SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

関西詣で 13  2300系、そして京都で飲む

2010-07-13 | 鉄道・バス
桂駅で2300系を捕獲。
乗り換える。


デビューは1960年(昭和35年)である。
今年はデビュー50年という古参だが、
ちっともそれを感じさせない。
オートカーと呼ばれた2300系は、その後の阪急の顔を決定付けたエポックメイキングな車両だ。
デビュー時のコンセプトとしては軽量でシンプルな作りに徹して、
13年間走ればOKというものだったらしい。
ところが、阪急の保守の良さもあって、50年も走ってきた。
結局は、その後の阪急の基本となった名車となった。
台車もミンデンドイツ式か、アルストーム式で、乗り心地も良い。






一番衝撃的だったのは、窓のカーテンがアルミサッシだったこと。
軽くて上げ下げしやすかった。
車両のあちらこちらにステンレスやアルミがアクセントのように付されたデザインで、
マルーン色とのコントラストが美しい。



木目調のデコラは阪急の伝統。
連続した蛍光灯カバーも美しい。
椅子のすわり心地も上々だ。
網棚の上部に広告が無いのが関東との大きな違い。




この車両は昭和38年製。
ナニワ工機は阪急の子会社だったのだが、車両製造を日立に委託することにして
会社は解散した。




終点河原町に到着。
客が降りると、車内清掃に入ったりするのが阪急らしい。




阪急も女性車掌が多い。

しかし美しい車両だ。
どんどん廃車される運命だろうが、まだまだ使える感じがした。




阪急には「携帯電話電源オフ車両」がある。
全車優先席など、いろいろ工夫する会社だ。




阪急では黄色い服の職員を見かける。
学生アルバイトらしいのだが、他社のアルバイトとは大きく違う。
ホームでの出発等の放送をするのでマイクを持っている。
ダイヤグラムを持っていて、客に乗車すべき電車の案内もする。
運転手や車掌に敬礼もする。
かなり電車好きでないとできないバイトである。
こういう差別化も阪急らしいサービスだ。






改札でg7さんに会った。昨年は東京で会った。

今回はg7さんの地元の京都で再会。




加茂川の床で食事。
さすがに夜は川風もあって少し涼しく感じる。




美味しかった。





食事が終わって、軽く飲みに行くことにした。
祇園に行きつけのBARがあるという。

写真は京阪四条駅あたり。
昔は地上、今は地下。
名称も「祇園四条」に変わって、わかりやすくなった。
阪急の河原町駅から歩いてすぐだ。


SONY α900、タムロンA09
コメント (8)
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