「介護もトライアスロンも楽しんで」

95歳の母を介護の日々ですが、合間に走って泳いで、バイクにも乗って年数回のトライアスロン大会参加を目標に楽しんでいます。

蜘蛛さんの卵嚢その後

2015年11月08日 13時52分27秒 | 自然
10月31日の記事で書いた蜘蛛さん(ジョロウグモ)のその後です。

実家から自宅へ帰宅後、蜘蛛の巣が張ってある電信柱と庭木の間を見上げると、今まであったはずの蜘蛛の巣が綺麗さっぱりなくなっていました。私の車のドアミラーの下部に卵嚢を産み付けた蜘蛛さんは自分の蜘蛛の巣を片付けた後に私の車のドアミラーに移動してきたのでしょう。



ジョロウグモは10月~11月に産卵し、樹木や建物に卵嚢を作るそうですから丁度その時だったんですね。でもよりによって車のドアミラーにくっ付けることはないのにね~。

このままでは蜘蛛さんが移動中に振り落とされる可能性があるので捕獲して、そして卵嚢もドアミラーからそぎ落として蜘蛛さんと同じ場所に移してあげようと考えました。まずドアミラーごと袋で包んでその中に蜘蛛さんを落としました。




その後卵嚢をドアミラーからそぎ落として蜘蛛さんと一緒に庭先の花の上に乗せたのです。



こんな場所では蜘蛛さんにとっては安全ではないのでもっと安全と思われる場所を探したのですが庭先でそんな場所は見つかりませんでした。

すると蜘蛛さんは一目散に逃げ出してしまったのでした。まあ当たり前でしょうね。ブロック塀を伝って隣の家の庭へダッシュで去って行ってしまいました。卵嚢はそのままです。自然界ではこのまま冬を越して春先に孵化するのでしょうが、こんな場所ではいつかスズメか他の鳥たちの餌になってしまうかもしれません。でもどこに置けば安全なのかも分かりませんので暫く様子を見ようと思い、この場所に放置しておきました。

その日は夜にちょっと雨が降りました。翌日の朝この場所を覗いてみると残念ながらこの卵嚢は綺麗さっぱりと姿を消していたのです。想像通り鳥の餌になったのか、あるいは庭でちょろちょろと見かけるトカゲさんの餌になったのかもしれません。

残念でした。自然界の営みに人間が手を出すとロクなことにはなりませんね。でもあのままでも困ったものですからしかたありませんね。

実家の庭にはまだメスのジョロウグモが4,5匹います。彼女らはまだ卵嚢を作ってはいないので実家の庭では今後自然界の営みをみることができるかもしれません。春先に卵嚢から赤ちゃん蜘蛛が孵化してくるところなどが見れたらまた撮影してこのブログで紹介したいと考えています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする