夜も少し時間が経つと青いライティングがプラスされるというので、改めて通りを戻ってみた。
少し近づいてみる。その迫力がさらに実感できる。
画面全体が青に包まれ、中央部分で大聖堂がその存在を主張する。なかなか見られない光景に出会えた。
次にゴルデーヌ広場へ向かう。
途中の壁面も青一色に塗りつぶされている。
一か所だけ黄色にライトアップされた通りがあった。
そこを過ぎると、見えてきたゴルデーヌ広場。季節は秋なのにまるで冬の夜中を思わせるような、ひんやりした光景に見える。
木組みの家々はドイツ風の趣を持っている。
それにしても人がいないなあ。それだけに一層神秘的とさえいえる静かで吸い込まれそうなたたずまいに包み込まれた印象だ。
そんなわけで、素晴らしい風景を一人独占した思いで夜の散歩を楽しんだ。