2017年に大阪の中心部に開業したコンラッドホテル。その38階から39階にかけて設けられたのが、この階段。まるでひるがえる白いリボンの軌跡のように、ふんわりと円を描いた形は、さすが高級ホテルのエントランス、と感心する。
絶妙なカーブの具合がすばらしく、見とれてしまう。
外観は白一色だが、階段そのものは淡いブラウンに模様が入っていてスタイリッシュ。
階段に足を踏み入れる前にいったん立ち止まって眺めると、側面の壁が高くなっていて包み込まれるよう。
38階は広いロビーとなっている。都心に建つ高さ200mもの御超高層ビルだけに、眼下には大阪都心部ビル群の風景が広がる。
「夢への導入路」といった言葉が思い浮かんだ。
同じエリア内にある大阪ファスティバルホールは、1958年に完成したコンサートホールが2012年に二代目のホールとしてリニューアルされたものだ。正面エントランスを入ると、高級感あふれる赤い空間が待っている。
広い広い階段。一段ごとに金の枠で縁どられた段が広がり、奥行きも実際以上に深く感じられる。
まるでこの階段そのものが、ドラマチックな演劇が展開される場所ではないか、と勘違いしてしまいそうなゴージャスさだ。
両側は特製レンガで囲まれており、一層の豪華さを思わせるのに一役買っている。
少し暗めの照明に浮かび上がるレッドカーペットのイメージ。見逃せない大階段だ。
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