
8時18分に上大井駅に到着。交換可能な対面式ホームを有していますが、上り列車の停止位置から駅舎までは可也歩かされます。

上大井駅は「ひょうたん駅」として知られており、階段を下りると「お帰りなさい」という瓢箪の下をくぐって駅舎の中へ。

昭和23年6月築の木造駅舎です。無人駅で窓口が閉鎖されています。時間帯が時間帯なだけに、駅前のバス停からは結構発着があるようです。

時刻表の前で女子学生がたむろしていたので、周辺散策。すぐに幹線道路に出て北方に歩くと、このような景色が見られます。このあたりの住民は毎日のように富士山が見れて羨ましい限りです。

戻っても女子学生達が引揚げる兆候がないので、「いってらっしゃい」の瓢箪を見て早めに構内に入ります。真冬なのでレプリカだけですが、夏季には数多くの瓢箪が実っているでしょう。

構内踏切に向かう途中、美しい梅の花が乗客達を楽しませてくれました。地球温暖化によって、この近辺は春の訪れが早くなったような気がします。しばらく休憩した後、8時49分発の2529G(313系V12編成)にて沼津方面へ。中高年の方々で込み合ってましたが、私は老夫婦の一角にお邪魔させてもらいます。

9時8分に多くの中高年ハイカー達と共に谷峨駅で下車。交換可能駅で対面式ホームを有しており、上下線は踏切で結ばれています。


50周年記念で建立された碑文。『鉄道唱歌』の一節と見て間違いないです。
しばらくすると駅前広場ではミーティングが行なわれ、東海道線の廃線跡などを撮影しに行くと思われるグループと、大野山ハイキングコースを辿りつつユーシン渓谷とか中山温泉を訪問するグループの二手に分かれました。

私の方はというと、後者のグループの後について周辺散策します。駅を出るとすぐ、山の麓を東名高速道路と国道246号という高規格道路が併走する景色に出会います。ここで


山北町を訪問した思い出に

つづく