西焼津10時41分発の749Mに乗車しました。次は六合を訪問しますが、途中の藤枝駅は改築中ではあるものの、だいぶ形になってきている感じでした。
昭和61年4月26日開業。対面式ホームの橋上駅舎で、バリアフリー設備はありません。10分しか滞在せず、狭軌最高速度記念碑を見つけられませんでした。
10時59分発の751M(113系C1編成)にて金谷に向かいます。途中の島田駅は、2001年に訪問したときと同様、コンクリートの平屋の駅舎が残ってるように見えました。
昭和53年4月改築の、典型的なコンクリート駅舎です。周辺は丘陵でアップダウンが多いです。この日の東海道線駅巡りは金谷で終了です。
金谷で打ち切った目的は、大井川鉄道の乗りつぶしです。折角なので、SL列車で旅します。11時30分頃、ELに引かれて入線しましたが、ホームが短く、SL列車は撮影できず。乗った客車はスハフ42で、一昔前の列車旅を味わいます。終点・千頭までELとのプシュプル運転でした。
沿線は大茶畑地帯です。これで日本のお茶の殆どが賄えるなと感じました。また、年代物の駅舎も多く、いつかは大井川鉄道全駅下車を果たしたいなと思いました。
13時12分に千頭に到着し、やっとSLの撮影を果たしました。
SLを降りた後、井川線の列車に乗り換えます。スハフ42と比べると、かわいい客車という印象を受けました。
井川線は、大井川本線とはまるっきり異なります。相変わらず茶畑が多いですが、R=55などの急曲線が多く、ゆっくりと走ります。又寸峡温泉の最寄り駅である奥泉では大量の下車がありました。
アプトいちしろ~長島ダム間は、専用の機関車に押され、アプト式の急坂の鉄路を上ります。これは、1990年の長島ダム建設によるものなのです。アプトいちしろ駅では、多くの者がカメラを構えていました。
その後も、長島ダム建設により新線に切り替えられた区間を旅し、奥大井湖上では多数の客が上り列車を待っていました。接阻峡温泉でもかなりの下車があり、車内は寂しくなりました。尾盛駅は誰が利用するでしょうか。
井川ダムを眺め、15時8分に終点・井川に到着しました。
15時35分のバスで一気に新静岡に抜けちゃいます。このバスには女車掌が乗務していました たったの1850円で静岡駅に直行なので、大井川鉄道で金谷まで戻るよりずっと便利です。にもかかわらず、乗客は多くなく、町場に入るまで動きはありませんでした。尚、全ルートが静岡市域に入るため、改めて静岡市の広さを実感させられました。
新静岡駅到着後、5階の中華料理屋で夕食。その後、おやつ用にかもめの卵を買い、静岡鉄道を完乗し、清水港近くのホテルときわに投宿しました。
つづく
参考サイト 「さいきの駅舎訪問」