TIDELAND 第4回公演
『Coppo』 作・演出 ますこさん
2015/2/9(Mon)~11(Wed)@参宮橋トランスミッション
CAST
青木五百厘(劇団KⅢ)
風戸蒔(TOKYOハンバーグ)
小林留唯
桜亨士郎(劇団KⅢ)
桜浩之助(劇団KⅢ)
桜創真(劇団KⅢ)
鈴木はるか(フロアトポロジー~FlooR~)
中村拓未
根魏山リョージ(THEATHER the ROCKETS)
福田航也((株)WIND)
Music
アヤ(JIGENN)
ますこさん (TIDELAND)
宮里豊
Staff
照明 黒木武史(TKB)
音響 坂内友樹(劇団始発列車)
演出助手 あおきいおり
宣伝美術 けいる
制作 あおきいおり
火曜日は久しぶりに演劇を見に行った。
ますこさん作の4回公演だということだし、他にもあおきさんが演劇部分の制作を担当しているという。
これは行かねば。
ただ、演劇なので写真は撮れない。残念。
場所は小田急の参宮橋。
小さいけれど魅力的な街。
駅前に大きな木があるので、駅名が見えない(笑)。
冬でこうだから、夏はもっと見えない。
ちなみに我が家のお寺さんはすぐ近く。
初めての箱には早目に行く。
なんだかワクワクソワソワするものだ。
どんな箱か気になるし、場所が判らなかったら困るし、とにかく早目に行くことだ。
場所はすぐに判った。
早かったので周辺を散策。
1:45の単独公演。
月曜から始まり、火曜に行き、水曜日は2回公演だ。
水曜はハイキングとバンドリハなので、火曜に行った。
会場は満員になった。
すぐ隣に知り合いも見に来た。
ますこさんは相変わらず魅力的に曲と歌詞を作り、ずっと歌った。
情感の出し方や動きも素晴らしかった。
そもそもシナリオは彼女が書いたもののようだし、今回は指揮官だったのだろう。
安定した内容だった。
ダークで、筋が判らないタイプのお話かとも想像してきたのだが、
ちゃんと筋立てのあるしっかりしたストーリーだったし、
筋には寸分の無駄もなく、緊張感を持続しながらの1時間45分なので、
休憩なんてあるはずもなかった。
青木五百厘さんは知っている人だが、すごい芝居をする人であった。
劇団員そのものを体現していた。
滑舌の良さ、発声の大きさは勿論だが、とにかく表現、表情がすばらしく上手いのだった。
うーん、会社は別の顔か。
まあ、みんなそうだと思うが。
ちょっと尊敬に値する。
風戸蒔さんも知っている人だが、またまた役柄を完全に自分のものにしていて
驚いた。
城主の奥様の役だが、狡猾な部分、傀儡の部分、可哀相な部分、いろいろな顔を見せていた。
本気で憎くも見えたし、可哀相にも見えたし、美しさも表現していた。
ああ、巧い。
その他のアクター、アクトレスも、プロであった。
イケメン揃いでもあった。まあ+αだけど。
ますこさんはいつもすごい人を連れてくる。
まったくマイルス・デイビスみたいなプロデューサーである。
発掘力、巻き込むパワーがすごい。
練習は大変だったろうな。
昔はよく演劇に行ったのだが、最近はご無沙汰気味であった。
またムクムクと行きたい病が発症しそうだ。
千秋楽はどうだったかな。
SONY NEX-6、SONY 16-50mm F/3.5-5.6/PZ OSS