以下密教辞典等によります。和田智満師は1835年生まれ1909明治42年12月21日遷化。御大師様の日に亡くなっています。京都随心院門跡。和田大円の師。大阪に画家月心の三男に生まれ高井田の智幢について得度、梵字・四度加行・伝法灌頂を受け、生玉の真蔵院の量観より雲伝神道を受ける。貫名海屋に書道を学び、大師流を極めた。内外典・顕密二乗・悉曇に通じられました。 . . . 本文を読む
今の真言行者は現世では即身成仏無理のゆえ兜率往生して大師に導いていただくこと
「密宗安心略辨高幡大僧正口訣・末資龍瑛記」に「大日経疏後問答大事口決手鏡私記、この私記は仁和寺栄厳大僧正の筆記也。この記に云く、上来奥の疏、一部及び此の印信口訣等習ひ伝ふる上は必ず常に修行して速に心明道を開発せよ・・、と。されども面々の如き愚童凡夫は縦へ少志あるも業障に碍 . . . 本文を読む
延暦二十三年十二月二十一日は大師一行が長い御苦労の末に長安に到着された日です。(大師の御一行は五月十二日に出港されています、から実に七か月と九日かかって長安にたどり着かれたわけです)
日本後紀に(延暦二十三年804)「十一月三日、臣等(大師・遣唐使藤原葛野麻呂等)発して上都に赴く。此州は京を去ること七千五百廿里、星発星宿、晨昏兼行。十二月廿一日、上都長楽駅に到る」
(長楽駅とは長安にある駅舎で . . . 本文を読む
正木晃氏の「東日本大震災と仏教」という動画がありました。
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華厳経巻十夜摩天宮菩薩品第十六「衆生は過去現在未来の中にいる。この過去現在未来の中の衆生は色・受・想・行・識の五陰によりて生じている、色・受・想・行・識の五陰は業によりて生じており、この業は心が生じさせているのである。心に因りて生じている外界は幻であり、衆生自体も幻である。世間は自ら作り出したものでもなく、他が作り出したものでもない。真実を知らないので衆生は生死を繰り返す(つまり苦の世界からでられ . . . 本文を読む
秘密曼荼羅十住心論巻六「深秘の義にいわく(大日経疏にいわく)『初めの阿字を体と為す。すなわちこれ本不生なり。生とは生老病死の一切流転なり。彼すなわち体は常にして自ら不生なる、これ阿字の義なり。諸法の自性不生なりと知るを以てなり。この故に一切衆生に於いて上あることなくして勝上・無等なりとす。またよく法体の不生を知るがゆえに群機の一切の心性を達鍳して現覚せざるところなし。彼の所応度の者にしたがってこれ . . . 本文を読む
今日は国指定重要無形文化財『壱岐大大神楽』奉納会です壱岐は当時の資料「八幡愚童訓」にも出てくるように元寇の役では島民が大虐殺にあったところです。 元・高麗連合軍の残虐さは此処にも在ります。赤ん坊を股裂き、子供を奴隷として拉致、女性は手に穴開け数珠つなぎにして船端に吊るしました。 . . . 本文を読む
大般涅槃經金剛身品第五
(ここでは仏の身は金剛身法身であると説くと共に、護法の為には刀杖を執るべし、と説いています。)
爾時世尊、復た迦葉に告げたまはく「善男子。如來身は是れ常住身・不可壞身・金剛之身・非雜食身、即ち是れ法身なり」と。迦葉菩薩白佛言「世尊。佛の所説の如く、如是等の身、我れ悉く見ず。唯だ無常・破壞・塵土・雜食等の身を見る。何以故。如 . . . 本文を読む
華厳経巻三十八離世間品第三十三の二「・・菩薩摩訶薩に十種の大悲ありて常に衆生を観ず。所謂・衆生の帰依するところ無きことを観察して大悲を起こし、・衆生の邪道に随逐することを観察して大悲を起こし・衆生貧しくして善根なきことを観察して大悲を起こし・衆生の長く生死に寝むることを観察して大悲を起こし・衆生の不善の行を行ずることを観察して大悲を起こし・衆生の欲縛に縛せらるることを観察して大悲を起こし・衆生の久 . . . 本文を読む
藥師琉璃光如來本願功徳經
大唐三藏法師玄奘奉詔譯
(薬師如来を至心に供養すれば十二の横死を免れる。その中には疫病死も含まれる、として薬師如来大呪「のうぼう ばぎゃばてい ばいせいじゃ くろ ばいせいじゃや はらば あらんじゃや たたぎゃたや あらかてい さんみゃくさんぼだや たにゃた おん ばいせいぜい ばいせいぜい ばいせいじゃ さんぼりぎゃてい そわか」を説く)
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「掌の中の無限」(マチウ・リカール(分子生物学者にしてチベット仏教僧侶)とチン・スアン・トアン(ヴァージニア大教授(天体物理学)共著)のなかから・・・「ボーアとハイゼンベルグによれば我々は最早、速度や位置のように明確に定義された特性を持つ現実の存在としての原子や電子について語ることは出来ない。・・・物体はその実体を失ったのだ。」 . . . 本文を読む
・「おまえの口からついて出る言葉がお前を生かすのだ。おまえの口からついて出る言葉がおまえを殺すのだ。」(レゲエミュージシャンのボブ・マーリィの言葉)という言葉に出会いました。
・「マーフィーの法則」にも「口に出すことが実現する」という趣旨の法則があるようです。
・稲森和夫氏は「若い時は不運な時もうまくいく時も常時『有難うございます』とつぶやいていた。」とどこかに . . . 本文を読む