今日はペースメーカー(PM)の定期外来の日で午前中に大和成和病院へ行ってきました。
いつもは受付後に処置室で採血をしてもらい、心電図とレントゲン撮影を行って次にPMの検査をし、最後に主治医の先生の問診になります。
でも今日は採血の後にPMの検査が先になり、その後心電図とレントゲン撮影という順番になりました。この順番は初めてのことなのですが、きっとPM技師の方の都合だったのでしょうね。私の検査後はPM技師の方やメーカーの方お二人は検査室に残らず検査機材と共に病室へとエレベーターで移動されて行きました。午前中のPM検査はどうやら私一人だったようです。
で検査結果ですが、心房細動は相変わらず起きているそうです。今回のPMに残されていたデータによりますと、深夜睡眠中1時間17分に渡って心房細動が起きていたとのこと。私が持参したトレーニング中のデータと比べてみましたが、運動中に発生している心房細動の回数と同程度の回数が運動中以外、就寝中や早朝などにも起きていました。
今までの結果と少し異なったデータだったようで、PMのミネルバ(MINERVA)機能をオンにするかどうかの判断を仰ぐために、PM技師の方が私の主治医の先生の居る診察室へと直ぐに向かっていきました。
5,6分して戻ってきたところで技師の方からMINERVA機能(抗頻拍ペーシング)についての説明がありました。
心房細動が起こった時にその心房細動を抑える為の機能がPMには備わっているそうで、設定をオンにすることで心房細動が起きた時には自動的に心房細動より更に早い拍動を心房に与えることでその心房細動を正常な動きに戻すことが出来るそうです。100%出来る訳ではないのですが、人により確率は70%、あるいは50%だったり30%だったりとまちまちだそうです。今日は取り敢えずこの設定をオンにして一度様子を見るとのことでした。
心房細動は不整脈の一種ですが、不整脈の中では性質の良くない部類に入ります。薬のせいで心房細動が起こる場合もあるようですが、私は一切薬を飲んでいないので自身の心臓の不具合が起因しているということです。
今回このMINERVA機能を新たに設定した関係で次回の検査は6か月後ではなく、3か月後にすることになりました。次回の検査は5月17日です。
次回は心房細動が起きた時にPMがどう反応し、その結果どうなったのかと言うデータが見れるので楽しみではありますね。
さて、今日のその他の結果です。
Total VP 16.6%
As-Vs 44.6% 自脈でAもVも動く
As-Vp 2.4% Aだけ自脈
Ap-Vs 38.8% Vだけ自脈
Ap-Vp 14.2% AもVもPMで動いている
AT/AF 2.3%
A=心房、V=心室、s=センシング、p=ペーシング
Monitored
VT 91回
Fast A&V 539回
AT/AF 421回
コメント欄:af max 1時間17分 MINERVA On
電池残量は概ね後5年6か月分ぐらいだそうです。今年7月で丸5年が経ちます。なのでこのまま行けば私のPMは10年間動いてくれることになります。多少早めに交換するのでしょうから5年後に交換の手術と言うことですね。