<2月の鑑賞予定映画>
~真実は、生中継で暴かれる~
2016年 アメリカ映画 PG12指定 (2016.06.10公開)
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 上映時間:99分
監督:ジョディ・フォスター
制作:ジョージ・クルーニー
脚本:ジェイミー・リンデン
脚本・原案:アラン・ディ・フィオーレ/ジム・カウフ
撮影:マシュー・リバティーク
プロダクションデザイン:ケヴィン・トンプソン
音楽:ドミニク・ルイス
出演:ジョージ・クルーニー/ジュリア・ロバーツ/ジャック・オコンネル
ドミニク・ウェスト/カトリーナ・バルフ
<見どころ>
『リトルマン・テイト』『それでも、愛してる』で、監督としても高い評価を得ている
ジョディ・フォスターがメガホンを取ったサスペンス。拳銃を手にした男による
財テク番組占拠事件の行方と、その裏に隠された驚がくの真実を活写していく。
『マイレージ、マイライフ』などのジョージ・クルーニー、『エリン・ブロコビッチ』などの
ジュリア・ロバーツ、『不屈の男 アンブロークン』などのジャック・オコンネルらが
顔をそろえる。彼らが織り成す濃密なストーリー展開が観る人を引き付ける。
<ストーリー>
リー・ゲイツ(ジョージ・クルーニー)が司会を務め、その巧みな話術で株価予想や
視聴者への助言を行う高視聴率財テク番組「マネーモンスター」。番組ディレクターの
パティ(ジュリア・ロバーツ)の指示を聞かず、アドリブ全開でリーが生放送に臨む中、
拳銃を手にした男カイル(ジャック・オコンネル)がスタジオに乱入してくる。
彼は番組の株式情報によって財産を全て失くしたと憤慨し、リーを人質に番組を
ジャック。さらに放送中に自分を陥れた株取引のからくりを白日のもとにさらすよう
パティに迫るが……。(以上、シネマトゥディより)
<感想>
生放送のTV番組が犯人にTVジャックされる、というスリリングなお話なんですが
いまいち緊迫感に欠けたのは、なぜかしら?^^;
犯人役のジャック・オコンネルの顔がのせい?
適当な情報を流すメディアも、それを鵜呑みにする犯人もどっちも共感出来ないが
実際に今の情報社会もそんな風潮ですよね。その点は、深く考えさせられます。
G・クルーニーの軽薄キャラ強烈(笑)こういう役、ほんとハマりますし
ジュリア・ロバーツの存在あってこそ、彼のキャラが生きたと思います。
結局、一番犠牲になるのは経済弱者というのが、なんとも切ない。
99分という尺度も良かったです。
ジョディ・フォスター監督、女性ですが男前な作品。
点数:7点 (10点中)