前回の記事で反映出来なかったですが、白山市の山田市長は一昨日、2024年春に松任〜加賀笠間間に開業する新駅の駅名を「西松任」に絞り込んだと発表しました。コミュニティーバスを乗り入れて、P&Rを整備するということです。
それはさておき。今春のダイヤ改正では、多くの快速列車が消えていきます。琵琶湖線の新快速も削減され、東京から「18きっぷ」1回分で九州まで辿り着けなくなります。今回は、快速信越についてお伝えします。
快速信越は、上りは「らくらくホームトレイン」、下りは「きたぐに」がルーツです。「きたぐに」廃止後は、下りが全車指定席の「おはよう信越」になりました。2015年の「北越」廃止後は、いずれも485系からE653系に変わっています。昨年の「らくらくトレイン信越」廃止後は、上下とも全車指定席の「信越」になりました。この時点で命運が決まったようなものです。
前置きはこれくらいにして、ダイヤ改正決定後から昨日までの快速信越にまいりましょう。尚、特記以外は新潟駅での撮影です。
2021年12月20日。3361MはH203編成でした。
2021年12月22日。3361MはH202編成でした。
2021年12月27日。3361MはH204編成でした。
2021年12月28日。3361MはH203編成でした。
2022年1月5日。3361MはH204編成でした。
2022年1月6日。3361MはH201編成でした。
2022年1月21日。新津駅にて3361Mを。H201編成でした。
折角なので、新潟まで乗車してみました。E7系を意識した、赤系のシートです。
チケットホルダーに指定券を入れて検札を受けます。今後、特急料金なしで乗車できるE653系は、「高田お花見号」くらいになります。
2022年2月1日。亀田駅にて3361Mを。H204編成でした。
2022年2月8日。越後石山駅にて3361Mを。H201編成でした。この3361Mは、当駅でATS切り替えのために一旦停車します。
2022年2月20日。越後石山駅にて3361Mを。H202編成でした。
2022年2月26日。新津駅にて3361Mを。H202編成でした。
2022年2月28日。越後石山駅にて3361Mを。H203編成でした。
2022年3月2日。荻川駅にて3361Mを。H201編成でした。
2022年3月5日。来迎寺駅にて3361Mを。H204編成でした。
2022年3月27日。越後石山駅にて3361Mを。H203編成でした。
2022年3月9日。3361MはH204編成でした。
2022年3月10日。亀田駅にて3361Mを。H201編成でした。
長くなりましたが、快速信越については以上です。今回は3361Mばかりでしたが、指定席料金のみでH編成に乗れるというのは可也の乗り得列車だったのではないでしょうか。
さて、3361Mの新潟着の時間帯ですが、通勤ラッシュのピークを少し過ぎた時間帯だったのではないでしょうか。そして、3361Mの新潟発の時間帯は21時近くでした。「働き方改革」が叫ばれており、飲み会も自粛のこのご時世では、この時間帯にライナー列車を設定するのは時代遅れだったのではないでしょうか。
話が変わりますが、伊豆急行は一昨日、4月29日に伊豆高原駅を中心に「アロハ電車」の撮影・乗車会を実施します。となると、「アロハ電車」は翌30日に本線デビューすることになります。
そういえば、明日であの東日本大震災から丸11年を迎えます。11年前のあの日、西日本では485系「雷鳥」のラストランで大フィーバーでしたが、東日本では太平洋側で巨大地震に襲われ、JR東日本管内の全路線がストップしました。その後の原発事故や避難生活は皆さまのご存知の通りであり、決して忘れることの出来ない重苦しい「花金」となりました。あれから10年半、三陸自動車道が全通し、三陸地方と仙台の所要時間が数時間も短縮されました。しかし、福島県浜通りでは放射線量が下がりが芳しくなく、川魚の出荷が出来ないでいます。日本国民いや世界の方々は、東日本大震災を決して忘れてはなりません。
昨年10月1日をもってE4系が運用を撤退しましたが、今度のダイヤ改正で上越新幹線のE2系は「とき」6往復、「たにがわ」2往復だけとなります。あの「とき480・481号」も「とき491号」もE7系に変わります。現在運用中の1000番代は、2002年12月の東北新幹線八戸開業で華々しくデビューしました。しかし、来年度には運用撤退と言われており、時の流れを感じずにはいられません。
さて、これからお伝えするのは、2022年1月以後のE2系です。この時期は、臨時列車で引っ張りだこでした。尚、特記以外は新潟駅での撮影です。
2022年1月3日。「とき318号」はJ64編成でした。
行先表示を。号数が表示されないタイプです。
「とき313号」はJ74編成でした。
「とき362号」はJ75編成でした。
「とき364号」はJ59編成でした。「とき320号」であるE7系F36編成と並びました。
2022年1月7日。「とき334号」はJ63編成でした。
「とき338号」はJ65編成でした。
2022年1月8日。「とき314号」はJ73編成でした。「とき316号」のE7系F36編成と並べました。
「とき318号」はJ63編成でした。
2022年1月12日。「とき334号」はJ70編成でした。
1号車のロゴを。八戸開業を記念して「りんご」です。
6号車のパンタグラフを。赤色のシングルパンタです。
10号車のロゴを。これまた「りんご」です。
J70編成の行先表示を。E7系と同様の表示で、英語でもデカデカと表示されます。
「とき338号」はJ63編成でした。
2022年1月15日。12時20分過ぎに新幹線ホームに行ってみると、J69編成の回送が今まさに発車するところ
「とき317号」はJ58編成でした。
「とき319号」はJ73編成でした。
2022年1月21日。「とき322号」はJ71編成でした。
「とき319号」はJ73編成でした。
2022年1月29日。越後湯沢駅にて「たにがわ406号」を。J74編成でした。
ガーラ湯沢駅に行って越後湯沢駅に戻り、「たにがわ408号」を。J54編成でした。
折角なので、乗車してみました。普通車は紫柄のシートです。
2022年2月5日。「とき318号」はJ75編成でした。
「とき313号」はJ70編成でした。「とき320号」のE7系F31編成と並べました。
2022年2月11日。「とき314号」はJ73編成でした。「とき316号」のE7系F34編成と並べました。
「とき318号」はJ75編成でした。
2022年2月19日。「とき322号」はJ75編成でした。
「とき319号」はJ60編成でした。
2022年2月23日。「とき314号」はJ64編成でした。
「とき318号」はJ65編成でした。
今や、上越新幹線はE7系の時代なのです。
長くなりましたが、上越新幹線のE2系については以上です。これを見ると、「いなほ6号」と接続する「とき318号」がE2系となっています。しかし、ダイヤ改正後は日中に新潟駅にやってくるE2系は「とき313号」など片手で数えられるだけになります。ただ、臨時列車が走る時期はこの限りではありません。そろそろE2系の「葬式鉄」が始まるでしょう。
東北新幹線でもE2系縮小の動きがみられます。新ダイヤを見たところ、「つばさ」併結の「やまびこ」は7往復に減少し、しかも単独運転の「やまびこ」「なすの」の大半がE5系での運転となっています。つまるところ、E2系はいよいよ終末期を迎えているといえよう。これからE2系の大淘汰が始まります。
話が変わりますが、JR東海の数少ない211系のセミクロスシート車であったK51編成とK52編成は昨日、西浜松に廃車回送されました。これで、JR東海の国鉄継承車は文字通りゼロとなりました。
東武鉄道では、3月6日に臨時特急「きりふり」のラストランが行われ、350系が定期運用を終了しました。次は、快速信越についてお伝えします。
3月に入り、新潟駅高架化工事は急展開を見せるようになりました。6月に全面高架化された後、いよいよ万代広場の改造とバスターミナルの移設が本格化します。そんな中、Cocolo東や本館の店舗の閉店ラッシュが始まろうとしています。
さて、これからお伝えするのは、2022年2月10日から今までの新潟駅高架化工事のあらましです。新A、B線の架線設置工事がたけなわを迎え、いよいよ新1番線の運用開始が近いなという感じです。びゅうプラザの閉店も合わせてご覧下さい。
2022年2月10日。旧万代口駅舎は、埋め立て工事が佳境を迎えてました。
2022年2月11日。8,9番線と在来線コンコースを結ぶ階段を上がった先には、何やら意味ありげな部屋割りが。
2022年2月14日。旧万代口駐車場は、精算機が取り払われてました。
2022年2月16日。新B線のトロリー線が完成してました。
駅構内に近づくと、新A線のトロリー線も完成してました。
Sta.n.d.Life Storeの前では、タイル張り替え工事が行われてました。
2022年2月19日。新1番線の架線には2つの銅線が取り付けられました。これだけ見ると、いつでも運用開始出来そうですが。
新万代口駅舎は、左側の4つの区画を除き、2階が白くなってました。
2022年2月21日。新A線のトロリー線が2本になっていますが、下のトロリー線が架線に付いてないですね。
2022年2月22日。新A線のトロリー線の下側も、架線に取り付けられました。
観光案内所の前の新しい萬代橋BRT乗り場は、土がならされてました。
現萬代橋BRT乗り場の一部では、コンクリートが剥がされて仮設通路と化してました。
現バス降車場の前では、新しい降車場が一部出来てました。
2022年2月23日。新万代口駅舎の4つのブースの内の2つで、足場の撤去が始まってました。
2022年2月24日。新A線では、架線の取り付け工事が行われてました。
新万代口駅舎は、足場が2ブースだけになってました。
新1番線には、何やら意味ありげな足場が。
2022年2月25日。南口に残っていたりゅーとチャージ機は、きれいに撤去されてました。
2022年2月27日。新1番線の停止位置目標が取り付けられました。
3両編成の停止位置も。115系は全面高架化後も存続?!
2022年3月1日。びゅうプラザは前日限りで閉店し、西改札口前の待合スペースも閉鎖されました。
Cocolo南の「明神そば きやり」は、3月27日をもって閉店することになりました。
そして、「中国家常菜 亜麵坊」は、3月31日をもってマツモトキヨシの前での営業を終了し、4月21日に現在の「きやり」の場所に移転するのです。
一方、新1番線の停止位置の足場はなくなってました。
2022年3月2日。旧びゅうプラザは、4月1日に駅たびコンシェルジュに生まれ変わることに決まりました。
Cocolo本館の「河川蒸気本舗」は、3月末をもって閉店することになりました。
旧万代口駐車場は、アスファルトが剥がされ始めました。
新萬代橋BRT乗り場は、アスファルトが剥がされて掘り起こされてました。
一方、新万代口駅舎は、2階部分が完全に真っ白になり、1階の足場が僅か2ブースだけになってました。
2022年3月3日。3月31日からGARESSO前の道路は、車の通行できなくなることになりました。
新万代口駅舎は、完全に足場が取れました。これから通路の接続という段階です。
新萬代橋BRT乗り場は、アスファルトの剥がれ具合は、何だか意味ありげな形状になってました。
旧万代口駐車場は、アスファルトが剥がされて、工事用車両が引っ切り無しに出入りするように。
で、Cocolo東のVIE DE FRANCEは、3月31日をもって閉店することになりました。これからは、Cocolo西N+の店舗に一本化されます。
長くなりましたが、新潟駅高架化工事の「いま」は以上です。万代広場の工事はいよいよたけなわといったところでしょう。今回移設される萬代橋BRT乗り場もほんの数年でしょう。2023年にバスターミナルが移設し、2025年に万代広場が生まれ変わるための準備です。Cocolo東の閉店ラッシュも。
さて、新潟駅の新1番線ですが、6月には本運用を開始する予定です。現在は、新A線のレールの締結を待つだけの状態になっているものと思われます。試験運用しなければならないので、今月末には信号が開通するでしょう。
最近の世相を見てみると、ロシア軍によるキエフ制圧が徐々に近づいています。次は、上越新幹線のE2系についてお伝えします。
JR四国及び徳島バスは昨日、阿南駅〜浅川駅間において4月1日より共同事業を行うと発表しました。具体的には、徳島バス室戸・生見・阿南大阪線の「阿南駅〜浅川」において、JRきっぷ(「18きっぷ」を含む)で指定されたバス停を利用する場合に限りJR四国の運賃で利用できるようにするものです。但し、現金でバス区間を利用する場合は、徳島バスの所定の運賃となります。
さて、本題に。10時37分に山都駅に到着。阿賀川を渡って県道43号を会津坂下方面へ。
「会津坂下11km」ですって鉄道で行くと大回りですが、車で行くと近いのです。但し、鐘撞堂峠を越えますが。
ということで、再び山都大橋を渡り、そばの里センターの方に戻ります。
今度は右折せずに、磐越西線のガードをくぐります。このまま進むとそば伝承館とかがありますが、あまりの雪の多さに行く気が失せました。
駅に戻りました。山都駅から出るバスは病院バスのみで、しかも平日のみの運行です。
待合室で見取り図を描いていると、喜多方方面のお客さんが次々とやってきました。ふと天井を見ると、あの名撮影場である一の戸川橋梁が福島遺産百選に認定されたという証書が
で、その一の戸川橋梁は、平成19年12月に近代化産業遺産に指定されました。一の戸川橋梁は、明治43年12月に建てられ、全長445m、高さ17mです。
出発の時間が近付き、ホームへ。ランプ小屋は、1m50cmはあろうかという雪の頭巾をかぶってました。
11時28分発の3221Dは7分遅れでやってきました。しかし、遅れ228Dと交換したため、10分遅れの11時38分に発車。大幅に遅れなくてよかった。
「GV-E400-6+GV-E401-11+GV-E402-11」の3両編成で、余裕で銚子の口の見える席に陣取りました。県境を越えてから持参のパンで昼食。
津川駅では停車時間がありましたが、遅れ232Dと交換した関係で4分遅れの13時46分に新潟駅3番線に到着。
「快速あがの乗り納めの旅」は以上です。今回は、阿賀町以東の大雪に翻弄されながらも、「あがの」を楽しむというミッションを果たすことが出来ました。
さて、今回の最大のポイントであった三川駅ですが、無人駅となりながらも、包括支援センターが併設されていたのは大きな発見でした。津川駅での掲示では「定期券を買うには五泉駅または喜多方駅でお願いします」となっていましたが、山都駅が委託駅となっていて何だか安心しました。
話が変わりますが、伊豆急行は今日、来月下旬にデビューする3000系電車(もと209系)の愛称及びデザインを発表しました。愛称は「アロハ電車」であり、ハワイ語で「ウミガメ」を意味する「ホヌ」柄が施されています。海側が赤系で、山側が青系の色分けになっています。
最近の世相を見てみると、新潟県など13県のまん延防止等重点措置が6日で解除される一方、東京都など18都道府県のまん延防止等重点措置が21日まで継続されることになりました。次は、新潟駅高架化工事の「いま」をお伝えします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
山都駅に行く前にニュースをお伝えします。京都市交通局は昨日、烏丸線用の新車である20系を3月26日に運転を開始すると発表しました。西陣織や京友禅など京都らしさが随所に織り込まれた車両です。これに伴い、「烏丸線20系車両に乗るっ」キャンペーンを実施します。京都市交通局は、2025年度までに10系電車の9編成を置き換えるとしています。これに伴って廃車陸送となった10系電車も発生してますし。
その4はこちら
さて、本題に。磐越西線3222Dは、18分遅れの10時37分に山都駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内です。ドアが開くと高い雪に阻まれており、降りるのに難儀しました。
跨線橋を渡り、袂のトイレで用を足して駅舎の中へ。委託ながらも駅員が配置されており、今乗ってきた3222Dがこの日の上りの1番列車だと言われました。
天井を見ると、SLばんえつ物語などの写真が多数飾られています。
それでは駅舎撮影。平成14年1月15日築の茶系の駅舎です。推定50cmほどの雪の頭巾をかぶっていました。
待合室の扉には旧駅舎の写真が。典型的な大正期の木造駅舎でした。
で、会津若松方には公衆トイレが。屋根には推定1mくらいの積雪が。野沢~喜多方間の運転再開が最後になったことを物語っているようでした。
では、時刻表を。1日11往復です(「SLばんえつ物語」を除く)。
51分の滞在時間で周辺散策。駅前は県道43号が通じています。正面には電気屋さんがありますが、左手には大衆食堂が。
駅前公園の東屋は、1mあろうかという雪の頭巾をかぶってました。会津の豪雪を物語っています。
とある民家にて。氷柱を写してみました。気温は氷点下でしょう。
除雪された道を山都大橋まで下ってきました。直進すれば西会津方面、左折すれば会津坂下方面ですが…。
話が変わりますが、2月26日の京成電鉄などのダイヤ改正で、都営浅草線用の5500形がアクセス特急として運転を始めました。これからは、歌舞伎カラーの都営車が成田湯川駅に顔を出すことが最早日常の光景となろう。尚、これに伴い、京急久里浜ゆきのアクセス特急が廃止されています。
そしてもう1つ。今春のダイヤ改正でE131系に染め上げられるとされる相模線ですが、去る2月25日を最後に205系が運用撤退していたことが判明しました。大トリを務めたのはR11編成とR12編成でした。仮に今日、「18きっぷ」で相模線に乗りに行っても、まず205系には出会えないものと思って下さい。
つづく