3連休は子供達のサッカーチームの合宿が山中湖で行われるので、本来は一緒に行くのだが、
地元バンドのライブ、さくら&竜巻堂の練習があり行けなくなってしまったのだ。
初日はなぜだかぽっかり時間が空いた。
この「なぜだか」感の残る早朝のスタートになった。
ママや子供達が2台の観光バスに乗ってスタートしたのが朝の6時。
さて、何しようか。
友人のライブには夜に行けるので、それまでどこに行こう。
そうだ、柏に行こう。
ということで、家事を済ませて、柏に向かったのだ。
上野駅にて。
柏は中学3年から社会人の20代までを過した町なので、関西を言葉を学んだ町だとすれば、
柏は行動・実践を学んだ町とも言える。
意外なほどの大都市で、乗降客は千葉県唯一の50万人クラスだ。
そして、上野から柏へは30分弱圏内である。
柏は特急も停車する重要拠点で、東武野田線に接続し、その野田線を介してつくばエクスプレスにも接続する。
常磐線は首都圏では独自性を持った歴史があって異彩を放つ。
写真の中距離電車も常磐線だけの電車で、130km/h運転を行うJR東日本唯一の通勤電車だ。
ただ、今回は快速だったため、100km/h運転を死守していた。
こういうところがJRのラフな所だ。
130km/hで運転してしまえば良いのだが。
100km/hだと、この車両ではノロノロ運転にしか感じられない。
柏はとにかく人が多い。
商圏は軽く120万人を超えるので政令指定都市も簡単なのだが、
話はそう簡単ではないらしい。
松戸市、柏市、野田市、我孫子市はそれぞれに歴史と由緒とプライドがあるために、
話なんてまとまらない。
そもそも県庁所在地の千葉市を超えてしまうのも問題だ。
柏と言えば当時、日本一の面積を持つ「そごう」の牙城だったのだが、
倒産したあとは、どこの街でも見かける家電量販店に半分変身している。
柏は近年はファッションの街でもある。
ウラカシという単語は「裏原」のモジリだが、確かに黒人やラッパーのようなファッション関連の人も多い。
写真は東武野田線の券売機だが、こんな人も歩く。
この格好で野田線8000系に乗るのも時代の流れを感じる。
野田線はむかしは相当地味だったからだ。
柏名物
左のカーネルサンダースのメガネがリアル。
しかし暑い。
柏名物、ディスクユニオン、オーディオユニオン。
お茶ノ水が総本山で、2号目は柏。
3店舗ぐらいあった。
ディスクユニオンが大昔からあるため、なんとなく音楽に強い街のイメージがあり、
ライブハウスも充実し、ストリートミュージシャンも増えた。
今は若い音楽の街だ。
写真はいつか欲しいJBLのスピーカー。
元気にJAZZを聴きたいもんだ。
JAZZはいつだってJBLって決まってる。
ここ柏神社の入り口には大きな鳥居があったと記憶している。
地震で鳥居の上部が落ちたとは聞いていたのだが、きれいさっぱり撤去されている。
特に我孫子市の成田線沿線は液状化でひどく影響を受けてるらしい。
友人、知人の家は大丈夫だったのか?
さて、今回急に来たくなったのは、
ここ「柏ボンベイ」のカレーだ。
伝説のカレー屋さんで、柏の若者で知らない人は居なかったはずだ。
私も高校時代からお世話になった。
オーナーは数年前に脳梗塞で倒れて、その後は癌になったように記憶している。
ビルの建て替えからお店は閉店になり、オーナーが亡くなって復活は無くなった。と思った。
しかし根強いファンが多く、オーナーの奥さんのKEIKOさんも駆り出されて、
ファンの方がお店を出されたのだ。
すごい話だ。
一昨年からはカフェ(CAFEマ)としてオープンし、今年の5月には正式に柏ボンベイとして
新たな店舗でスタートしたのだ!
こんなことはそうないだろう。
それだけ愛されてきた味なのだ。
横浜にもファンが作った姉妹店がある。
素敵な話ではないか。
新しいオーナーが最初に私に言った言葉がこうだ。
「今日はすごく暑いですね。カレー日和ですね。」
元オーナー、伝説のカレー名人、鈴木さんの奥様、KEIKOさん。
高校の頃のよきお姉さんである。
マドンナだったかもしれない。
KEIKOさんが私に言った。
「高校生の頃はもっと小さかったと思う。大きくなったでしょ。」
確かに体重は12キロは増えたのだが。(笑)
さて、柏の近辺は日立村でもある。
町全体が日立の社員の場所もある。
そして、柏レイソルが首位を走っている。
私はJリーグは柏レイソルを応援している。
柏レイソルのグランドは、私の遊び場で米軍基地跡だったのだ。
その後の話だ。
フェイスブックで柏に居ることを書いたら、高校時代のクラスメイトのDSLさんが反応をくれた。
わざわざバスに乗ってやってきてくれた。
一緒にビールを飲んで昔話をしていた。
その時、携帯が鳴った。
バンドのさくらさんだ。
実は、キーボード意外の全員がスタジオリハは翌日だと勘違いしていたのだが、
スタジオに確認したら、今日だと言う。
電話の時間は18:40.
スタジオリハは町田で19:00から。
高校のクラスメイトには申し訳なかったのだが、その場を辞して町田に向かう。
柏と町田はひじょうに似た町なのだが、ひじょうに遠い。
ただ、千代田線~小田急線乗り入れでほぼ1本の2時間コースだ。
私は電車は大好きなので、何の苦も無いのだが、ひたすら乗り続けた。
途中の北千住からは、町田方面へロマンスカーも出ているのだが、
そんな資金も無く。
大幅に遅刻はしたものの、ちゃんと練習は出来た。
当然、まったくの手ぶらなので、スティック、スネアドラム、ペダルは持っていない。
スティックは1本が折れてしまって棄てられた半端ものをスタジオが貸してくれた。
そして、スネアはやけに元気で快活で、かなり気にいってしまったのだった。
このスタジオはYAMAHAが多いので、YAMAHAのスネアと思い込んでいた。
でも、気分の良さ、抜けの良さ、倍音の多さが違う感じだ。
練習が終わって、片付けるときにスネアをしげしげと見てみた。
ラディックのLM400のヴィンテージものだった。
直近で話題にして、欲しくてたまらないスネアドラムそのものだったのだ。
これもひとつの運命だったのかもしれない。
欲しいと思うと試打の機会を与えてくれたのだ!?
まあ、働かないで欲しいとも言えないのだが。
さて、終電に近い帰りの電車は、人身事故で途中までと言う。
写真のように「大岡山」となっている!
これも極めて珍しい行き先で、思わず撮影してしまった。
事故に遭遇してしまった方は無事だと良いのだが。
SONY NEX-5/E18-55mm/F3.5-5.6 OSS
地元バンドのライブ、さくら&竜巻堂の練習があり行けなくなってしまったのだ。
初日はなぜだかぽっかり時間が空いた。
この「なぜだか」感の残る早朝のスタートになった。
ママや子供達が2台の観光バスに乗ってスタートしたのが朝の6時。
さて、何しようか。
友人のライブには夜に行けるので、それまでどこに行こう。
そうだ、柏に行こう。
ということで、家事を済ませて、柏に向かったのだ。
上野駅にて。
柏は中学3年から社会人の20代までを過した町なので、関西を言葉を学んだ町だとすれば、
柏は行動・実践を学んだ町とも言える。
意外なほどの大都市で、乗降客は千葉県唯一の50万人クラスだ。
そして、上野から柏へは30分弱圏内である。
柏は特急も停車する重要拠点で、東武野田線に接続し、その野田線を介してつくばエクスプレスにも接続する。
常磐線は首都圏では独自性を持った歴史があって異彩を放つ。
写真の中距離電車も常磐線だけの電車で、130km/h運転を行うJR東日本唯一の通勤電車だ。
ただ、今回は快速だったため、100km/h運転を死守していた。
こういうところがJRのラフな所だ。
130km/hで運転してしまえば良いのだが。
100km/hだと、この車両ではノロノロ運転にしか感じられない。
柏はとにかく人が多い。
商圏は軽く120万人を超えるので政令指定都市も簡単なのだが、
話はそう簡単ではないらしい。
松戸市、柏市、野田市、我孫子市はそれぞれに歴史と由緒とプライドがあるために、
話なんてまとまらない。
そもそも県庁所在地の千葉市を超えてしまうのも問題だ。
柏と言えば当時、日本一の面積を持つ「そごう」の牙城だったのだが、
倒産したあとは、どこの街でも見かける家電量販店に半分変身している。
柏は近年はファッションの街でもある。
ウラカシという単語は「裏原」のモジリだが、確かに黒人やラッパーのようなファッション関連の人も多い。
写真は東武野田線の券売機だが、こんな人も歩く。
この格好で野田線8000系に乗るのも時代の流れを感じる。
野田線はむかしは相当地味だったからだ。
柏名物
左のカーネルサンダースのメガネがリアル。
しかし暑い。
柏名物、ディスクユニオン、オーディオユニオン。
お茶ノ水が総本山で、2号目は柏。
3店舗ぐらいあった。
ディスクユニオンが大昔からあるため、なんとなく音楽に強い街のイメージがあり、
ライブハウスも充実し、ストリートミュージシャンも増えた。
今は若い音楽の街だ。
写真はいつか欲しいJBLのスピーカー。
元気にJAZZを聴きたいもんだ。
JAZZはいつだってJBLって決まってる。
ここ柏神社の入り口には大きな鳥居があったと記憶している。
地震で鳥居の上部が落ちたとは聞いていたのだが、きれいさっぱり撤去されている。
特に我孫子市の成田線沿線は液状化でひどく影響を受けてるらしい。
友人、知人の家は大丈夫だったのか?
さて、今回急に来たくなったのは、
ここ「柏ボンベイ」のカレーだ。
伝説のカレー屋さんで、柏の若者で知らない人は居なかったはずだ。
私も高校時代からお世話になった。
オーナーは数年前に脳梗塞で倒れて、その後は癌になったように記憶している。
ビルの建て替えからお店は閉店になり、オーナーが亡くなって復活は無くなった。と思った。
しかし根強いファンが多く、オーナーの奥さんのKEIKOさんも駆り出されて、
ファンの方がお店を出されたのだ。
すごい話だ。
一昨年からはカフェ(CAFEマ)としてオープンし、今年の5月には正式に柏ボンベイとして
新たな店舗でスタートしたのだ!
こんなことはそうないだろう。
それだけ愛されてきた味なのだ。
横浜にもファンが作った姉妹店がある。
素敵な話ではないか。
新しいオーナーが最初に私に言った言葉がこうだ。
「今日はすごく暑いですね。カレー日和ですね。」
元オーナー、伝説のカレー名人、鈴木さんの奥様、KEIKOさん。
高校の頃のよきお姉さんである。
マドンナだったかもしれない。
KEIKOさんが私に言った。
「高校生の頃はもっと小さかったと思う。大きくなったでしょ。」
確かに体重は12キロは増えたのだが。(笑)
さて、柏の近辺は日立村でもある。
町全体が日立の社員の場所もある。
そして、柏レイソルが首位を走っている。
私はJリーグは柏レイソルを応援している。
柏レイソルのグランドは、私の遊び場で米軍基地跡だったのだ。
その後の話だ。
フェイスブックで柏に居ることを書いたら、高校時代のクラスメイトのDSLさんが反応をくれた。
わざわざバスに乗ってやってきてくれた。
一緒にビールを飲んで昔話をしていた。
その時、携帯が鳴った。
バンドのさくらさんだ。
実は、キーボード意外の全員がスタジオリハは翌日だと勘違いしていたのだが、
スタジオに確認したら、今日だと言う。
電話の時間は18:40.
スタジオリハは町田で19:00から。
高校のクラスメイトには申し訳なかったのだが、その場を辞して町田に向かう。
柏と町田はひじょうに似た町なのだが、ひじょうに遠い。
ただ、千代田線~小田急線乗り入れでほぼ1本の2時間コースだ。
私は電車は大好きなので、何の苦も無いのだが、ひたすら乗り続けた。
途中の北千住からは、町田方面へロマンスカーも出ているのだが、
そんな資金も無く。
大幅に遅刻はしたものの、ちゃんと練習は出来た。
当然、まったくの手ぶらなので、スティック、スネアドラム、ペダルは持っていない。
スティックは1本が折れてしまって棄てられた半端ものをスタジオが貸してくれた。
そして、スネアはやけに元気で快活で、かなり気にいってしまったのだった。
このスタジオはYAMAHAが多いので、YAMAHAのスネアと思い込んでいた。
でも、気分の良さ、抜けの良さ、倍音の多さが違う感じだ。
練習が終わって、片付けるときにスネアをしげしげと見てみた。
ラディックのLM400のヴィンテージものだった。
直近で話題にして、欲しくてたまらないスネアドラムそのものだったのだ。
これもひとつの運命だったのかもしれない。
欲しいと思うと試打の機会を与えてくれたのだ!?
まあ、働かないで欲しいとも言えないのだが。
さて、終電に近い帰りの電車は、人身事故で途中までと言う。
写真のように「大岡山」となっている!
これも極めて珍しい行き先で、思わず撮影してしまった。
事故に遭遇してしまった方は無事だと良いのだが。
SONY NEX-5/E18-55mm/F3.5-5.6 OSS