清里駅から10時23分発の225D(キハ110-108+キハ110-117)に乗車し、「JR日本最高地点」を越えました。
信濃川上駅を出ると千曲川に沿うようになり、次第に盆地へと入っていきます。
11時52分に中佐都駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。
それでは駅舎撮影。昭和53年8月築の可愛らしい待合室です。標高は699.3m。
では駅舎の中へ。無人駅で、木製のベンチが敷かれているだけです。券売機の類もありません。
清里駅で購入した「峠の釜めし」でお昼にします。何てことない、あの横川駅の「峠の釜めし」でした。おぎのや諏訪インター店の製造です。
駅舎で休んでいるうち、1人のおばさんがやってきました。ホームの向こう側を眺めると、民家が多くなっていました。小諸方は果樹園。
周辺の住宅地を歩いていると、初秋の花を見つけました。マリーゴールドかな。
目と鼻の先にある佐久平駅の方に向くと水田地帯となっていました。林檎と絡めて132Dをシュート。
12時28分発の135D(キハ111-109+キハ112-109)に乗車し、終着駅の1つ手前の駅へ。乙女を出ると、大学時代に何度かお世話になった得々が見えました。
12時38分に東小諸駅に到着。片面ホーム1面のみの構内でホームが狭いですが、脇にしなの鉄道の線路が2本あります。
それでは駅舎撮影。木造の山小屋のような待合室です。標高は681m。
では駅舎の中へ。茶色の椅子が一列になっているだけで、券売機の類はありません。駅ノートが備え付けられています。
スロープを下って駅前の細い道に出ました。駅前は静かな住宅地です。地下道をくぐって駅裏の賑やかな一帯へ。
つづく
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中央本線429Mは、9時1分に小淵沢駅に到着。5番線に行き、9時16分発の八ヶ岳高原列車1号こと小海線8251Dに乗り継ぎました。「キハ110-116+キハ110-106」の2両編成でしたが、それなりに混雑してました。
清里に着くまでの間、小海線の概要を紹介します。小海線は、小淵沢と小諸を結ぶ、全長78.9km、駅数30の地方交通線です。「天空に近い鉄道」とPRされ、JR駅で標高の高い駅の上位8位を独占しており、野辺山と清里の知名度は突出しています。夏シーズンともなれば多くの観光客で賑わい、「八ヶ岳高原列車」が運転されるほどです。車両はキハ110系列が中心ですが、ハイブリッド気動車「こうみ」ことキハE200系が4往復(うち全区間走破1往復)走っています。
9時41分に清里駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。ハイカーが多く下車していきます。
駅名標を。2種類用意されています。標高は1274m694。
構内踏切を渡る前に野辺山方の線路を。清里駅はもと2面3線だったのです。
改札を出ました。内部は広々としており、ウッディーな感じです。「みどりの窓口」があり、営業時間は8:40~17:10。反対側には「おぎのや」という売店。
それでは駅舎撮影。昭和51年築の、白亜のお洒落な駅舎です。トイレは右側の建物です。スロープが整備されました。
駅舎の野辺山方には、小海線で活躍したC56 149が保存されていました。更に野辺山方に進むと観光案内所。
駅前にはお洒落なミニ庭園があり、休める箇所も多くあります。
標高が高いからか、7月のこの時期にもミニ庭園で白い紫陽花が満開でした。
それでは周辺散策。駅前道路は下り坂となっており、付近の店舗では「清里はちみつ」がPRされていました。
一旦駅前に戻り、今度は小淵沢方へ。お洒落なペンションや店舗が多く、18年前の夏は多くの若い女のコで賑わっていました。でも、この日(2012年7月22日)来ていたのは合宿の親子連れ。今時の首都圏の若いコは109とかに行くからね。で、買ったのは七賢でした。
少し駅の方に戻ると、右に公衆トイレの時計台。これは、「ポールラッシュの時計台」といいます。
で、ポール・ラッシュ博士(1897~1979)とは何者か?米国生まれで聖路加国際病院建設に参画されましたが、もし彼が居なかったら今日の清里はなかったでしょう。
この日の清里はガスっていました。再びホームに上がると、既に親子連れが列車を待っていました。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
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今年も夏の「18きっぷ」の発売が始まりました。富士山が世界遺産になったことだし、この機会に遠方に行かれる方も多いのではないでしょうか。昨日(2013年7月2日)、8月2日の「ムーンライトえちご」の指定を取ろうとしましたが失敗しました。
さて、これからお伝えするのは、昨年の夏シーズンに実行した「小海線全駅下車への道」です。日帰り3回の形で実行したので、第3回まであります。なぜ、ハイシーズンであるこの時期に実行したかって?「八ヶ岳高原列車」が運転したからです。
前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。第1回は2012年7月22日(日)に実行しました。
自転車で新津駅に行き、0時5分発の「ムーンライトえちご」で出発。2つ目ライトが名物の485系T18編成でした。思ったほど混んでおらず、終点・新宿まで2席独占。今秋にも「E653系いなほ」の運転が始まるので、この「ムーンライトえちご」も予断を許しません。
新宿から中央線485T(E233系T22編成)で高尾に赴き、更に427M(115系C6編成)に乗り継ぎました。ボックスがほどほどに埋まってたので、度の強い眼鏡をかけた女性と相席させてもらいました。鉄道で富士山を一周するのだそう。大月で彼女が下車した後に朝食タイム。
8時3分に韮崎駅に到着。島式ホーム1面2線の構内で、上下はセパレートされています。折り返し列車がありますが、塩尻方にある引込線で折り返す形になります。
地下道を抜けて改札を出ました。2台の簡易Suica改札の左に「みどりの窓口」があり、営業時間は6:30~20:00。
改札の右手にはKIOSKがあり、観光案内所を挟んで神戸屋があります。
それでは駅舎撮影。昭和44年10月築の、2階建ての駅舎です。トイレは左側にあります。
駅前には球児の像。ベルマーレ平塚やペルージャなどで活躍した中田英寿さんの出身地だからということではなく、昭和50年8月に韮崎市で開催されたインターハイで韮崎高校サッカー部が全国制覇を果たしたことから、昭和51年5月29日に建立されています。
駅前ロータリーの向こうには広大な駐車場があり、正面には魚民。その背後には「ライフガーデンにらさき」があり、郊外型店舗が近い駅だと実感します。
ロータリーの塩尻方にも大きな駐車場があり、向こうには韮崎シビックセンターがあります。
出発前に駅裏を。一面の住宅地となっており商店街もありますが、段丘上に有名な観音像があります。
KIOSKで甲州ワインを購入し、8時29分発の429M(115系C14編成)に乗車して小海線の起点駅へ。
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では平滝駅の時刻表を。9時16分の上り列車の次は11時50分の下り列車までないので、更に次駅まで歩くことにします。
駅前には肥やしが積まれていました。利用者にとっては臭いだろうが、農村地帯を感じさせる光景です。
信濃白鳥駅までの道中の大部分は国道117号です。何度も言いますが、雪の多さが今年の豪雪を物語っています。寒くなると思ったら快晴だったので汗だくになりました。
千曲川に沿うと、右手に廃道が現れました。今でこそ規格の高い道路ですが、昔はすれ違いに難渋したのでしょう。
そうこうするうちに、右手に小さな滝が現れました。ドライバーや飯山線の利用客はまず見つけられないでしょう。
いつしか集落に入り、道が二股に分かれます。右の細い道(矢印)に入って信濃白鳥駅にアプローチ。
この廃店舗を過ぎると、信濃白鳥駅に到着です。平滝駅から41分でした。
それでは駅舎撮影。平成20年12月11月築(財産標は平成21年1月)の、白樺がペイントされた三角屋根の駅舎です。
ドアを開けて駅舎の中へ。この時間帯は無人でしたが、委託駅で乗車券が販売されています。ベンチには座布団が敷かれ、おもてなしは温かいです。尚、反対側はトイレです。
窓口の上には、旧駅舎時代の駅名板が取り付けられています。旧駅舎は、白色の木造駅舎でした。
では時刻表を。上下それぞれ8本ずつです。この日(2013年3月9日)は森宮野原~十日町で除雪作業が行なわれたということで、14時4分発の越後川口行きが森宮野原折り返しとなっていました。
調査を終えても時間があったので、缶コーヒーを飲んだり駅ノートに記帳したりして過ごしました。申し遅れましたが、信濃白鳥駅は片面ホーム1面のみの構内です。11時45分発の131Dで越後川口方面に戻ります。キハ110-228のみで津南まで混雑していました。
12時37分に十日町駅3番線に到着。このまま13時29分発の187Dになるので小休止。
停車時間を無駄にすることなく、北越急行の駅舎にある駅そば店で昼食。前評判通りにコシのあるそばでした。
折角なので、入場券を払って北越急行のホームへ。ちょうど、681系N01編成である「はくたか10号」が通過していきました。
13時57分に越後川口駅に着いた後、上越線1739M(115系N2編成)~信越本線443M(115系N12編成+N8編成)と乗り継いで新津に帰りました。
飯山線のプチ駅巡りはいかがでしたか?上境駅と桑名川駅は機会があればレポートしたいです。飯山駅は、北陸新幹線の停車駅としてリニューアルされる予定です。
次は、「小海線全駅下車への道」をお伝えする予定です。
おわり
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