北海道&東日本パスの発売が始まり、いよいよ夏旅のシーズンに入ったなと感じます。花咲線と釧網本線の一部列車では増結が行われ、一部指定席となります。特に、8月24日から9月にかけての釧網本線の指定席は、史上初のH100形の指定席設定となります。
さて、これからお伝えするのは、内野駅の合理化です。内野駅については、橋上駅舎化、ペデストリアンデッキ設置などで何度かこのブログで取り上げています。越後線の終着駅の1つであるのは言うまでもありません。で、これから取り上げるのは、みどりの窓口の廃止です。訪問日は、2024年2月4日(日)でした。
内野駅には1534Mでアプローチ。対面式ホーム2面2線の構内です。
階段を上がって改札を抜けたもの、一見すると以前とは何ら変わっておりません。
左手には窓口が生きているように見えますが、上の表示は埋まってます
というのも、1月31日を最後に「みどりの窓口」が廃止され、2月1日より話せる指定席券売機に変わっています
その話せる指定席券売機は、自動券売機の左手に1台あります。もしものトラブルの際には、6:30~24:00に駅係員のサポートが受けられます。尚、オペレーターを介して指定席券が買えるのは8:00~20:00です。
しかも、改札内には時刻表がありませんJR東日本は年を追うにつれてサービスが低下したのです。
優等列車の指定席や定期券などについては、なるべくネットで買ってもらおうと誘導しているのです
とはいえ、ゴミ箱は生きています。
さて、南口に出ました。ロータリーに屋根が張り巡らされています。
エレベーターの入口には多目的トイレが設置されています。
で、駅前には遠藤実の顕彰碑があり、国道402号沿いには遠藤実記念館があったりします。
そして、徒歩2分ほどの所には西区交流センターがあったりします。
北口に出ました。駅前は狭く、駐輪場に出る階段とペデストリアンデッキを有します。
そのペデストリアンデッキは砂丘に繋がっており、左手には内野小学校があったりします。
内野駅の合理化については以上です。学生の利用が多いとはいえ、「みどりの窓口」を廃止するのは何ともドラスティックな合理化だと感じます。このあたりの学生の多くがデジタルネイティブな方だと高をくくっているでしょう。
ここにきて、JR東日本などのみどりの窓口の廃止は、みどりの窓口存続駅の窓口がかえって殺人的な混雑を招いてしまうという副作用が明るみに出てしまいました。地方では、日常の移動が専ら車であり、交通系ICカードを持たないどころか電車の乗り方が分からなくなってしまっている方が実に多いのです。特にご年配者にとっては、指定席券売機の操作自体が鬼門だと感じているようです。そのため、JR東日本は、みどりの窓口の削減を一旦止めているのです。
話が変わりますが、首都圏新都市鉄道は昨日、2025年中につくばエクスプレスの一部駅においてクレジットカード等のタッチ決済の実証実験を実施すると発表しました。対象ブランドは銀聯など6つであり、Mastercardは後日追加です。その上、乗車券のQRコード化を進めるとしています。ニッポンの鉄道は、いよいよQRコードとタッチ決済の時代に突入したのだろうか。
人手不足と車両不足のため、熊本市電で29日より減便ダイヤで運転することになりました。次は、「真夏の東急東横線駅巡り」をお伝えします。
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