<4月の鑑賞予定映画>
~犯人は、まだ昭和にいる~
2015年 日本映画 (2016.06.11公開)
配給:東宝 上映時間:119分
監督:瀬々敬久
原作:横山秀夫
脚本:瀬々敬久/久松真一
脚本協力:井土紀州
音楽:村松崇継
出演:佐藤浩市/綾野剛/榮倉奈々/瑛太/三浦友和/永瀬正敏
吉岡秀隆/仲村トオル/椎名桔平/遠藤賢一/奥田瑛二/夏川結衣
緒形直人/窪田正孝
<見どころ>
「クライマーズ・ハイ」などで知られる横山秀夫の原作を基に、『感染列島』などの
瀬々敬久監督と佐藤浩市主演で映画化した犯罪ドラマの後編。
昭和時代の最後の1週間にあたる昭和64年に起きた未解決誘拐事件と、新たに
発生した類似の事件の謎に迫る。県警の広報官を演じる佐藤のほか、綾野剛、
榮倉奈々、永瀬正敏、三浦友和ら豪華キャストが集結。事件の行く末はもちろん、
警察と記者クラブとの摩擦や警察内の対立、主人公の娘の行方など怒とうの
展開に目がくぎ付け。(以上、シネマトゥディより)
<感想>
「64-ロクヨン-前編」→感想記事
前編が良すぎたのかしら?なんか失速感を感じてしまった。。。。。
雨宮のシーンが無駄に多いような・・・・・。
前編は、広報班と新聞記者達の攻防が凄く緊迫感あってよかったのに、後編
すっかり牙抜かれた感も感じたし・・・・。
そもそも犯人の動機描写が、ひじょーにざっくりしていて、こんなに時間費やして
それ???って感じ。「そんなのわかるわけない!」と犯人、叫ぶシーンありますが
こっちが言いたい!と、見ながら心の中でツッコんでしまいましたわー。
三上が暴走したおかげで、あの女の子は最悪な形で、自分の父親が捕まえるのを
目の当たりにしてみてしまいますが、あのシーンは辛かったな・・・・・。
あんな暴走するから娘も出て行っちゃうんだよ。
あの叫び声は、悲しすぎて今でも印象に残ります。
ある意味、この女の子の演技が後編で一番光ってたかも。
前半が凄く緊迫した展開だっただけに、ちょっと拍子抜け?の後編でした。
俳優さん達の演技は見ごたえありましたが、無駄な演出が多かったので
多少長くてもいいから、1本にまとめた方が良かったように思いました。
点数:7点 (10点中)