
カッラーラ絵画館でたっぷり名画に浸った後、バスでバッサの街に向かった。アルタに戻るには急坂を上らねばならないので、どうせバスに乗るなら下の街経由で行こうと思ったからだ。

バッサの街は20世紀初頭に新しい都市計画に基づいて開発された都市なので、公園がゆったりと広がったりして、アルタの旧市街とは対照的。
ジャコモ・マッティオッティ広場からはアルタの建築群が、まるで2階に陣取ったかのように高く並んでいるのが眺められる。
バッサの建物があるために隠れてしまっているが、2つの街の間は城壁で仕切られている。

少しアルタの街をアップしてみる。やはり迫力ある眺めだ。

ヴィットリオ・エマヌエーレ2世通りは道幅の広いメインストリートだ。

公園を散策していると、変わった彫刻を見つけた。逆さ吊りの人をもう1人の人が見つめている。

また、パリ・ルーブル美術館にあるニケの像に似た、顔のない翼だけ像も。

その隣には、自転車レーサーーのような姿。現代的な作品がいろいろある。

公園では市民たちがベンチに座ったりしながら談笑する姿もあちこちで見かけた。まさにここは憩いの場として機能しているようだ。

近くに教会も見つけた。

そのファザードにはかなり細かな彫刻」が施されていいた。

さらにその扉を見ると、キリストとマリア像とみられるレリーフもあった。
あまりちゃんとは見られなかったが、バッサの街もなかなか魅力的なのかもしれない。