京成電鉄は一昨日、新型車両3200形を今冬に投入すると発表しました。今年度は取り敢えず1編成投入し、来年度以後に本格投入といった流れです。従来の3500形に比べ69%もの電力削減が図られるということです。偶数車両単位で短編成化出来ることから、支線系の3400形や3500形などの置き換えも視野に入れているに違いありません。
それはさておき。今年に入って新潟の特急停車駅についても合理化が進み、柿崎駅ははや無人化されてしまいました。利用者からのあまりの苦情に「みどりの窓口」の削減が一旦止められているとはいえ、新潟の特急停車駅で「みどりの窓口」があるのは、新潟、豊栄、新発田、坂町、村上、東三条、長岡、柏崎、直江津、上越妙高だけになってしまいました。で、今回は加茂駅の合理化についてお伝えします。
加茂駅は「しらゆき」の停車駅の1つであり、加茂市唯一の駅です。徒歩圏内には加茂川があり、その河川敷では4月下旬から5月上旬にかけてこいのぼりが架けられます。訪問日は、2024年2月4日(日)でした。
加茂駅へは信越線451Mでアプローチ。対面式ホーム2面2線の構内ですが、上下間が広く開いています。
改札を出ると、このような掲示が。加茂駅のみどりの窓口は1月末をもって廃止となりました
まずは西口に出ました。2台の自動改札の右手には自動券売機が。駅員は不在のようです。
待合スペースにはパンフ類が貼られています。
西口に出ました。右手にはトイレが。
東口へは地下道で。昭和63年度卒業の中学生の作品が展示されてました。
東口への入口には公衆トイレが。
東口に出ました。細長い駅舎ですが、新潟方には改札内トイレが。
では駅舎の中へ。駅係員は居るものの、窓口は閉まってました駅係員の居る時間は7:00~19:00(休み4回)です。
とはいえ右手には券売機があり、2月1日より長距離切符などは専ら指定席券売機になっています
左手には20人分のベンチのある待合スペースが。
セルフKIOSKも併設されてますが、現金での決済は不可です
で、この時期は受験シーズンということで、駅係員一同が受験生を応援してました。
「メリアの3階利用できます!!」ですって13:00~19:00ですが。
折角なので、そのメリアの3Fへ。広々とした区画に机とテーブルが備え付けられており、早速学生が利用してました
学校にあるタイプの机と椅子も
本棚もあり、すみっコぐらしのキャラクターも。
街角ピアノも設置されてました。
メリアを出ました。加茂市のバスは、市民バスからかもんバスになってました
加茂駅の合理化については以上です。みどりの窓口はなくなっても、指定席券売機になっていて何だかホッとしました。ただ、指定席券売機にも弱点があり、乗車券(50km以内は除く)、新幹線特急券及び関係線区の在来線特急券しか買えないのです。遠方の列車の在来線特急券については、東三条などみどりの窓口のある駅に出向かなければならないのですから。
さて、加茂駅の駅係員のいる時間帯ですが、ほぼ日中帯ということになっています。乗車券の発券は行わないものの、ゴミ箱の回収や時には利用者のサポートを行う便利な存在です。加茂市民の多くが鉄道に縁がない人達なので、彼らの存在は非常に心強いのではないでしょうか。
話が変わりますが、JR東日本は一昨日、「村岡新駅」について今秋に着工すると発表しました。開業は2032年度であり、東海道線ではJR総持寺以来の新駅とみられます。
阪急電鉄のPRiVACEが7月21日にサービス開始することになりました。次は、「鹿島線全駅下車の旅」をお伝えします。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます