今日2月25日は天神様の日です。1、道真公は延喜3年(903年)2月25日に59歳で大宰府で薨去されました。その後道真公を讃えるべく多くの神社ができています。日本三大天神は防府天満宮・太宰府天満宮・北野天満宮。また江戸市中で道真公を祭る25社は「江戸二十五天神(亀戸天神 、深川天神 、楓川天神、飯倉天神、茅野天神、花城天神、福吉天神、平河天神 、中坂天神、牛天神、櫻木天神、湯島天神、下谷天神、渡江 . . . 本文を読む
今日は高雄僧正・紀の僧正・柿本僧正・真済が入滅された日です。以下密教辞典等によります。真済は延暦19年(800年) -~貞観2年2月25日(860年3月25日)61歳。平安時代前期の真言宗の僧。大師十大弟子の一人。紀氏一族。大師に高雄山・宮中真言院を委嘱される。 「三代実録」では「真済、入愛当護山高尾峰、不出十二年。嵯峨天皇、聞其苦行、為内供奉十禅師。」とあり当時は真言宗でも12年籠山行が行われて . . . 本文を読む
日本三代実録・卷四・貞觀二年(860)二月廿五日に眞濟遷化の記事があります。「貞觀二年二月廿五日丙午。○廿五日丙午。僧正傳燈大法師位眞濟卒。眞濟者。俗姓紀朝臣。左京人也。祖正五位下田長。父巡察彈正正六位上御園。眞濟少年出家。學大乘道。兼通外傳。夙有識悟。從大僧都空海。受眞言教。大師海公鑑其器量。特加提誘。遂授兩部大法。爲傳法阿闍梨。眞濟時年廿五。時人奇之。眞濟入愛當護山高尾峰。不出十二年。嵯峨天皇 . . . 本文を読む
菩提僊那は婆羅門僧、唐に滞在中に入唐僧理鏡や第十次遣唐副使中臣名代らの招請を受けて開元24年 / 天平8年(736年)に来日。天平勝宝4年(752年)に東大寺大仏殿の開眼供養法会で婆羅門僧正として導師を務めた。弟子の修栄が撰した『南天竺婆羅門僧正碑』および『東大寺要録』中の「大安寺菩提伝来記」に伝記が残されている。
菩提僊那は華厳経の諷誦に優れ、密呪にも通じていた . . . 本文を読む
本日2月25日は、“学問の神様”菅原道真の命日です。学問とは何であるのか?と考えることがあります。以前は単位に「読書や研究が好きだから」と思うことがありましたが、最近ある言葉に触発されて「学問を含むすべての活動は人々の未来をよりよくするため」といえるのではないかと思い始めました。以前テレビで、物理が天才的にできるようになった高校生はその理由を、先生から「物理は未来を予測する . . . 本文を読む
菅原道真公は承和12年6月25日(845年8月1日)生まれ - 延喜3年2月25日(903年3月26日)薨去。平安時代の貴族、学者、漢詩人、政治家。参議・菅原是善の三男。官位は従二位・右大臣。贈正一位・太政大臣。忠臣として名高く、宇多天皇に重用されて、寛平の治を現出、醍醐朝では右大臣にまで昇った。しかし、左大臣・藤原時平の讒訴で大宰府へ流され現地で没。死後天変地異が多発したことから、天満天神として . . . 本文を読む
五重塔、三重塔、宝篋印塔など多くの種類の塔が建てられていますが、それぞれ意味があるようです。・五輪塔婆・・通常「塔婆」という、五輪塔の地輪を長くして柱状に作ったもの、お墓に立てる。これらの塔婆につき「真俗仏事編」には「「五輪の塔婆は大日如来の三摩耶形であるがゆえに、あらく刻んだ小塔婆であってもこれは如来法身の法界塔婆である。または法界体性の標識とする。かの弥勒菩薩が五輪塔をもっておられるのも衆生の . . . 本文を読む
古今著聞集と今昔物語の上総守時重の法華経書写霊験の話
・古今著聞集「上総守時重千部經讀誦を發願して神感を得る事」
「一条院の御時、上総守時重といふ人あり。千部の法花経讀誦の願、心中に深かりけれとも、身まつ゛しくして僧一人かたらふへ゛き計なし。思かねて日吉社に詣て゛二心なく祈申けるに神感ありて、はからさ゛るに上総守に成にけり。任国の最前の得分をもて千部の経をはし゛めてけり。其夜の夢に貴僧枕に来て . . . 本文を読む
今日24日は愛宕の日です。
愛宕信仰は、京都市の愛宕山山頂の愛宕権現様の信仰です。
愛宕権現はイザナミを垂迹神として地蔵菩薩を本地仏としています。神仏分離・廃仏毀釈が行われる以前は、愛宕山白雲寺から勧請されて全国の愛宕社で祀られていました。愛宕権現は、大宝年間、修験道の役小角と泰澄が山城国愛宕山に登った時に天狗(愛宕山太郎坊)の神験に遭って朝日峰に神廟を設立したのが、霊山愛宕山の開基と伝です。 . . . 本文を読む
今上天皇は上皇殿下時代のお誕生日に(平成29年2月23日)次のような大変感慨深いお言葉を発表されています(当時皇太子殿下は平成28年(2016)8月7日には岩瀬文庫を視察され、平成29年(2017)2月23日に記者会見で岩瀬文庫訪問時の印象を語られています。)「昨年の8月,私は,愛知県西尾市の岩瀬文庫を訪れた折に,戦国時代の16世紀中頃のことですが,洪水など天候不順による飢饉や疫病の流行に心を . . . 本文を読む
寶篋印陁羅尼と光明真言が亡者の廻向には最適とのこと沙石集・弥勒行者事に、浄土宗の竹谷ノ乗願房という人が御所の御下問にこたえて、「亡魂の菩提には、寶篋印陁羅尼(注3)と光明真言が一番」と答えさらに「十悪五逆の罪人で地獄に落ちて助かる道のないものでも、その子孫が寶篋印陁羅尼を七辺唱えて廻向すれば、地獄は変じて八功德の池となり宝蓋が頭にのり蓮華が生じて罪人の足を受け極楽へ導く。光明真言を一遍唱えれば無量 . . . 本文を読む
今日は醍醐寺の「五大力さん」です。以下醍醐寺ホームページに依ります。「五大力尊仁王会(2月23日)毎年2月23日、「五大力さん」として親しまれている「五大力尊仁王会」が営まれます。不動明王など五大明王の力を授かり、その化身・五大力菩薩によって国の平和や国民の幸福を願う行事です。その歴史は醍醐天皇の時代、西暦907年まで遡ることができます。この日に限って授与される災難・盗難除けのお札「御影(みえい) . . . 本文を読む
哲学者・池田 晶子は 2007年の今日2月23日に46歳で急逝しています。読売新聞(1998年4月1日)の記事に「現在の日本に生きる人々は、自分が何のために何をしているかを自覚していません。自分の精神性以外の外側の何かに価値を求めて生きている・・・精神性の欠如という点で、 かなりレベルの低い時代と思う。・・医学なども、なぜ生きるのかを問わず、ただ生きようとすることで進歩した。何のための科学かという . . . 本文を読む
今日は天皇誕生日です。今上天皇が皇太子時代のお誕生日のすばらしいお言葉がありました。 今上陛下は平成二十九年二月二十三日「皇太子殿下お誕生日に際しての記者会見」で、歴代天皇が国民の為に般若心経を写経して祈られたことをおしゃっておられました。「・・災害や疫病の流行に対して,般若心経を写経して奉納された例は,平安時代に疫病の大流行があった折の嵯峨天皇を始め(注1),鎌倉時代の後嵯峨天皇(注2),伏見天 . . . 本文を読む