高原の庭物語

ペンションガーデンストーリーのオーナーのブログ。
趣味のガーデニングを中心に、自然の中での暮らしを綴っています。

遊歩道整備

2014年11月11日 | 季節の話題や身近な出来事など
 峰の原高原には、自然散策用の遊歩道が、いくつか整備されています。その内の1つ、緋の滝遊歩道の整備に行ってきました。


↑スキー場の駐車場近くに遊歩道の入口があり、2キロほどの周遊路になっています。
この遊歩道は、管理する人が決められていないので、ボランティアで整備しています。


↑私は見たことはありませんが、この辺りは月の輪熊の生息地と言われているので、
数百メートルおきに、「熊ベル」が設置されています。この熊ベルを鳴らしながら
前に進むというわけです。写真の熊ベルは壊れていたので、修理しました。


↑熊対策を兼ねて、ルーシーを連れていきました。


↑道の両側の枝を払ったり、木の階段を直したり、落ち葉を掃いたり。


↑途中、こんなに大きな木が倒れて、道を塞いでいました。


↑夏には倒れていなかったので、ここ数カ月の間に倒れたみたいです。


↑手のこしか持っていかなかったので、交代でのこぎりを
引いて、倒木を撤去。ちゃんと通れるようになりました。


↑これが緋の滝。昔、ふもとの村に住んでいた父と息子が、ここで炭焼きをしていると、
美しい女性が滝の上で糸を紡いでいる姿が見えた。父は「死んだお母さんは、緋色の糸を
紡ぎながらお前を育てたんだ」と涙を流した。ある日、とある猟師が「化け狐め」と、
その女性を撃ってしまった。すると女性の姿は消え、滝の上から緋色の糸が流れ落ちて
きた。以来、この滝は「緋の滝」と呼ばれるようになった、という言い伝えがあります。


↑実際、この場所では古くから炭焼きが行われ、渓流沿いに数十基の炭焼き窯が残って
います。写真の炭焼き窯は、炭が量産された昭和16~47年にかけて使用されました。




↑8の時を描く周遊路の交差地点に、コロボックルという石の置き物があります。


↑緋の滝の下流には、この小さな滝があり、ここが遊歩道の終点になっています。




↑これは日本に広く分布する「リョウブ」という木。樹皮の表面が縦長に
剥げ落ちて、その後、茶褐色に変化するので、こんな面白い模様ができます。


↑遊歩道の途中に立ててある、案内板の撤収作業も行いました。
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