福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

「地球交響曲」のすすめ

2014-09-25 | 法話
地球交響曲の中の一節より「・・『地球の中の私、私の中の地球』(この言葉は、1992年ブラジルで開かれた『環境と開発に関する国連会議』の提案書に使われてました)という、とても大事なテーマが語られています。それぞれの楽章は、世界各地の、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、日本での取材を行ない、『今』を語るに相応しい人々6人(随時各章で登場人物は増える)に登場していただいています。それぞれの分野で、大きな仕事を成し遂げた人物が、自らの体験をふまえてメッセージを送ってくれました。もし、母なる星地球(ガイア)が本当に生きている一つの生命体である、とするなら、我々人類は、その"心”、すなわち"想像力”を担っている存在なのかもしれません。我々人類は、その"想像力”に依って科学技術を生み出し、地球の環境を大きく変えて来ました。現代の地球の環境問題は、良い意味でも、悪い意味でも、人類の"想像力”の産物だ、といえるのです。だとすれば、危機が叫ばれるこの地球(ガイア)の未来も又、人類の"想像力”すなわち"心”の在り方に依って決まってくるのではないでしょうか。
この映画は、21世紀の到来を前に、地球(ガイア)の未来にとって、極めて示唆的なメッセージをもつ世界の6人の人々のオムニバス映画です。登場人物はいずれも、現代の常識を越えた事を成し遂げた人、あるいは体験した人達です。今生きている我々ひとりひとりが、"心”にどんな未来を描くかに依って、現実の地球(ガイア)の未来が決まってくる。・・・「夜空に輝く星の大部分は ゛太陽 ゛であり、我々の銀河系だけで約2000億の ゛太陽 ゛がある。その内、半分は地球のような惑星を持っているので、我々の銀河系だけで1000億の星に生命が生まれている可能性がある。」 「人間も、樹も、草も、動物も、そしてETも星のかけらでできている。その意味で我々はみな兄弟であり、近い親戚なのです。」

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