極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

エネルギ-と環境 ⑥

2024年09月02日 | ネオコンバ-テック

彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救った
と伝えられる招き猫と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦国時
代の軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと)と兜
(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ-。ひこにゃんのお誕生日

は、2006年4月13日。



【季語と短歌:9月1日】
             震災忌颱風十号問いし謎 
                       高山 宇(赤鬼) 


【今日の短歌研究 ㉕】
現し世に吾が生きたればみちのくの暖野にともす小夜の灯火   菊池知劣
笹拘に乗せて流しし幼年の夢育つなく消ゆることなく      坂非時哉
落葉ふかき坂の半ばになちふLまるかなだより来し風の衝迫   宮 原敞
ひそやかに桜一片敗りてゆく地球の引力まだ眠るとき      庄山澄了
いつの日かことは忘れむ活すことなくは五月の風を聞きゐる   葉府左子
ミサイルが飛んでくるよとアラートはツグミ.羽が窓に自爆す  梼松靖彦
草を引く指の汚れに思ひみる無人戦闘機を操作する指      伊藤順子
月あかりに鮭は十されてわずかずつ海の方へとそり返りゆく  鷹芦真智子
忘れたきことたたみしか鶴はいま紙に還りてすこしふくよか 小笠原小夜子
見るからに旨さうなもの美味しくて裏切りのなし
成城石丼    森 藍火
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※清冽な現代抒情への志向」と「清新な個性発揚の場を拓くにことを目
標に月刊誌コ天象」を拠りどころに活動。伝統的作風の良さを重んじ、
さらに現代詩を展開して幅広い作品活動を行う「天象短歌会」(主宰 宮
原勉 編集発行人 森 藍火 形態 結社 創lリ昭和2年 菊池知勇)
会の活動は、全国大会・作品研究会・支部歌会・隔年に全会員参加の合
㈲歌集『群翔才能時天象企画叢書の刊行など。他に毎月「テーマ制作に
として題詠作品参加を実施。
うたの背景としての日常生活・精神生活の場から生み出されるエッセイ
や持論なども大切にしている。自己の探求・自己の確立を求めて出発し
た短歌がいま、発想から表現に到るまで豊かな個性の発揚の場となって
いる。



【最新特許技術 ⑤】
今回は,ペロストカイト太陽電池製造技術の適応展開の創生事業と新規
材料展開インパクトの可能性を考察してきたが、「氺・海水循環」「超

純水製造」「水素製造」の関連技術を考察する。
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1.特開2024-36946( 超純水製造装置及び超純水製造方法 オルガノ株式
   会社
【要約】
図1のごとく超純水製造装置100は、一次純水などの被処理水を受け
入れる一次純水タンク110と、一次純水タンク内の被処理水を給送す
るポンプ120と、ポンプの2次側に設けられた紫外線照射装置140
と、紫外線照射装置の後段に設けられて少なくとも溶存酸素を除去する
溶存酸素除去装置10を備え、製造された超純水の少なくとも一部が一
次純水タンクに循環する。溶存酸素除去装置は、陽極11及び陰極12
と、陽極と陰極との間に配置されてイオン交換体が充填された溶存酸素
除去室23と、を有し、イオン交換体の少なくとも一部は金属触媒が担
持されたイオン交換体であり、陽極と陰極との間に直流電流が印加され
ることで、超純水の製造において、被処理水中に含まれる微量の溶存酸
素などの酸化性物質を効率よく除去でき、さらに溶存水素濃度も容易に
管理できて、良好な処理水質を安定して得る。

図1 超純水製造システムの構成の一例を示すフローシート
【符号の説明】
10 溶存酸素除去装置  11 陽極  12 陰極  21 陽極室  

22,24 濃縮室  23 溶存酸素除去室  25 陰極室  26 脱
塩室  31,33,35 カチオン交換膜  32,34 アニオン交換
膜 100 超純水製造装置 110 一次純水タンク 130 ポンプ
140 紫外線照射装置 150 ブースターポンプ 160 非再生型

イオン交換装置 170    限外ろ過膜装置
【発明の成果】

【特許請求範囲】
【請求項1】 被処理水を順次処理して超純水を製造する超純水製造装置
であって、 前記被処理水を受け入れる受け入れ部と、 前記受け入れ部
の出口に接続されて前記被処理水を給送する第1のポンプと、 前記第1
のポンプの2次側に設けられて前記被処理水に対して紫外線を照射して
紫外線酸化処理を行う紫外線照射装置と、前記紫外線照射装置の後段に
設けられて前記被処理水に含まれる少なくとも酸化性物質を除去する酸
化性物質除去装置と、前記酸化性物質除去装置の後段に設けられて前記
酸化性物質除去装置の出口水を給送する第2のポンプと、を有し、製造
された超純水の少なくとも一部が前記受け入れ部に循環し、前記酸化性
物質除去装置は、 陽極及び陰極と、 前記陽極と前記陰極との間に配置
されてイオン交換体が充填され、前記被処理水が通水する溶存酸素除去
室と、前記陽極と前記陰極との間に直流電流を印加する電源装置と、を
有し、前記溶存酸素除去室に充填されている前記イオン交換体の少なく
とも一部は金属触媒が担持されたイオン交換体である、超純水製造装置。
【請求項2】 前記溶存酸素除去室から排出される処理水の溶存水素濃度

を測定する測定手段と、前記測定手段での測定値に基づいて、前記溶存
酸素除去室に導入される前記被処理水における水素濃度を制御する制御
装置と、をさらに備える請求項1に記載の超純水製造装置。
【請求項3】前記制御装置は、前記電源装置を制御して前記陽極と前記

陰極との間に印加される電流値を変化させる、請求項2に記載の超純水
製造装置。
【請求項4】前記酸化性物質除去装置は、前記陰極が設けられた陰極室
を有し、前記酸化性物質除去装置を通水する前記被処理水の少なくとも一
部は、前記陰極室を通水した被処理水である、請求項3に記載の超純水
製造装置。
【請求項5】前記超純水製造装置は、前記酸化性物質除去装置の後段に

設けられた限外ろ過膜装置をさらに備え、前記酸化性物質除去装置は、
前記溶存酸素除去室に隣接して設けられた少なくとも1つの濃縮室と、
前記陽極が設けられた陽極室と、を有し、 前記限外ろ過膜装置から排
出された濃縮水が前記濃縮室及び前記陽極室に供給される、請求項4に
記載の超純水製造装置。
【請求項6】 前記溶存酸素除去室は、前記陽極である電極板、前記陰

極である電極板、及びイオン交換膜のいずれか1つ以上で区画されてい
る、請求項5に記載の超純水製造装置。
【請求項7】被処理水を順次処理して超純水を製造する超純水製造方法

であって、 前記被処理水を加圧して給送する第1の加圧工程と、前記第
1の加圧工程により給送された前記被処理水に対して紫外線を照射して
紫外線酸化処理を行う紫外線照射工程と、前記紫外線照射工程の出口水
に含まれる少なくとも酸化性物質を除去する酸化性物質除去工程と、前
記酸化性物質除去工程の出口水を加圧して給送する第2の加圧工程と、
 製造された前記超純水の少なくとも一部を前記紫外線照射工程の前段に

循環させる工程と、を有し、前記酸化性物質除去工程は、陽極と陰極と
の間に直流電流を印加する工程と、前記陽極と前記陰極との間に配置さ
れてイオン交換体が充填されている溶存酸素除去室に前記被処理水を通
水する工程と、を有し、前記溶存酸素除去室に充填されている前記イオ
ン交換体の少なくとも一部は金属触媒が担持されたイオン交換体である
、超純水製造方法。
【請求項8】前記溶存酸素除去室から流出する処理水の溶存水素濃度を

測定し、測定された溶存水素濃度に応じて前記陽極と前記陰極との間に
印加される電流値を制御する、請求項7に記載の超純水製造方法。
【請求項9】前記溶存酸素除去室を通水する前記被処理水の少なくとも

一部は、前記陰極が設けられている陰極室を通水した被処理水である、
請求項7または8に記載の超純水製造方法。

2.特許第7513213号 超純水製造装置及び超純水製造装置の運転方法 
 栗田工業株式会社
【要点】
本発明は第一に、一次純水装置と、この一次純水装置で処理された一
次純水をさらに処理する二次純水装置とからなる超純水製造装置であ
って、前記二次純水装置は、前記一次純水に紫外線を照射して第一の
処理水を生成させる第一の紫外線酸化装置と、前記第一の処理水を処
理して第二の処理水を生成させる白金族金属触媒樹脂装置と、前記第
一の紫外線酸化装置の入口側に設けられた一次純水のTOC濃度を計
測する第一のTOC計と、前記第一のTOC計の測定値に基づいて前
記第一の紫外線酸化装置の出力を制御可能な制御手段とを有する超純
水製造装置を提供する(発明1)。

図1本発明を適用可能な超純水製造装置を示す概略図

【符号の説明】
1 超純水製造装置 2 前処理装置 3 一次純水装置 4 二次純水

装置(サブシステム) 5 ユースポイント 11 タンク 12 逆浸
透膜装置 13 紫外線(UV)酸化装置(第二の紫外線酸化装置)
14 再生型イオン交換装置 15 膜式脱気装置 16 予熱器 17
配管 21 サブタンク 22 ポンプ 23 熱交換器 24 紫外線
酸化装置(第一の紫外線酸化装置)25 白金族金属触媒樹脂塔
26 膜式脱気装置 27 逆浸透膜装置 28 非再生型混床式イオン
交換装置 29 限外濾過(UF)膜(膜濾過装置) 30 送給管
31 返送管 41 第一のTOC計 42 過酸化水素計 43 溶存
酸素計 44 第二のTOC計 45 制御手段 46 第三のTOC計
47  第四のTOC計 

3.特開2021-102200 純水製造方法、純水製造システム、超純水製造

 方法及び超純水製造システム 野村マイクロ・サイエンス株式会社
【要約】脱炭酸装置しては、脱気塔、真空脱気塔、脱気膜等が存在する
が、電気脱イオン装置の前段に設置する脱炭酸装置としては、薬液不使
用で運転可能で、かつ装置が小型であるということ、炭酸の除去能力が
高いこと、さらに、DO(溶存酸素)も除去可能という観点から、脱気
膜を用いた膜脱気装置(MDG)が用いられることが多いが、この膜脱
気装置は、多数の中空糸を束ねた中空糸膜からなり、この中空糸間の隙
間は、例えば150μm程度と狭くなっている。そのため、膜脱気装置
は異物に対して脆弱な構造である。 以下略

図1
【発明の効果】

以下略
                       このシリ-ズつづく

 懐かしの映画音楽 『カン・カンより アイ・ラヴ・パリ』





● 今日の寸評:森を見て木を見ず
 環境問題問題を考えている割には、周りにはその気配がないと言うこ
 で園芸関係を一気に、電動化することに決める。まずは、除草機と剪
 定機の「完全電動化」。問題は「コスパ」。そうです、「完全再エネ
 化」という「森」を身近な「木」からという10年経過です。




お悔やみ】 南町の吉岡幸弘様が逝かれた。コロナパンデミックの直
 前で「サロン」の活動の中核者でで、色々とご指導戴いた。背筋が通
 ったおかたで、JRの駅長、黄綬褒章授与されていた。長い間有り難う
 御座いました。享年八十八                合掌
   
                           
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