クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

合理化が進む新潟の駅〜小出駅〜

2024-09-13 07:18:05 | 新潟の鉄道(駅舎関係)

 山陽電鉄及び加古川市は一昨日、来春以降のダイヤ改正で別府駅に全列車が停車出来るようにすると発表しました。現在は、山陽電鉄で6番目に利用が多いにも拘わらず4両編成対応のホームのようで、普通列車及びS特急が停車し、特急や直通特急が通過していました。そのホームの延伸工事が来年の頭に完了するようで、6両編成が停車出来るようになります。
 それはさておき。JR東日本は、えきねっとへの利用促進のため、ここ何年かでみどりの窓口をバッサバッサと廃止していきました。しかし、利用者の不満が想定以上に根強く、5月にはみどりの窓口の削減を止めてました。この迷走ぶりの最大の象徴といっていいのが、北千住駅のみどりの窓口の復活です。
 さて、これからお伝えするのは、小出駅の合理化です。小出駅は上越線と只見線の分岐駅であり、数少ない只見線の列車が発着するときには多くの乗り継ぎ客で賑わいます。とはいえ、小出の市街地は魚野川の向こうにあり、駅から少々離れているのが難点です。この小出駅は、2011年8月にリニューアルされて片岡鶴太郎の駅名板が取り付けられました。そんな小出駅も、合理化を免れることはなりませんでした。訪問日は、2024年4月28日(日)でした。



小出駅へは1728Mでアプローチ。只見線を含めて3面5線の構内です。



ホーム上では、魚沼市観光協会の方が物販などをしてました只見線で臨時列車が出ることだし。



駅舎の中に入ると、駅係員こそ居るものの、窓口が閉まってましたということは、



小出駅は2月29日をもって「みどりの窓口」が廃止されていたのです長距離きっぷなどは小千谷駅や六日町駅などの「みどりの窓口」の他、浦佐駅の指定席券売機で買えとのことです。3月1日以降は、駅係員の居る時間帯が7:50~15:00(11:30~12:30を除く)となっているのです。



とはいえ、自動券売機が1台あるのです。



ホーム上のゴミ箱も健在です。



で、改札の右手には24人分座れるベンチのある待合室が。パンフも備え付けられています。



「UONUMA CITY PREMIUM」ですって



駅前に出ました。南越後観光バスの他、乗合タクシーも出ます。



「ようこそ、コシヒカリのまち、魚沼市」ですって



小出駅の駅前にあるホテルといえば、ホテルオカベ。只見線利用客の御用達の宿の1つですが、早朝出発の客の扱いには手慣れてるのでしょう。



その手前には、地酒・緑川の特約店である富士屋が。折角なので、緑川の300mlを購入してきました



その富士屋の店内では、酒井健氏の只見線の写真が飾られてました


 小出駅の合理化については以上です。「みどりの窓口」はなくなったものの、ゴミ箱やパンフ類が健在で何よりでした。越後堀之内駅や府屋駅などのように完全に無人化されてないからこそ、そこそこの駅機能が保たれているのです。ゴミ箱が健在であることに少しホッとした次第です。
 話が変わりますが、IGRいわて銀河鉄道は昨日、来年3月中旬にも運賃値上げすると発表しました。平均で6.4%ほどの値上げであり、短距離の乗車券が10~30円の値上げとなる一方、長距離の乗車券はむしろ不変または30~40円の値下げとなります。例えば、盛岡~滝沢間の乗車券は380円から410園となる一方、盛岡~金田一温泉間の乗車券は2130円から2090円に値下げされます。また、盛岡~目時間の乗車券は2420円で据え置きです。尚、これに伴って、JRとの乗り継ぎ割引が廃止されます。
 そんな中、JR西日本から誠に遺憾なニュースが入っています。後藤総合車両所で整備中だった285系が8月29日の朝、構内移動中に廃車予定の381系に激突してしまったのです。そのため、車両の追加修繕に時間を要することになり、「サンライズ出雲」は上りが10月14~19、23、25日に運休し、下りが10月15~20、24、26日に運休することが決まっています。尚、「サンライズ瀬戸」は通常通り運転するということで。
 「マイナ免許証」が来年3月24日に運用開始することになりました。次は、「千葉県誕生150年キネン乗り継ぎ」をお伝えします。

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