「状況を受け入れることは限界を決めることではない」(パラリンピアンの言葉)
「嘆いている間は時間が止まっていると思う。大事なのはそこからどうするか、何をするかだ」(21歳の時に仕事中に右足を失った中西摩耶・走り幅跳び選手の言葉)
「ナミビアの陸上の選手、アナニアス・シコンゴ選手は、幼いときに兄が鳥を射ようとした弓矢で片目を失明、その数年後、家畜のロバにもう片目を蹴られて失明しました。貧しい地域で育ったため、空腹のまま2時間歩いて競技場に向かったことも。そんな彼は『状況を受け入れることは大切だけど、 “できない”と、限界を決めることではない』と表現しました。事実、彼は『私たち障害者は、多くの試練を経験する。でも、その試練のおかげで強くなり、すべてのことが可能に思えるんだ』と話しました。」