今週は、発表会に向けての最後のレッスンが続いてます。
本番の感じに少しでも慣れてもらおうと、先週から今週にかけては
グランドピアノの蓋を全開、照明も照らしてやっています。
これだけで、ずいぶんと雰囲気も変わります。
蓋開けると、音はずいぶん違います。(当然開けた方がよい音色が出ます!)
「わぁ~これだけでドキドキしてきた」「先生、蓋落ちてこない?」
「音がおっき~~い!」・・・・と、みんな反応も様々です。
ピアノは、他の楽器と違って、自分のピアノを持っていけませんね^^;
バイオリンやフルートやトランペットとかは、発表会があっても自分の楽器で
弾けるわけですが、ピアノは違います。
会場のピアノを使用するわけですが、ピアノはご存知のようにとってもデリケートな楽器。
1台1台、どれもびみょ~に音も鍵盤のタッチも違うわけです。
だから、発表会で100%出せるのは、よほどのことでないと弾けっこないと
いうのもうなずける訳です。
プロのピアニストは、そうはいきませんけどね。
生徒さんにもよく言ってるんですが、
「100%弾けなくても大丈夫!ミスは誰でもあるんだから。
大切なのは、自分の音楽がひけたかどうかなのよ。」と話してます。
私も人前で弾く時、なかなか完璧になんてそうありません(恥ずかしながら)
でも、自分の音色が出せてるか?これには執着してます。
人前で弾いて、「気持ちがこちらでまで伝わってきました!」
なんて言ってもらえると、とっても嬉しい気持ちになります。
そんな気分を、私の生徒さんにも味わってもらいたいです