前回はこちら
中央本線429Mは、9時1分に小淵沢駅に到着。5番線に行き、9時16分発の八ヶ岳高原列車1号こと小海線8251Dに乗り継ぎました。「キハ110-116+キハ110-106」の2両編成でしたが、それなりに混雑してました。
清里に着くまでの間、小海線の概要を紹介します。小海線は、小淵沢と小諸を結ぶ、全長78.9km、駅数30の地方交通線です。「天空に近い鉄道」とPRされ、JR駅で標高の高い駅の上位8位を独占しており、野辺山と清里の知名度は突出しています。夏シーズンともなれば多くの観光客で賑わい、「八ヶ岳高原列車」が運転されるほどです。車両はキハ110系列が中心ですが、ハイブリッド気動車「こうみ」ことキハE200系が4往復(うち全区間走破1往復)走っています。
9時41分に清里駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。ハイカーが多く下車していきます。
駅名標を。2種類用意されています。標高は1274m694。
構内踏切を渡る前に野辺山方の線路を。清里駅はもと2面3線だったのです。
改札を出ました。内部は広々としており、ウッディーな感じです。「みどりの窓口」があり、営業時間は8:40~17:10。反対側には「おぎのや」という売店。
それでは駅舎撮影。昭和51年築の、白亜のお洒落な駅舎です。トイレは右側の建物です。スロープが整備されました。
駅舎の野辺山方には、小海線で活躍したC56 149が保存されていました。更に野辺山方に進むと観光案内所。
駅前にはお洒落なミニ庭園があり、休める箇所も多くあります。
標高が高いからか、7月のこの時期にもミニ庭園で白い紫陽花が満開でした。
それでは周辺散策。駅前道路は下り坂となっており、付近の店舗では「清里はちみつ」がPRされていました。
一旦駅前に戻り、今度は小淵沢方へ。お洒落なペンションや店舗が多く、18年前の夏は多くの若い女のコで賑わっていました。でも、この日(2012年7月22日)来ていたのは合宿の親子連れ。今時の首都圏の若いコは109とかに行くからね。で、買ったのは七賢でした。
少し駅の方に戻ると、右に公衆トイレの時計台。これは、「ポールラッシュの時計台」といいます。
で、ポール・ラッシュ博士(1897~1979)とは何者か?米国生まれで聖路加国際病院建設に参画されましたが、もし彼が居なかったら今日の清里はなかったでしょう。
この日の清里はガスっていました。再びホームに上がると、既に親子連れが列車を待っていました。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
<ブログランキングに参加しています。是非ワンクリックお願いします。>