあると思います。でも仏様に今出会えているのなら一緒に舟にのってくださってるのです。一人ではありません。自分が思い描いている幸に必ずたどり着けるように導いて下さいます。
私なりに体験した三つのお蔭の出るポイントです。
1、祈り続ける。
2、問題(苦しいこと)を恨まない。
3、自分自身が変わる。
この3つが大切と思います。
お蔭の出る期間や出方は本人や事柄によってまちまちです。先祖代々、両親など仏様に祈り続けてきた家の方は貯金があるのと同じですぐに願いが叶うかもしれませんが、そうでない方は時間がかかることもあるでしょう。
要は継続して祈り続け、感謝を忘れないことだと思います。
松田京子」
毎週護摩に行き他の人はすぐにお蔭が出るのに私の場合満願の28回を過ぎてその倍以上拝んでもお蔭は出ませんでした。
少しずつ変わって出てくることもありましたが、今回大きなお蔭が出るのには五~六年はかかったかなと思います。いや七~八年かもしれません。
それも祈っていても、さらに最悪のひどい状態が何度となく私に押し寄せました。
ではどうしたか?というと泣いて泣いて、仏様の前で文句を言い、『もう拝むのをやめます』と怒ってみたり・・。しかしまた仏様の前に戻ると云う繰り返しでした。
ではなぜ何度も仏様のまえに戻り、最終的にお蔭を頂けたのか?と思われるでしょうが
やはりどんなことがおきても仏様を信じているのです。反抗したり、泣いても仏様を信じていて拝むのをやめなかったのだと思います。じゃあどうして信じられるのかと云いますとどうしても幸せになりたいからです。私の人生は八方塞がりでどこにも出口が見えなかったのです。そしてそのころ高原和尚様に出会いました。二~三年それもお願いしたと思います。一人でずっと苦しくて助けてほしいといのり続けていましたが和尚様に出会い一緒に祈っていただけました。私が悩んでいるといつも言葉をかけてくださいました。まるで仏様が話しかけて下さっているように・・・。
そのうちまた苦しいことが起こりました。『本当に拝むのをやめる』とこんどは泣いて仏様に言いました。本気でした。そうするとそのうち職場にチベットで密教修行していたという外人が現れました。彼女に『もう願いは叶わないので祈ることはやめるつもりです』というと彼女は『祈るのはやめないでほしい』と云いました。それでやめないで続けられました。
仏様は常に私をご覧になっています。しかし現実がつらすぎてうけいれることが大変なことがあるのです。わたしも苦しむだけ苦しんで泣いて立ち止まりまた仏様の前に戻っていきました。祈りをやめてしまうと本当に出口はみつからないと私は知っていたのだと思います。
『何年もいのり続けて何が変わったのか』と聞かれると『私自身が変わった』といいます。毎日一歩ずつです。仏様へ祈っているとすぐには分かりませんが漢方薬を飲んでいるようにすこしずつおさまってきます。そして元気になっていきます。
私はいつもお不動様を拝んでいますが最悪の状態を経ていつも思った通りの結果にかなえていただいています。お不動様は迷える衆生を助けて下さる仏様であることが今までの経験でよくわかりました。親がこの子のためにならないと思うとすべてに手をかしてあまやかすということはないようにあえて厳しくすることがあるでしょう。だからこそ親の愛といえるのです。このようにして仏様も見守ってくださっています。
仏様は衆生を助けるためにいらっしゃる以上必ずお蔭は出ます。
高原和尚様に初めてお会いしたとき『もう大丈夫です。大船に乗ったつもりでいなさい。仏様がつていますから・・』とおっしゃって下さいました。私が迷ってもまた仏様の所に戻っていけるのはこのお言葉があったからではないかと思います。
今回和尚様に原稿を書くように頼まれて書きましたがこうして読んで頂いている方々に感謝しております。あなたの船には仏様が一緒に乗っています。私もつい信じられなくなって船から降りて一人で泳ごうとしてすぐに苦しくなって溺れてしまいます。そんな私を仏様は何度も船に連れ戻してくださいました。
いのり続けてください。途中で嵐に遇い、雨が降り、暑さにくるしい日もあると思います。でも仏様に今出会えているのなら一緒に舟にのってくださってるのです。一人ではありません。自分が思い描いている幸に必ずたどり着けるように導いて下さいます。
私なりに体験した三つのお蔭の出るポイントです。
1、祈り続ける。
2、問題(苦しいこと)を恨まない。
3、自分自身が変わる。
この3つが大切と思います。
お蔭の出る期間や出方は本人や事柄によってまちまちです。先祖代々、両親など仏様に祈り続けてきた家の方は貯金があるのと同じですぐに願いが叶うかもしれませんが、そうでない方は時間がかかることもあるでしょう。
要は継続して祈り続け、感謝を忘れないことだと思います。
松田京子」