先週の話になるが、小2の息子の参観懇談会に行った。
息子のクラスには、Kちゃんという車椅子を使用している女の子がいる。
Kちゃんのお姉ちゃんとうちの小5の娘は、同学年ということもあって
どういう事情で車椅子を使用しているかということは、大体知っていた。
だから息子がどういう風にKちゃんと接しているか大いに関心があり、参観を見学した。
懇談会で、担任のI先生やKちゃんのお母様が、クラスの様子を話して
下さって、一同びっくり!!
みんな当たり前のように、Kちゃんに対して手伝っているというのだ。
障害者だからという観点からではなく、「クラスの仲間」という目で
Kちゃんに接しているのだ。
そう、さりげないのだ!
また、女の子より男の子の方がもっとさりげないらしい。
女の子は「お世話してあげる!」って感じだが、男の子は
だまってすっと手伝ってあげるらいしい・・・・うっかっこいい!!
そういえば、息子の口から「kちゃんのお手伝いをした」なんて言葉は
一言も出ていない。
体育とかでドッジボールをやるのにも、このクラスは
「Kちゃんルール」でドッジボールをやっているそうだ。
なんだか「五体不満足」の乙武さんの小学生時代の話を思い出した。
乙武さんも「おとちゃんルール」というのがあったそうだ。
そんな話をいっぱい聞かされて、とてもあったかい気分になった。
Kちゃんのお母様は
「Kがこのクラスが楽しいと喜んでます。これからも宜しくお願いします!」
と、おっしゃってたが、とんでもない!
逆にこちらの方こそ、とてもいい生きた学習をさせてもらい
感謝の気持ちでいっぱいだ。
他のお母さんが私たちの気持ちを代弁してそう発言しておられた。
帰って、子供に「Kちゃんのお手伝いみんなでやってるんだ~すごいね」
と話したら、息子は真顔で
「そんなの当たり前じゃん、改めていうことないぞ、ママ」
・・とはっきり言った。
子供には、本当に垣根がないんだ。
大人の我々のほうが、変に垣根つくっちゃってるんだ。。。
反省・・・
この日は、本当に学ぶことが多かった。
息子がとっても頼もしく誇らしく見えた1日でもあった。
この心豊かな気持ちが、大きくなっても持ち続けて欲しいと
母は切に願うのである