SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

関西詣で 15  天神橋筋から天下茶屋へ

2010-07-17 | 旅行
やっと3日目、最終日。
この日記はまだ続く。



宿をチェックアウトして外へ出る。
行き先は特に決めていない。
外は雨だ。
こういうとき、アーケード街が重宝する。
天満には天神橋筋のアーケードがある。
雨を避けて歩いて行けば、天神橋筋6丁目へ至る。
そこに行けば、地下鉄に乗れる。
途中で朝食しながら今日の行動を考えよう。



禁煙屋。




たばこ屋。

大阪のアーケード街は面白い。

途中、純喫茶に入った。
席に座ったが、同じテーブルの正面に当たり前のようにオジサンが座る。
大阪っぽい。
相席に関しては日常的なんだと思った。




天六から堺筋線に乗る。
終点は天下茶屋。
咄嗟に南海高野線に乗ろうと思う。




南海天下茶屋駅は立派だ。

写真で見るべきところは階段だ。
電車内の広告が少ない大阪だが、むかしから階段には広告があるのだ。
小さい頃、大阪地下鉄の階段の広告を見るのが面白かった。





天下茶屋の駅前に出てみる。
かなり整備された駅周辺だ。
むかしはこんな感じではなかったと思う。

バスは大阪名物「赤バス」。
ベンツもあったように思うが、これはルノーだ。
料金が安い。
100円ワンコインなのだ。
あっちこちに走っている。
車椅子でも乗りやすい。




南海のホームにて。

電車を見ながら、高野山行きの快速急行を待つ。




6000系
前パンタのステンレス。
ああ、思いっきりアメリカン。




高野山行き(極楽橋行き)快速急行は2000系で運行。
6両編成で走り、途中から4両になる。


高野山に登ることを決める。




南海高野線は前半部は都市部で通勤客の多い路線。
中間部は緑の多い林間都市。
橋本からは急にローカル単線になり、
高野下からは登山電車になる。
その変貌振りはすごい。
高野下から先は50パーミル超の急勾配もある。
写真は40パーミルだが、ごく平均的な勾配でしかない。

直通する電車には工夫が必要だ。
山間部は急カーブが続くので17m車しか入れない。
同時に難波への都市部の大量の客をさばかなければならないのだ。





山から特急が下りてきた。




平日の快速急行で高野山まで行く客は少ない。
各車両に2から3名だった。
先頭車のかぶりつき席では外人がずっと前を見ていた。
難波からだろう。
私は運転手の後ろの席に座っていた。
関東は運転手のすぐ後ろに座席がある車両は少ない。
関西は多い。


いよいよ終点の極楽橋だ。




電車はこの「極楽橋」で終点。
全員がケーブルカーに乗り継ぐ。
この駅で降りる人は、滅多に居ない。
ハイキングする人ぐらいだ。
乗降客は100人に満たないのだ。



本当は降りてみたかった。
極楽橋駅には、むかしの森林鉄道跡が感じられるらしいので。
高野山にはかつて森林鉄道が走っていたのだ。
駅のすぐ側に線路が来ていたらしい。

ケーブルカーが少ない時間だったので、乗り継ぐことにした。



SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)、タムロンA09

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする