東大寺・二月堂では、張り出した舞台の椅子に座って休憩を取りながら、眼下に広がる奈良の景色を楽しんだ。 まずは大仏殿の屋根。
境内に広がる桜の合唱。
すぐ手前にも咲きこぼれる花の大群が・・・。
遠方には霞が出てきたようだ。
釣り灯籠には風情が感じられる。
舞台にある烏帽子がかすかな日差しに反応して輝いていた。
社殿にはこんな板絵が掲げてあった。
舞台横には背の高い灯篭も飛び出している。
反対側の建屋には鬼の面が下界をにらんでいた。これは迫力あるなあ。
その先には、屋根のついた階段があった。長谷寺と同じように雨露も気にならずに上り下りできる階段だ。
石造りの階段で、長年使われてきてあちこちすり減っているのが、歴史を感じさせる。
そうこうしているうちに日が傾きだし、空が色づき始めた。ぼちぼち街に戻ろう。