クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

遂に鹿児島線全駅下車達成(その6)

2008-02-18 21:57:53 | 鹿児島本線

九産大前から161Mに乗車して5分、千早に降り立ちました。駅員に切符を見せて改札を出た時点で鹿児島線全駅下車達成



平成15年7月7日に、香椎操車場の跡を利用して、香椎副都心へのアクセス駅として新設されました。高架駅で2面4線+貨物用側線です。階下はスーパーやコンビニなどが揃っています。背後にあるNTTドコモ九州のビルが目立っています。



西口に出てみます。平成16年8月に、西鉄名香野駅が移転し、JR鹿児島本線との接続駅として設けられたものです。


鹿児島線全駅下車達成の余韻に浸りたいところですが、傘が全く役に立たないくらい雨風が激しく、周辺散策をする気は起きず、早々に改札内に「避難」しました。ほどなくやって来た、14時20分発の普通2157M(811系P16編成+813系R236編成)の車内に収まりました。全駅下車は達成しても、駅巡りは続きます。



先行の快速列車の遅延により、2分遅れの14時28分に吉塚に到着です。2001年師走に訪問していますが、2004年11月に高架駅となったので再訪しました。駅前広場は舗装工事中です。

吉塚に降り立つと、すっかり雨風は収まり、となりました。付近のサニーで買い物しました。駅周辺も以前訪問した時とは変わったような気がしました。


駅内に入ると、飲食店やコンビニなどが多数入居し、千早以上に豪華な駅となっています。改札内に入り、甘党屋で買った鯛焼きで軽く打ち上げ。構内は、2面3線(鹿児島線)+島式1面(福北ゆたか線)ですが、車庫から出入りする編成も行き交っていました。15時4分発の快速4349M(813系R216編成+R226編成)で発ちました。



15時6分に博多に到着です。改札を出る前に783系CM4編成を撮影します。九州新幹線全通後には運用を離脱しているかも知れません。



自動改札では出場できず、女性駅員の助けを借りて、鹿児島線駅巡りを終了しました。博多口は、2010年度末の九州新幹線全通に向けて大変身を遂げているところです。井筒屋はもちろん解体済です。



自由通路を通って、筑紫口に出てみました。脇には、「エキサイド博多」という大きなビルがありますが、駅舎撮影後、15時36分発の648C(103系E08編成)でとうとう福岡空港へ。


予約時に座席を指定し、2次元バーコードをも取得しておいたので、搭乗手続きは不要で、いきなり手荷物検査に入れました。ANA323便は、中部
国際空港からの便が遅れた関係で、ドアオープンが17時に変更に。17時6分頃にプッシュバックが始まり、5分後には福岡空港を離陸しました。 ジェット気流に乗ってしまえば早いもので、18時25分過ぎには新潟空港に着陸しました。


 
新潟駅からは、快速くびき野6号(485系T17編成)で。新津駅に帰還したのは、20時10分でした。


以上をもちまして、鹿児島線駅巡りはとりあえず終了です。しかし、博多、久留米、木葉、崇城大学前、宇土、串木野など、何時か再訪せねばならない駅が存在するし、早くとも来年度には、そのタイトル自体を返上ということになりそうです。鹿児島線駅巡りに終わりはありません。


最後までお読み下さいましてありがとうございます。


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遂に鹿児島線全駅下車達成(その5)

2008-02-14 22:21:37 | 鹿児島本線
福間から2143Mにて2分、千鳥に到着です。



平成3年9月26日に開業した駅で、ホームは対面式です。1つの跨線橋に改札、窓口、トイレ、自由通路が集約されており、駅舎は存在しません。完全に福岡のベットタウンで、周辺は集合住宅が多いです。少し歩けば、千鳥ヶ池公園があります。


折角なので、上下線の入線音を録音していきます。福岡地区標準タイプでしたが、列車時間までお知らせします。それなりの収穫があったところで、11時26分発の153M(813系R232編成)で古賀に進みました。



11時29分に古賀に到着です。平成元年改築の橋上駅舎で、待合室の中にトイレがある面白い駅です。構内は2面4線で、側線が数本あります。


古賀駅周辺は、古賀市の中心部ということでそれなりに栄えており、近くにスーパーもあります。しかし、お昼にはまだ早いということもあり、駅舎内のコミュニティーセンターで写真展を見て、11時56分発の2149M(813系R230編成)に乗車し、いよいよ福岡市突入です。

12時ちょうどに筑前新宮に到着です。再びが本降りになってしまいました。国道沿いに出て、とあるラーメン屋で玄海味噌ラーメンを食します。さすがに福岡らしく、「替え玉はありませんので、あらかじめ大盛、特盛でご注文ください」と表記してありました。



食事を終えて、駅に戻ります。平成15年3月改築の、いわば駅ビルといっていいくらいの橋上駅舎です。1Fにはampm、薬局、歯医者が、2Fにはヘアサロンや整体院が入居しています。2F以上は「コミセンわじろ」になっています。窓口、改札は2Fにあります。構内は2面4線で、緩急接続も行なわれます。



自由通路を抜けると、福岡工業大学やその付属高校に抜けました。自動改札が2方向あり、駅前に若者の姿が多いのはこのためでしょう。尚、筑前新宮駅は、来るダイヤ改正(2008年3月15日)に「福工大前駅」に変更されます。


12時59分発の2153M(811系P110編成+813系R230編成)で九産大前に進みました。13時3分に到着しましたが、「新津二日市」の片道乗車券は、自動改札を通れなくなりました。博多までずっとです。いよいよ鹿児島線全駅下車達成まであと1駅です。



九州産業大学が総工費の半分を出して、平成元年に開業させた駅です。国道沿いにあるため、コンパクトな橋上駅舎となっており、対面式ホームをもつ駅です。下りホームには、平日の日中帯のみ開かれる改札口が存在します。尚、今年(2008年)1月からは、大学口でバリアフリー工事が行なわれています。



鹿児島線の踏切を渡り、さらに香椎線の踏切を渡ると、九州産業大学があります。ちょうど入試が行なわれている時間帯で、人はまばらでした。

あまりにもが激しいので周辺散策を早々に切り上げ、上下線の入線音を録音していきます。その後、13時40分発の161M(813系R234編成+R211編成)に乗車しました。2004年師走に下車した香椎をスルーして、千早を目指しました。


つづく
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遂に鹿児島線全駅下車達成(その4)

2008-02-12 22:49:57 | 鹿児島本線
2008年2月3日の朝となりました。7時ちょうどの起床です。雨上がりで雲が良く見えます。朝食はバイキング形式。おにぎりの他にパンと稲荷寿司が出て、はっきり言って東横イン以上です。



黒崎8時16分発の快速3387M(811系P107編成+813系R222編成)で出発です。この時は晴れていたんですが…。


 
8時32分に赤間に到着です。昭和57年改築の橋上駅舎で、下にスナックが入っています。


赤間駅は、宗像市の代表駅ではないものの事実上の中心駅で、特急停車駅となっており、構内は2面4線です。駅前にはステーションホテルも存在します。(初めから分かっていれば予約したのに…)



南口は、バリアフリー工事の関連で平成16年に改築され、全面ガラス張りになっています。周辺には商業施設が多いようで、実質的な表口です。


8時57分発の1185M(813系R216編成+R226編成)で東郷に進みました。



昭和54年改築の橋上駅舎です。福岡近郊では唯一、中線が取り払われた2面2線の駅です。


手持ちのMDの容量がやばくなったので、コンビニを探しに自由通路を渡っていき、日の里口に出ます。周辺は閑静な住宅街で、大きな団地もあるようです。やっとのことでデイリーを見つけましたが、MDは売っておらず、代わりに缶コーヒーを買って戻りました。


9時39分発の1389M(813系R1002編成+R1102編成)で東郷を後にしました。わずか3分の乗車で東福間に到着です。昭和53年10月2日に開業した、対面式ホームの橋上駅です。



の入り口は、改札と同じ高さにある南口です。駅前は若木台団地につながっており、周辺は新しい住宅が多いです。



新興住宅地という土地柄、長時間の散策は慎むべきということで、自由通路を渡って表口に出てみました。南口とは標高が違い、段丘崖に鹿児島線が通じているかのようです。駅舎自体の改築はないですが、バリアフリー設備は後年設けられており、エレベーターマークが異様に目立っています。大きな道路を渡ると東福間団地が広がっています。


上下線の入線音を録音し、10時13分発の1189M(811系P104編成+P10編成)で福間に向かいました。



福津市の代表駅で、大きな木造駅舎を有します。鹿児島線開業当時からの駅で、この駅を発着する列車も存在することから、3面5線の構内となっています。この日巡った駅のうち、唯一の地上駅舎でした。


の木造駅舎に入居しているampmにて何とかMDの入手を果たしました。最近は、信越線の車内でもipodを使用している者が多くなり、MDウォークマンは一気に少数派になってしまい、MDの入手が難しくなったなと感じます。それにしても、鹿児島線沿線は、ampmが多いですね。


10時49分発の2143M(813系R233編成+R215編成)にて福間を発ち、いよいよ古賀市に入りました。


つづく
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遂に鹿児島線全駅下車達成(その3)

2008-02-10 19:22:41 | 鹿児島本線
折尾から4353Mにて3分、水巻に到着です。



昭和36年10月開業の駅で、対面式ホームを有します。この駅舎は開業時からのものですが、後年、開かずの踏切対策として南側にも駅舎が設けられています。水巻町は、日本の稲作の発祥の地だそうです。


水巻では27分の滞在。北九州市のベットタウンということで相変わらず住宅が多いですが、北九州市内とは異なり水田も畑もあって、どことなく長閑な感じがしました。



ホームに上がると、梅の花が咲いていました。やはり九州は暖かいですね。15時45分発の173M(813系R218編成+R9編成)に乗車し、遠賀川を渡りました。



15時48分に遠賀川に到着です。構内は2面3線で、かつて室木線が分岐していたことから3番線が副本線となっています。昭和22年築の木造駅舎を有する駅で、橋上駅や高架駅ばかり巡ってきた私にとっては、一息つける駅でした。また、鯛焼き屋さんが併設する駅で、それ目当ての客も出入りします。


33分後の4357M(811系P101編成)にて海老津に向かいました。



昭和63年改築の地上駅舎です。配線は2面3線です。丘陵地に位置する駅ですが、岡垣町の中心駅ということで、バスに乗り換えていく客が多いです。トランドールも併設されています。


海老津では30分の滞在。駅前のショーケースでは、改築前の海老津駅舎やC59などの写真などが飾られていて、とても興味深かったです。16時56分発の2349M(811系P17編成+813系R208編成)にて城山トンネルを抜けました。



17時1分に教育大前に到着。昭和63年開業で、対面式ホームを有する掘割式の橋上駅舎です。福岡教育大までは300mです。

教育大前に下車すると、が本降りになってしまいました。福岡教育大には入らず、赤間宿跡をそぞろ歩きしますが、傘を差さずにはいられません。周辺は当然ながら、新潟大学周辺と同じような雰囲気が漂います。


デイリーで缶コーヒーや宗像の地酒・楢の露を購入したので、赤間には行かず、360円を支払って、17時44分発の174M(811系P11編成+P105編成)で黒崎に戻りました。この日は、西鉄イン黒崎駅前に一泊です。


つづく
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遂に鹿児島線全駅下車達成(その2)

2008-02-08 22:43:20 | 鹿児島本線


12時11分に枝光に到着です。ホームは対面式。複々線化の際、博多方に300m移転し、昭和41年9月改築された、古いタイプの高架下の駅で、バリアフリー設備はありません。通路を抜けると駐車場になっています。



枝光では40分の滞在時間を取っているので、スペースワールド方面にそぞろ歩き。すると、レギュラーがリッター140円のスタンドを発見しました。私の地元で最も安い所で144円(プリカ使用時)なので、これにはびっくりしました。


12時40分頃にホームに上がりましたが、時間が経つにつれて高校生が増えてきました。結構やばい感じです。12時51分発の4641Mは817系V1103編成のみで、車内は当然激パです。



2分ほどの乗車でスペースワールドに降り立ちます。構内は島式ホームが2面あり、上下其々退避できます。



外から見たスペースワールド駅。周辺は、スペースワールドの他、大きな商業施設などがいくつかあります。



下車時間を利用して、東田第一高炉跡を訪問します。日清戦争の賠償金を活用して官営八幡製鉄所がつくられ、1901年に東田第一高炉の火入れ式が行なわれたことにより、わが国の産業の歴史が始まりました。この高炉は延べ10回もの改修を重ね、昭和37年に超高圧高炉となりましたが、昭和47年に早くもその役目を終えています。尚、この光景は、博多方面の列車に乗車した際、スペースワールドを出てすぐに左側の車窓に見えます。

34分の下車時間のみでの観光は少し厳しかったが、4347M(811系P11編成+P13編成)で八幡に進みました。




13時30分に八幡に到着。構内は2面4線です。部分開業とはいえ、昨年(2006年)11月にこの駅ビルが完成しているので、訪問した甲斐がありました。店舗と駅の機能は1階のみで、2階以上はパーク&ライドです。


13時55分発の4645H(817系V1104編成)で陣原に進みました。



東折尾貨物駅の跡地を利用して、平成12年11月21日に開業した橋上駅舎です。構内は3面5線で、1、2番線は筑豊線の列車、4、5番線は鹿児島線の列車が使用し、3番線は通常使用されません。


行く前から懸念していましたが、遂にが降り出しました。陣原では37分あるので、少し散策します。駅南には各種商業施設があります。一方、自由通路を北側に抜ければ北九州工業地帯の一角になっており、北九州市皇后崎浄化センター(撮影不能)もあります。


14時39分発の169M(813系R227編成+R223編成)に乗車し折尾へ。折尾駅1番線に降り立つと、待合室に折尾駅の写真が飾られていたので、しばし見とれてから改札を出ました。



2001年師走に訪問したことがありますが、大正6年築の駅舎が今も残っていて感激しました。JR九州5位の乗降者数を誇る駅です。駅弁立ち売りの姿も見えて、鉄道全盛期を偲ばせる光景でした。平成31年に筑豊線(短絡線)が高架化して直結する計画となっていますが、その時まで残っていて欲しいです。


折尾では33分の滞在。折角なので、筑豊線の短絡線上に位置する鷹見口まで行ってみますが、既にバリケードが築かれ撮影不能でした。


15時15分発の4353M(811系P16編成)に乗車すると、ようやく北九州市から脱出しました。


つづく

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遂に鹿児島線全駅下車達成(その1)

2008-02-06 22:36:26 | 鹿児島本線
あの時に予告した通り、2008年2月1日深夜から3日にかけて福岡方面に出かけ、鹿児島本線全駅下車を果たしてきました。これから6回にわたって、その模様をお伝えします。



博多までの往路には、新津発二日市ゆきの乗車券と、新津から京都までの急行券、のぞみ59号の指定券を使用しました。福岡市内にしなかったのは、福岡市内の駅に複数足を記したからです。



新津23時10分発の急行きたぐに号(583系B05編成)で旅立ちます。今回は、費用節約の観点から自由席にしました。空きボックスが無かったので、長岡まで帰るOLの所にお邪魔しました。遅くまでお仕事お疲れ様です。


長岡で私のボックスに直江津まで帰る別のOLが座ってきました。しかし、柏崎駅付近での信号トラブルの影響がまだ続いていて、急行きたぐに号も抑止を食らいました。結局、長岡駅を発車したのは、19分遅れの0時12分でした。


リクライニング出来ないシートで余り眠れなかったせいか、京都でスムーズに降りることが出来ました。余裕のあるダイヤだったのか、京都着は定刻6時16分でした。



京都からは「のぞみ59号」(700系B3編成)に乗り継いで、一気に小倉まで飛びました。小倉到着は9時24分でした。



小倉到着後、200円の片道乗車券を買い、9時38分発の1182M(813系R9編成+R213編成)にて門司まで1駅戻りました。



門司駅は、2004年3月に右の橋上駅舎が使用開始され、2005年9月に「フレスタ門司」という複合商業施設が左半分に増設されました。尚、構内は、3面6線あります。


 
自由通路を通って北口に出てみました。



門司にはレンガ造りの建物が多く残っており、駅から歩いて数分の所に麦酒煉瓦館があります。残念なことに、旅の特性上、じっくり観光する時間は無く、10時13分発の153M(813系R233編成)で西小倉へ向かいました。



西小倉駅には初代駅舎時代の2001年師走に訪問したことがありますが、2003年3月に橋上駅舎に改築されてからは初の訪問です。小倉城(オリジナル)をモチーフにしたものだそうです。3面5線の構内で、日豊線が1~3番線を、鹿児島線が4、5番線を使用しています。駅前にはJR九州北部地域本社やJR貨物九州支社などが入居しているビルがあります。


10時42分発の4633H(817系V1102編成)で九州工大前に進みました。



昭和45年に開業した、九州で最初の橋上駅舎で、バリアフリーはありません。島式1面のホームの傍らを貨物線が並行しています。自由通路の北に行くと高速道路を跨ぎ、工業地帯に出ます。当然ながら、駅の南側はアパートが多いです。


11時4分発の155M(813系R224編成+811系P9編成)で戸畑に進みました。



平成11年に博多寄りに120m移転して改築された、船をモチーフにしている高架駅です。ホームは島式1面です。旧駅舎のあったところは多目的ホールになり、駅前には大型商業施設が開業し、賑やかになりました。


駅前のSATYの中の天狗で博多ラーメンを食べ、12時9分発の159M(813系R303編成+R204編成)で枝光に進みました。


つづく
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師走の鹿児島線駅巡り第2弾(余興篇)

2008-01-12 22:51:40 | 鹿児島本線
2007年12月24日の模様をお伝えします。この日は鹿児島線の駅を1つも巡っていませんが、余興篇ということで「鹿児島本線」のカテゴリーで掲載します。


1時まで寝られなかったものの、7時前には起床。1Fのロビーで御握りを4つほど食べるが、6時間弱しか寝れなかったのでかなり眠い。部屋に戻ってしばしくつろいだ。普段はゆっくり出来ないので、これこそ非日常と感じた。それでも7時55分にチェックアウトし、祇園駅8時4分発の626C(103系E10編成)で福岡空港へ直行した。



スムーズにチェックインを済ませ、9時近くまで飛行機を見ている。私がこれから乗るJL310便は、真ん中のJA8988(ボーイング767-300型機)である。これで九州とお別れし、東京羽田まで一気に飛んでしまうのであった。


JL310便は9時29分頃にプッシュバックし、9時35分にはもう離陸した。まずは九州北部を横断。ゴルフ場が多数見られた。



九州を横断し終えると、こんどは四国上空を通過し、本四連絡橋巡りとなった。これは瀬戸大橋である。窓側に陣取ってよかったなと思えた瞬間であった。しばらくすると、明石海峡大橋も望むことができた。四国の駅にもいつか行きたいね。



その後、関西国際空港の付近を通過し、紀伊半島を横断すると、セントレアの上空を通過し、東海道の海岸線を辿っていく。その後、浜名湖もばっちり見えた。



富士山を見れば、いよいよディセント。伊豆大島の上空を通り、低空で房総半島を一周した後、10時56分に羽田空港の7番スポットに到着した。


到着ロビーから京浜急行の駅までは随分と歩き、ぎりぎりで11時15分発のエアポート快特の成田空港行きに乗車した。11時31分に品川駅到着。ここで青春18に日付印を入れ、速攻で山手線1172G(E231系522編成)に乗車した。



11時58分に上野駅到着。京浜東北線でE233系1000番台の投入が始まるということで、209系を3本撮影。最初に当たったのは、の車体拡幅車である80編成だった。その後の2本は、60編成、36編成の順であった。


改札を出てグリーン券を買い、12時25分発の875M(211系B4編成+C7編成)に乗車した。車内改札を終えると、羽田空港で買った天むすで昼食。追加料金が550円で済んだということで、13時2分にはもう北上尾駅に到着した。



北上尾駅を再訪したのは、バリアフリー化に伴う駅舎改築工事が行われたからである。西口は2007年5月下旬から工事が始まり、訪問時は、公衆トイレ、エスカレーターの順に完成し、エレベーター設置工事が行われているところだった。



一方の東口は、2006年3月の初訪問時とは変わりなかった。が、今年(2008年)5月から翌年3月にかけてバリアフリー工事が行われるとのこと。


 13時32分発の879M(211系C13編成)に乗車してひたすら北へ向かう。鴻巣駅でもバリアフリー工事が行われていたように見えた。籠原駅でも工事をしていたので途中下車。駅舎自体の改築は行われず、改札内のエレベータ工事が行われていた。
 付近の神社で旅の安全を祈願し、14時24分発の3630E(E231系K25編成)で高崎へ。高崎駅では駅弁フェアがあり、先ほどの天むすでは腹を満たせないとのことで、牛肉どまんなか弁当を購入し、15時16分発の上越線741M(115系T1038編成)に乗車した。沼田市を境に、天気はからに変わる。
 水上で8745M(115系N16編成)に乗り継いで、土合を過ぎてから例の駅弁を食べた。土樽に入ると矢張り雪は多かったが、南魚沼市に抜けると雪は全く無かった。当然、上越国際スキー場も営業しておらず。宮内で快速くびきの5号(485系T16編成)に乗り継いで新津に帰った。


今回の鹿児島線乗り継ぎは、九州新幹線の建設が進む区間の旅となりま、八代から博多までの全ての駅を下車したことになった。残るは、特急ソニックも通る区間の20駅程度となった。早いもので、今年(2008年)2月第1週にも鹿児島本線全駅下車を達成する予定である。1年余り後には、そのタイトルが崩れ去るのに。


師走の鹿児島線駅巡り第2弾  おわり
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師走の鹿児島線駅巡り第2弾(その4)

2008-01-09 23:02:56 | 鹿児島本線


基山から3分ほどで、けやき台駅に到着。旭化成が中心となってこの付近に大団地「サンシティーけやき台」を造成することになり、この企画にJR九州も参加し、平成2年に開業した駅である。対面式ホームをもつ。



改札から程近い西口に出てみる。ニュータウンへの入り口である。住宅街の俳諧はさすがに気が引ける。通路を下れば、国道3号に出る。


13時32分発の164M(813系R1105編成)に乗車し、いよいよ福岡県へ。



2駅進んで天拝山駅に到着。ホームは対面式。跨線橋の真下に駅舎というものがあり、平成元年3月の開業である。東側は市街地が形成されており、付近には福岡大筑紫病院もある。一方、西側は長閑な田園風景が広がる。


天拝山で26分過ごした後、14時4分発の4126M(813系R112編成+811系P6編成)に乗車。次の二日市で2150M(813系R218編成+811系P102編成)に乗り換えて、都府楼南駅に至る。



ここもまた平成元年開業で、和風の駅舎は狭いスペースに上手くまとめられている。ホームは勿論、対面式。周辺は閑静な住宅街で、都府楼跡には程遠い。反対側は広々としている。


22分後の2152M(813系R230編成+R236編成)に乗車し、水城駅をスルーして大野城駅に至る。



平成元年改築の橋上駅舎。ホームは対面式で、快速停車駅のイメージが沸かない。西口は九州大学のキャンパスや産学連携センターなどが近く、学生利用が多い(だからこそ快速が停車するのか…)。この駅で滞在した時、福岡空港にアプローチする全日空機が間近に見え、福岡に舞い戻ったような感覚に襲われた。


14時58分発の168M(813系R229編成+R212編成)で春日市役所を見つつ、1つ歩を進める。



たった2分で春日駅に到着。平成15年3月改築の橋上駅舎で、歩道から出入りするタイプ。東側は市街地が広がり、西側は道路を挟んで巨大なクローバープラザがあり、何かと利便性の良い駅だ。


15時22分発の2154M(813系R216編成+811系P108編成)に乗れば、今回の駅巡りもいよいよ福岡市内へ。



2分で福岡市最初の駅・南福岡に到着。西側に北ミフが構えているとあって、ホームは3面5線。平成11年に駅ビルに改築されており、1階にはマックスバリュー、2階にはフレスタといって本屋をはじめ多数の店舗が入っており、3階以上はアパートになっていて、同じ建物で衣食住が完結されている。私もマックスバリューでビールなどを買った。


吸い込まれるかのように南福岡始発の170M(415系FM1521編成+FM1510編成)に乗車したのであった。



3分ほどで笹原駅に到着。上りホームに通じる駅舎は平成10年3月築で、帆船をイメージしている。


 東口の駅舎は平成17年3月築



笹原駅から西鉄のほうに歩いてみる。周辺は博多に近いからか、マンションが多い。福岡外環状道路の建設が進められていた。


笹原で26分滞在した後、172M(813系R217編成+R207編成)で竹下駅へ。



いよいよ博多まで後1駅。ホームは1面2線で、上下それぞれに通過線がある。橋上駅舎の上を博多南線がオーバークロスしている。脇には折り返し線がいくつもある。


16時27分発の2158M(813系R219編成+R1001編成)に乗車した。



日没にならないので、博多をスルーして箱崎駅を訪問。下り線は平成14年12月に、上り線は平成15年3月に、それぞれ高架になった。駅舎は筥崎八幡宮をイメージしているという。2面3線で、其々のホームへの階段は、トイレを挟んでV字形に分かれていて面白い。



折角なんで、10分ほど歩いて筥崎八幡宮を参拝してくる。宇佐、石清水とともに日本三大八幡宮の1つである。この神宮の主祭神は応仁天皇で、その他、神功皇后、玉依姫君が御祭神として祀られている。鎌倉中期の元寇の際、神風が来て日本の一大事を救ったことから、厄除、勝運の神が祀られていて、福岡ソフトバンクホークスアビスパ福岡も集団参拝しているそうだ。ただ、筥崎宮へのアプローチは地下鉄のほうが便利だ。


すっかり暗くなってしまい、17時50分発の2349M(811系P6編成+813系R112)編成で博多へ戻る。地下鉄で天神に行き、一風堂西通り店で博多ラーメンで夕食にした後、東横イン博多祇園に宿泊した。


つづく

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師走の鹿児島線駅巡り第2弾(その3)

2008-01-05 19:48:50 | 鹿児島本線

翌12月23日は、熊本から博多に戻るだけのルート。ただし、鹿児島線内の未訪問駅を1つ1つ降りながら。
この日は7時前に起床。新潟だと明るくなり始める時刻であるが、ここ熊本は闇の中。東横インおなじみの御握りを食べ終わり、7時半を過ぎるとようやく明るくなってきた。



熊本駅8時1分発の326M(817系V15編成)に乗車し、崇城大学前へ。沿線では、九州新幹線の工事が進められていた。



崇城大学前駅は、2面2線の有人駅である。(駅舎の写真は失敗作なので…) 崇城大学へはにあるエスカレーターを上っていく。文徳高校にも近い。


8時29分発の6330M(815系N27編成)で西里駅へ。



西口から歩いて数分のところに熊本保健科学大学がある。周囲は田園地帯。



西里駅は2面2線の無人駅で、形態は熊本県内の無人駅でよく見られるもの。授業のある日の17時以降は学生が何人も列車を待つ光景が展開されると容易に想像できる。


西里に18分滞在し、8時50分発の330M(815系N8編成)で県境を越えて吉野駅へ。大牟田で快速列車に抜かれると、車内はガラガラとなった。



9時56分に吉野に到着。対面式ホームと可愛らしい切符売り場のある有人駅。船小屋と同様の独特の入線メロディーをもつ駅である。周辺は閑静な住宅地であるが、付近に高校を2つも抱え、15時半以降はホームが高校生でごった返すだろう。


10時33分発の6336M(815系N12編成)で再び県境を越えて肥前旭駅へ。



11時16分に肥前旭に到着。対面式ホームをもち、コンクリート駅舎の有人駅。しかし、トイレは汲み取り式。



跨線橋の上から813系を撮影。この付近は九州新幹線の工事がたけなわで、2010年には800系などがこの線をオーバークロスする。跨線橋から東は新興住宅地。


11時36分発の2338M(817系V17編成)で鳥栖駅へ。久大線内で人身事故があった関係で場内信号に引っかかり、鳥栖駅には2分遅れの11時42分に到着した。



鳥栖駅で小休止。駅弁(かしわめし)で昼食にする。明治44年築のドイツ風の木造駅舎がいまなお現役なのは嬉しい。九州新幹線全通後も残ってほしい。


12時21分発の各駅停車(160M)に乗車する。次の下車駅・田代までわずか3分なので、811系(P109編成)では少し勿体無いような感じだ。



田代駅は、鹿児島線開業(明治22年)以来の駅で、有人駅で跨線橋は年代ものだが、駅舎は平成14年改築の簡易駅舎。ホームは対面式で上下線が離れている。裏手は貨物駅。駅前には九州環境福祉医療専門学校があり、授業のある日の17時以降ともなれば、駅舎やホームが華やかになりそうだ。


田代で20分滞在した後、後続の4124M(811系P7編成)で基山駅を再訪する。



甘木鉄道との分岐駅。昭和63年に国道3号への出口が設けられたことに伴って橋上駅舎化された。1階には美容室があり、時折サンタクロース(勿論人間ではない)が歌っていた

駅舎を撮り終えた後、後続の162M(813系R106編成+R213編成
)で1駅歩を戻していく。


つづく

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師走の鹿児島線駅巡り第2弾(その2)

2007-12-29 21:21:11 | 鹿児島本線
船小屋13時4分発の2337Mに乗車し、既訪問駅の瀬高をスルーし、南瀬高駅に降り立った。



JR九州でよくあるタイプの無人駅。駅舎は昭和52年3月30日築。対面式ホーム。駅周辺は長閑。接近は踏切音。


南瀬高に降り立って24分後の5343M(815系N11編成)にて渡瀬駅に進む。



2面2線の駅で、中線は撤去されている。駅舎は平成17年3月30日改築。



渡瀬での36分の滞在時間を利用して、西の方にそぞろ歩き。途中には「まいピア高田」がある。15分くらい歩いたところに西鉄電車が走っていて、近くには開駅がある。渡瀬駅と開駅、どちらが利用客が多いのだろうか。


14時20分発の327M(815系N13編成)にて銀水駅に進む。尚、ダイヤの都合上、吉野駅は明日(2007年12月23日)訪問予定。



昨年来マークしていた駅の1つ。大正15年築の、純粋無垢の木造駅舎。駅員がちゃんと居るから全く荒れていない。この駅発着の列車も複数あることから、配線は2面3線である。


30分の滞在時間の間、付近をぶらぶらしている。駅周辺は閑静な住宅街であるが、少し歩けば国道286号にぶち当たり、青果市場もある。また、付近には、三池高校もあり、高校生の利用も多そう。


14時55分発の5345M(815系N17編成)で県境を越えたのである。



熊本県内最初の下車駅は木葉。2007年10月19日から本駅舎の建設が始まり、翌年3月末の開業に向けてまっしぐらといったところ。施設名は「交流サロンこのは駅前」。2面3線の駅で、メガネが似合う女性が駅員を務めていた。


木葉は、西南戦争の勃発地・田原坂が近くにあり、短い滞在時間の間に官軍墓地を訪問。しかし、木葉には史跡は豊富にあるが、残念ながら23分後の5347M(815系N7編成)にて田原坂駅に旅立ったのである。



山の中にある2面2線の無人駅。とあるサイトでは「壁はおろか、天井まで落書きだらけで居心地最悪」と評されていたが、入ってみると壁や天井は白く塗りなおされていた。しかし、ドアには落書きが残っており、木の椅子に至っては見ているだけで気が滅入る落書きがたくさんあった。尚、この駅から史跡までは少し遠い。


16時29分発の329M(815系N10編成)で植木駅に南下した。



16時33分に植木に到着。2面3線の有人駅。町の中心部から離れてることもあるが、時間が時間なだけに送迎の車が多数止まっていた。


 植木で少しぶらぶらし、17時8分発の331M(815系N27編成)で熊本方面に下る。待避線に入ってところで撮影したものの、1/8秒のシャッタースピードでしか切れないほど暗くなったので、このまま熊本駅に直行し、東横イン熊本駅前にチェックインした。
 荷物を置いたら市電で辛島町に行き、こだいこで熊本ラーメンを食べて夕食にする。その後、終点・田崎町まで乗り、歩いて宿所に帰ったのである。


これは今年最後の更新となりそうです。来年も宜しくお願いします。


つづく
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