本日、J-TREC新津事業所にて「レールフェスタinにいつ2014」が開催されました。この事業所の一般公開は毎年行われていますが、今年は一際異なります。新潟地区に新たに投入されるE129系電車が初めてお披露目されたのです。J-TREC新津事業所の長年の夢だった、「新潟で造る新潟のための車両」なので、関係者は相当意気込んでいるはずです。
では、「レールフェスタinにいつ2014」の模様を見てみましょう。
北門から中に入るとミニ電車がお出迎え!勿論E129系電車です。
まずは台車組立工場から。「E233系の台車ができるまで」を紹介してました。
主電動機
E233系台車が完成しました。
これは台枠の一部。奥では溶接作業が実演されていました。
ライニングを見て台車組立工場の見学を終わります。
さて、E129系の展示場では各種作業車に乗せてくれました。これは高所作業車。
マルチタイダンパー。
バラストレギュレーター。
そして、今回のメインであるE129系電車が現れました展示に使われたのはA3編成でした。
台車(クモハE129-103)。
床下機器(クモハE129-103)。
VVVFインバーター(クモハE129-103)。
そして反対側から。E129系はオールM車で、車内はクロスシートとロングシートが組み合わされています。近くでは「試運転したし」の声も。
非公開の構体修正工場にて。E233系8000番台とE129系の構体が同時に製造されてました。
そして、第二加工工場にて。各種ロボットが稼働してました。これはサスケ2号。
山下通りに出ると、東京ディズニーリゾート・ドリームクルーザーが。今年は新型です。
そして、正門近くに出ると、パトカーの展示が。これはニューモデルか。
続いて消防署のイベントも。放水車が並んでいました
で、本日は、新津駅前で各種イベントが開催され、「DLばんえつ物語体験号」も運転されました。「オハ12 1701」を抜いた12系客車6両編成に、DE10 1680とDE10 1700がプシュプルで、新潟~馬下~新津と運転されました。
折角乗ったので車内の様子も。これはオコジョルーム。
見学のみでしたがグリーン車も。2+1のアブレストで、収納式テーブルも付いています。展望室には特別な展示も。
最後は「DLばんえつ物語体験号」に話がいきましたが、「レールフェスタinにいつ2014」は以上です。時間の都合で第一構体工場での車体クレーン移動に立ち会えなかったこともありましたが、全体的に大幅に縮小された印象でした。非公開部分が多く、「車両ができるまで」が無かったですから。
ところで、「DLばんえつ物語体験号」は、この3連休全部運転されることになっています。指定席はないのでふらっと利用できます。で、今シーズンの「SLばんえつ物語」の運転は、C57 180が全般検査に入ったため終了しています。
次は、「飯田線全駅下車への道・第7回」の続きをお伝えします。
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