長谷寺本堂の舞台と反対側に回って本堂空間を見ると、仏様の座像がちょうどシルエットになっていた。その先は新緑と白い桜の花びらが入り混じって、美しい背景を形成している。思わず手を合わせたくなる瞬間だった。
さあ、戻ろう。また階段を歩き始めた。
横を見ると、小さな祠を取り囲むように桜。
反対側には石灯籠がずらりと並ぶ。
途中、開山堂への階段があった。長谷寺を開山した徳道上人を祀る建物だ。でも階段は相当に長そう。今日は室生寺から長谷寺と、相当の階段を歩いてきたばかり。途中で倒れても大変なので、これはパス。
それにしてもこの周辺は素晴らしい風景が展開されているなあ。
階段を下り切ったころに、ずいぶん枝ぶりの良い桜の木も見つかった。
そのすぐ近くでは真っ白い花も満開。これは何だろう。モクレン?それともコブシ?
その花びらが路上に散り積もっていた。
長谷寺はこれだけでなく、牡丹、しゃくなげ、藤など季節によってさまざまな花が山内を彩り「花の御寺」と称される。
今日はその一端を味わわせてもらえて幸せだった。