クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

飯山線に44年ぶりのSL

2016-11-22 19:22:08 | 信州地区

 二夜干しになりますが、「SL飯山線ロマン号」についてお伝えします。
 2016年11月19日、20日の両日、飯山~十日町~長岡間をSL列車が駆け抜けました。19日は飯山~十日町~長岡間を、20日は長岡~十日町~飯山間を「SL飯山線ロマン号」が走りました。飯山線で44年ぶりのSL運行ということで、沿線の撮影地では試運転の段階から大賑わいだったそうです。当日については推して知るべしです。
 私は、11月20日の運転の様子を宮内駅で捕獲しました。どうぞ、御覧下さい。



「SL飯山線ロマン号」は、8時15分にナッちゃんらに見送らせて長岡駅を発車。8時25分に宮内駅2番線に到着。SL+旧型客車3両の編成でした。



旧型ということで、客車の最後尾にはヘッドマークがありません。



まずは客車を紹介します。3号車は「スハフ42 2234」でした。旗を持った子供達も。



2号車は「オハ47 2266」でした。3等客車を表すラインが入ってますね。



で、1号車は「スハフ42 2173」でした。旧客は非冷房なので、夏場の使用は厳しいですね。



牽引機はC11 325でした。「SLもおか号」でお馴染みですよね。



ヘッドマークを拡大。錦秋を信濃川沿いを走るイメージです。



ついでに側面を。黒い煙を出す大きな煙突の隣の小さな煙突から汽笛が鳴ります。


2番線に廻って行路表を。「A105仕業」であり、長岡から十日町まで9122で行った後、9124で飯山に至ります。その後、回9125の後補機で長岡に戻ります。真岡鐵道車の筈なんですけど、何故か長岡所属になっています。C11 325は、平成23年10月に大宮総合車両センターで全検を受けています。



宮内駅では1728Mを先行させるなどして20分停車。長岡駅とは異なりこれといったイベントがなく、ひたすら撮影タイムでした。8時45分に十日町に向けて出発していきました。


 「SL飯山線ロマン号」は以上です。この後「ドカ停」した十日町駅では大きなイベントが催されました。無煙化後の飯山線で最大のイベントだったではないでしょうか。
 ただ、このSL列車は飯山線の純増だったわけではありません。戸狩野沢温泉以北の交換可能駅が桑名川、森宮野原、十日町に絞られているため、SLが走った日(公式試運転を含む)には、136D(十日町~森宮野原間)、185D(全区間)、186D(越後川口~十日町間)を運休しバス代行にしています。関係者の努力には頭が下がります。
 話が変わりますが、北海道から暗いニュースが入っています。JR北海道の島田社長は昨日、台風10号などで被害を受け未だに運転再開していない根室本線の東鹿越~新得間について、今後は復旧工事をせずにこのまま廃線・バス転換することを表明しました。これがJR北海道とJR東日本の企業体力の差なのかとつくづく考えさせられます。
 2016年もいよいよ師走の足音が聞こえてきました。次は、「青年の交流会乗り継ぎ 2016」をお伝えします。


<ブログランキングに参加しています。是非ワンクリックお願いします。> 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大村線全駅下車の旅(その11) | トップ | 青年の交流会乗り継ぎ 2016... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

信州地区」カテゴリの最新記事