クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

「海里」が初日を迎えた

2019-10-05 16:27:46 | 羽越本線

 485系改造車である「きらきらうえつ」は、惜しまれつつ9月29日に運転を終了しました。それから6日たった今日、”新潟の食”、”庄内の食”、”日本海の景観”をコンセプトにした、新しい観光列車「海里」がデビューしました。
 では、「きらきらうえつ」と「海里」の最大の違いは何か。前者が電車なのに対し、後者はハイブリッド気動車です。そして、「みどりの窓口」などで買える指定席車は、前者が1、3、4号車なのに対し、後者が1、2号車だけです(3号車は売店とイベントスペース、4号車は旅行商品専用のダイニング車両)。
 「きらきらうえつ」と「海里」にはもう1つ大きな違いがあります。「海里」は、桑川駅にて長時間停車する(下り列車では20分、上り列車では30分)上、桑川~越後寒川にて速度を落として運転するため、勝木、府屋、鼠ヶ関が通過扱いとなっています。
 それでは、「海里」の初日の模様を見てみましょう。



8時58分頃、「海里」の回送が新崎駅2番線に入線。



しばらくの間、形式美を見せてくれます



4号車のロゴマーク。「海里」と出ており、脇には綾織模様が



3号車のロゴマーク。小さく「KAIRI」と出ており、脇には大きな綾織模様が



2号車のロゴマーク。「海里 KAIRI」とでかでかと書かれており、左には例の綾織模様が



1号車のロゴマーク。ドア脇に小さく「KAIRI」と書かれ、左手には大きな綾織模様が



運転台近くには小さなロゴマークが



ここで、先頭部をご覧下さい。ライトとライトの間には小さなロゴマークが。連結器もスカートも真新しい



9時7分頃、羽越線927M(E129系B5編成)と並びました



1号車の側面をご覧ください。窓枠下に「KAIRI」がでかでかと。




4号車にも窓枠下に「KAIRI」がでかでかと。



旅行商品専用車の車内をご覧ください。テーブル付きの4人用のボックスシートになっています。



所属表記をご覧ください。HB-E300系気動車(6番編成)とはいえ、新潟車両センターの所属なのです!



9時45分頃、「海里」の回送が東新潟駅に到着。



しばし編成美を見せてくれます。929Mと並ぶことなく、9時50分頃に新潟駅に向けて出発。



その頃、新潟駅3、4番線では出発セレモニーが行われてました。10時7分過ぎにくす玉開花。5番線は激パ状態で、位置取りに苦労しました。



先端では、駅社員やNEWDAYS社員による垂れ幕が



10時11分、「海里」は酒田に向けて出発しました。


 「海里」の初日は以上です。「きらきらうえつ」のことがあるので、「海里」を一旦新崎駅にて折り返させるのは素晴らしい計らいだと思います。それとも、単に新潟駅の構内が混雑しやすくなっているだけか?!
 「海里」についてですが、予約は極めて好調であり、1ヶ月前に予約をしかけても中々取れない状況が続いています。私も1度乗ってみたいものですが。事前申込制の弁当もあるそうですが、楽しみだな。
 さて、485系きらきら編成亡き後は、新潟のジョイフルトレインは、この「海里」とShu*kuraと「ばんえつ物語」だけになります。今後は「海里」を使った団体列車の設定があるのだろうか。
 次は、「特急いなほ50周年」をお伝えします。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いよいよ終末を迎える新潟の1... | トップ | 特急いなほ50周年 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

羽越本線」カテゴリの最新記事