今日は一粒万倍日 . . . 本文を読む
Q、地蔵菩薩はなぜ道端に多く祀られているのか?A,お地蔵さまは道祖神と習合して道端に多く祀られるようになったというのが民俗学者の説です。・まず柳田国男「道祖神」の中から、「・・閻魔と地蔵とは同じ一つの神の、両面であるといった人もあります。・・・大阪天王寺の地蔵祭りは・・人によっては、これを道碌神の祭りともいいました。道碌神は道祖神さえのかみのことでありますが、これも少年と非常に仲の好い辻の神で、も . . . 本文を読む
妙法蓮華経秘略要妙・観世音菩薩普門品第二十五(浄厳)・・24
五には天大将軍身
「應以天大將軍身得度者。即現天大將軍身而爲説法。」
義疏に𦾔譯の金光明經を引いて散脂大将なるべき欤と云へり。(散脂は具さなる梵語には散脂修摩と云。此には密と云。二十八部の主なりと云へり。最勝王經には僧慎尒耶夜叉大将と云へり。此には正了知と云。)(金光明經卷第三金光明經散脂鬼神品第十「世尊。我於諸法正解正觀。得正分 . . . 本文を読む
1、今日は初地蔵です。三大地蔵尊は岩船地蔵尊(栃木県栃木市)、木之本地蔵尊(滋賀県長浜市)、猿羽根山地蔵尊(山形県船形町)といわれますが、恐山の地蔵堂、京都珍皇寺の六道の辻の地蔵尊、京都真如堂の地蔵尊、四天王寺別院の真光院の六万体の地蔵尊,法隆寺、六波羅蜜寺、浄瑠璃寺、帯解寺、東大寺、室生寺、鎌倉建長寺(本尊)等も有名です。江戸六地蔵は品川の品川寺、浅草の東禅寺、新宿の太宗寺、巣鴨の真性寺(とげぬ . . . 本文を読む
妙法蓮華経秘略要妙・観世音菩薩普門品第二十五(浄厳)・・23
四には大自在天身
「應以大自在天身得度者。即現大自在天身而爲説法。」
「大自在天」とは色界頂の摩醯首羅(まけいしゅら)なり。新譯には摩醯湿伐羅(まけいしつばら)、此には大自在と云。樓炭經には阿迦尼吒( あかにだ)と云(大樓炭經卷第一閻浮利品第一「過是已有須陀尸天。過是已有阿迦尼吒天。」)。此には質礙究竟(しつげくきょう)と云(質礙 . . . 本文を読む
史料綜覧 巻五 / 文永三年(1266)正月廿三日条
「廿三日・・・七仏薬師法ヲ後嵯峨上皇御所ニ修シテ 彗星ヲ禳フ」
天皇は亀山天皇。
七仏薬師法とは、七仏薬師を本尊として、延命・息災・安産などを祈る七壇の修法。
彗星は古今東西不吉とされてきました。
実際、文永三年にフビライは「大蒙古国皇帝奉書」を作成し日本へ使節の派遣を決定しています。文永五年に初めて日本へこの使節が派 . . . 本文を読む
今日は奈良大安寺光仁会(がん封じささ酒まつり)です。以下大安寺のホームページ。今年は規模縮小とのこと。「奈良大安寺光仁会・・・桓武天皇が文武百官を伴い、先帝光仁天皇の一周忌の斎を大安寺で行なわれた故事にちなむ行事。早朝から法要、癌封じ祈祷、笹酒の授与が行なわれる。太い竹筒に入れた酒を青竹の杯で受ける笹酒は、癌封じに薬効があるといわれている。」
https://www.google.co.jp/u . . . 本文を読む
妙法蓮華経秘略要妙・観世音菩薩普門品第二十五(浄厳)・・22
三に自在天身。
「應以大自在天身得度者。即現大自在天身而爲説法。」
義疏に曰、自在天身とは欲界の王なり。梵語には婆舎跋提(ばしゃばつだい)、此には他化自在天と云。他の變化せる五欲の境を假て、己が楽とするが故に他化自在天と云。即是魔王なりといへり。浄名經不思議品に曰、維摩居士、大迦葉に語らく、十方の無量阿僧祇の世界の中に魔王と作る者 . . . 本文を読む
秘蔵宝鑰(弘法大師)「一佛の名号を称して無量の重罪を消し、一字の真言を讃して無辺の功徳を得る。・・経法のあるところは諸仏護念し、諸天守衛す、かくのごとくの利益あげて計ふべからず((条件の整っている者は)一体の仏の名をおとなえしても重罪が消え、数あるご真言の一句でもとなえれば無辺の功徳を得る。・・仏の教えを大切にしているところは諸仏が守り諸天が護衛して下さる。密教ではこのような霊験は数えきれない。) . . . 本文を読む
妙法蓮華経秘略要妙・観世音菩薩普門品第二十五(浄厳)・・21
二には帝釈身。
「應以帝釋身得度者。即現帝釋身而爲説法。」
「帝釋」とは具さなる梵語には釈迦提桓(或は提婆と云う)因陀羅と云。釈迦、此には能と云。提桓、此には天と云。因陀羅、此には主とも帝とも云。能く天主と作る義なり。須弥山の頂に喜見城あり。周(めぐり)千由旬、城に千の門あり。城中に殊勝殿あり。周千由旬、黄金を地と . . . 本文を読む
「秘密念仏鈔(うち臨終用心の事)」 (道範阿闍梨)
それ臨終用心とは仏法の本懐、生死の折角なり。之に由りて有心の行者は皆深く尋ね習ふて心蔵に納む。何ぞ紙筆に染めてこれを露わにすべけんや。然りと雖も初心の人に至要を問はしめんが為に唯通相に就き略して大義を注す。行者若し多日病患に纏はれ上堂行法すること能はざる時は、手を洗ひ口を漱ぎて護身結界して帰命懺悔すべし。その詞に曰く
南無帰命頂礼 両部界会 . . . 本文を読む
・今日延暦五年768一月二十一日は滋賀に梵釈寺が建立された日です。(続日本紀「延暦五年一月壬子,於近江國滋賀郡,始造梵釋寺矣」)ウキぺデアには「近江国大津にあった寺。寺址は確定していないが,崇福寺址(大津市滋賀里(しがさと))南方の大形(おおがた)とする説が有力である。786年(延暦5)桓武天皇の草創で,長岡京遷都にあたって四天王の加護を願い,曾祖父天智天皇の故地に建立した。当初は四天王寺と称した . . . 本文を読む
日本紀略 / 延喜九年(909)正月廿一日条
「廿一日 止内宴 依去年諸国損也」
天皇は醍醐天皇。前年に起こった蝦夷征伐の「巣伏の戦い」で多くの人々が犠牲になり疲弊していたのを天皇が心配されたと思われます。 . . . 本文を読む